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内観研究所 初回が終わって

正直に生きる、ジャッジしない、自分の気持ちを言い切る。
こんな事がとんでもなく難しいことだとは、思ってもみなかった。

内観研究所(15期)の初回が10月9日の午後に開催された。その時の出来事に関しては冒頭の感想が全てである。
私は2時間の間、矛盾したことを口にし、何かのせいにし、そして誰も責めていないのに言い訳をしていた。

「そんなつもりじゃなかったのに」
と(ことあるごとに)言っている人を見て冷笑したことのある人は何人もいるだろう。私だってそうだった。
誰も言い訳をしようと思って生きているわけじゃない。だが、ここまで自分の意見を聞かれて(誰からも否定を去れない安全な場であるにもかかわらず)追い詰められたような気持ちになったことは、小学校の学級会以来である。

失語症になったのかと思うくらい、言葉を紡ぐことを生きがいとし毎日何かを書かずにはいられない私が、何も言えなくなった。
止められていないのに、枷を作っているのは私だった。


ここで一つ、気が付いたことがある。
「聞かれたことに対して、随分上からの抽象的な答えを返している」という指摘を受けたのだが、これは今年受けた昇格試験の落選理由で同じ指摘をされたのだ。

一先ずは、シンプルに事象を受け止め、感じたことを記録していく。
そこからスタートしようと思う。
何もかもすぐに手に入れようとせず、着地点を決めておくことを心に誓った回でした。

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