見出し画像

あきらめたら、そこで試合終了ですよ

上には上がいる。
でもだからって、あきらめる必要はない。
今、あなたがいる場所だから届けられる人がいる。


わかりやすい例で言えば、親子関係。
子供からしたら、唯一無二の存在である親の言葉には、自動的に特別な響きが付加される。
それがどんな親であっても。

そこに強く影響を及ぼすのは、親自身の世間的な評価じゃなくて、親子の関係性。
良好であれば、金言として受け入れられるけど、険悪であれば、小言として無視される。
関係性によって伝わり方が変わってしまう。
発言の質が問われるのは、その先の話。


何かを始めようとする時、何かを伝えようとする時、自分にはその資格がないと思い込んでやめてしまう人が多い。
世間的に広く認められていないから、届けられないと諦める。
大したものを持っていないと自分を過小評価する。

でも、全然そんなことない。
業界の第一人者と呼ばれる人だって、初めは身近な所から始めて、徐々にその輪を広げ、今のポジションに登りつめただけだ。
今のあなたが大物じゃなくたっていい。
全ての人が卓越したものを求めているわけでもない。

そして今の時代、あらゆるニーズが世界的につながっている。
様々なジャンルに細かなニッチがあり、そこにはまだ満たされていないニーズとウォンツがある。
問題なのは、そことつながれていないことだけ。


今のあなただからこそ、届けられるものがあって、(それは誰でも持っている)それを必要としている人が必ずどこかにいる。

その価値に気づいていないのは、あなただけ。
みたいなことがよくある。
人は自分自身の持っている価値には気づきにくい。
人間ってそういう風にできているから。

つながるためには、まずは出すこと。
出さないことには、見つけてもらうこともできない。
それは存在していないことと同じ。
宝の持ち腐れ。

勇気を持って一歩を踏み出せば、思ってもみなかったような、自分自身の価値を再発見することができる。
そして、それを欲する人とつながることで、世界がひらける。


上には上がいる。
そうやって絶望することは簡単なこと。
一人ぼっちで閉ざされた世界に隠れていても、何も始まらない。
まずはどんな形であれ、声を発してみること。
そうすれば、必ず誰かが気付いてくれる。
そうすることでしか、上には行けない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?