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わたしの本棚〜図録編〜

 「わたしの本棚」シリーズ、第五弾! 前回、予告では「漫画編」と言ってましたが、急遽「図録編」に変更です。
 私は博物館や美術館に行くと必ず図録を買うのですが、そうして集めた図録を今回は紹介していこうと思います! 
 よろしくお願いいたします!

↓今までの「わたしの本棚」はこちら!


 まずは、一冊目「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」です!
 こちらは、2017年3月14日~5月21日まで東京国立近代美術館で開催されていた企画展のものです。

「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」図録

 安土桃山時代から約450年も続く、樂家の歴史を紹介した展示。2017年当時は15代目までしたが、2019年に16代目が襲名したそうです。現在もこの樂家が作る、「樂焼」という茶碗の歴史は続いているわけですね。 
 展示のURLは無くなってましたが、樂焼の公式HPがありました。なので、気になる方は是非チェックしてみてください。



 続いては、「怖い絵展」の図録です!
 こちらは2017年10月7日~2017年12月7日まで、上野の森美術館で開催された特別展です。

「怖い絵展」図録

 当時の特設サイトは無くなってましたが、当時の館内の様子を撮影した取材動画を発見したので、URLを貼っておきます。

 図録の表紙でもあり動画内でもありますが、この展示の目玉であった「レディ・ジェーン・グレイの処刑」という絵画の大きさは、250cm×302cm。つまり、2.5m×3mという巨大な絵画です。
 これは実際に観れてよかったなと思っております。またこの絵が表す歴史や、描かれた後のエピソードも面白いです(こんな大きいのに、所在不明になったりした)。


 三冊目は、「あやしい絵展」の図録です!
 2021年3月23日~5月16日まで、東京国立近代美術館にて開催されました。
 ここでいう「あやしい」とは、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった要素を含みつつも人々を魅了した絵という感じです。

「あやしい絵展」図録

 こちらは幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などが展示されていました。明治からは西洋の影響を受けた絵に変わっていきます。
 この図録のいいところは180度、本を開くことができるようになっていることですね。これで本を開きすぎてクセがつくのを避けられます。
 材質も和紙のようにザラザラしていて触り心地がいいです。


 続いて、話題となった「庵野秀明展」の図録! 白い表紙に光る字と、シンプルイズベストみたいな図録ですが、持っている図録の中で一番重量感と情報量がすごいです。
 こちらは2021年10月1日〜12月19日の間、国立新美術館で開催されました。

「庵野秀明展」図録

 特撮好きの友人と言ったのですが、展示物に常にテンションMAXの状態になっていました。私は「ふしぎの海のナディア」と「エヴァンゲリオン」が好きです。

 図録の中は展示品であった絵コンテなど、何度読んでも飽きない内容ですね。

 ここからは、今年行った展示の図録となります。
 布張りの表紙に、金字で「Gem」と書かれた高級感あふれるこの図録は「宝石 地球がうみだすキセキ」、通称「宝石展」のものです。
 こちらは2022年2月19日~ 6月19日の間、国立科学博物館にて開催された特別展。

「宝石展」図録

 展示で見た時は照明で宝石がキラキラ輝いて眩しかったですが、図録では反射が抑えられているのでジュエリーのデザインをよく見ることができます。


 長くなりましたが、ラストです!
 こちらは2022年4月22日~7月3日まで、東京都美術館で開催されていた「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」です。
 日本語表記がないので、一見洋書のように見えますね。

「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」図録

 図録の絵は、ジョシュア・レノルズの「ウォルドグレイヴ家の貴婦人たち」です。
 この展示では、ラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、レノルズ、ルノワール、モネ、ゴーガンなど、ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品の作品を展示していました。
 私はジョン・エヴァレット・ミレイの「古来比類なき甘美な瞳」が一番印象に残りましたね。

「古来比類なき甘美な瞳」


 以上、「わたしの本棚~図録編~」でした! 読んでいただき、ありがとうございました!

 つ、次こそはショートショートを更新したい……(ノД`)・゜・。

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