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【続 ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い】 作:シェル・シルヴァスタイン

読書記録

【続 ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い】 

作:シェル・シルヴァスタイン 訳:倉橋 由美子

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おとなの絵本として有名なこちらの作品。

皆さん、読んだことありますでしょうか⁇


おとなを演じるのが上手な人、下手な人、、、、。

誰もが"童心"を道連れに旅をする。

探しものは何ですか。

ビッグ・オーに出会いましたか。

『ぼくを探しに』に続く、大人の童話Part2‼︎

(本書帯参照)


最初、この絵本を読んだとき、

"この本の伝えたいことはなんだろう、、、"

ものすごく考えました笑


あとがきを読んでもなんだかピンとこなくて。

何度も何度も繰り返して読むうちに、

心にストンと落ちてきました。


『自分が完成していれば、窮屈に感じないんだ。

等身大の自分でいることが、自由であることなんだ。』


色んな試行錯誤を繰り返して、自分に合う相手をみつける"かけら"。

最後に出会う、ビッグ・オーの一言で変化が起きる。

私は、自分自身の自己成長と重ね合わせて読んでいました。

ただ、【訳者あとがき】違う視点から述べていました。


【訳者あとがき】では、

かけら→男性🚹

ビッグ・オー→女性🚺


と述べています。


おもしろい笑


最後に丸になれても、"かけら"は"かけら"。

ビッグ・オーのようにはなれない。


最近、女性が活躍していくことに世界が目を向け始めているなと感じています。

私自身も女性なので、女性の魅力に注目が集まっていくことはとても嬉しいです。


ただ、この作品のように

『元かけらのスモール・オー』

『もともと大きなビッグ・オー』ではなく、

両方とも同じ大きさのオーになって一緒に転がる世の中。

性別は関係なく、人として評価されていく世の中になるといいなと思います。


私もビッグ・オーのように素敵なマルイ女性になりたいな、、、、。笑


ぜひ、色んな解釈が出ると思うので読んでいただけると嬉しいです。







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