アダルトコーナー売上No.1‼️
昔話を少々☺️
15年以上前の話だけど、フリーターをしてた時の話。
映画が好きで、某ツタヤのバイトをしていた時、レンタル部門の担当だったので、コーナー組みとかをしていた。
その時の、レンタル部門担当の社員さんとパートさんが、みんな女性だったので、アダルトコーナーは完全に自分に任されていた。
ツタヤでバイトする前は、普通の映画とアダルトビデオの割合が、普通のレンタルビデオ店の逆!っていう、アダルトビデオ専門店みたいなとこでバイトしてた経験もあった。
そこでの経験を生かして、本部から送られてくるコーナー組みの指示とは別に、店員オススメコーナーとかを自作で作っていた。
当時、まだあまりメジャーじゃなかった、カリスマ素人女優の企画モノの出演作品を、在庫である準新作や旧作の中から探し出してまとめたり、個人的にハマった作品の抜き所とかオススメポイントを手書きコメントのPOPを付けて、目立つように旧作の棚の中に散りばめたりしていた。
シフトの中でやれることに限りがあったから、バイトが終わったあと、サービス残業で残って、ひとりでアダルトコーナーにこもって、シコシコと作りこんでいた。
そんなことを続けていたある日、店長に呼ばれた。
なんと、甲信越でフランチャイズ展開していた店舗の中で、アダルトコーナーの売上が1位になって表彰された❗と。
その店は立地も郊外で、顧客層も完全にファミリー層で、毎週水曜日のレディースデーでも、子供用のアニメビデオレンタルの売上がダントツだった。
それまで、アダルトコーナーの売上は、全店でも、下から何番目みたいな感じだったのに、オープン以来はじめて、No.1に輝いた❗と褒められた。
その後、本部の人が視察に来て、各店に送られる指示書で、アダルトコーナーのコーナー組みの参考例として取り上げられた。
あの時、店長に言われた言葉を今でも覚えてる。
「志賀君は、バイトなのに、社員よりも社員らしいな。」
たとえ、バイトであっても、やるならとことんって思って、主体的に仕事に取り組んでいた姿を、ちゃんと見ていてくれたんだと思って、スゲーうれしかった。
はじめての女性だらけの職場の中で、大変なこともいっぱいあったけど、今思うと「仕事が楽しい‼️」って、初めて感じた瞬間だったかもしれない。
あなたは、働くことの喜び、感じていますか?
働くことは、社会や人とつながり、共に認め合い、与え合うことで、豊かな世界を実現していくこと。
もちろん、楽しいことばかりではないし、苦労や争いもあるし、ラクではない。
お金を稼ぐためだけに、不本意ながら続けているかもしれない。
それでも、働くことでつながり、認められ、貢献することが、心を満たし、喜びにつながっていく。
本当の豊かさを実現するためには、仕事は欠かせない。
あなたのことを必要としてくれる、人のつながりに感謝して、与えられた役割を精一杯果たしていくこと。
そういう姿を、ちゃんと認めてくれる人がいるって、これ程幸せなことはない。
お金を稼ぐことも現実的には大事なことだけど、その先にある「喜び」に気付けるようになると、働く意欲とかエネルギーが溢れ出るようになる。
そういう風に仕事に取り組んでいる人は、みんなに求められるようになる。
そういう小さなことの積み重ねが、少しずつ世界にいい影響を与えていくことになるんだと思う。
無駄な仕事なんてない。
その仕事の価値を上げるのも下げるのも、それに取り組む人次第。
自信と誇りと信念を持って進めば、
道はひらける。
今でこそ、社長なんていうエラそうな立場に立っているけど、当時の自分は「アダルトマスター」という、公の場で語ることがはばかられる、ちょっと恥ずかしいキャラだった…汗
ただ、今も昔も変わらないのは、誰に何と言われようと、自分が信じた好きなことを追求する、そのスタンス。
一般的に正しいとされる道が、自分にとっての正しい道とは限らない。
後ろ指差されたって、自分が信じた道を進めばいい。
いつの時代も、新たな道は、そうやって作られる。
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