【LAKE UP!POINT】 エース離脱の危機にキャリアハイのルーキー「もっともっとできる」(2024/10/23 vs北海道)
滋賀レイクスは10月23日にホームの滋賀ダイハツアリーナで開催された「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズン 第4節 月の輪自動車教習所presents 滋賀レイクス vs レバンガ北海道」を戦い、76-81で敗れました。
立ち上がりの連続得点、18得点9アシスト
背番号7のアクセルは立ち上がりから全開だった。
試合前に発表された、マーキース・カミングスと森山修斗の負傷離脱。森山は前節で泥臭く体を張った活躍で、カミングスは"ここぞ"の場面で得点を絞り出すエースとして、琉球から挙げたB1復帰初勝利の立役者だっただけに、ショックを受けたブースターも少なくなかっただろう。
その中で迎えたゲームで、司令塔として先発した游艾喆が開始2分間で3連続で得点。「カミングス選手の得点はすごくチームの勝利に貢献してる部分でもあるので、その穴埋めをしないといけないという気持ちもあって、アグレッシブに攻めようと考えてた」というように、自ら仕掛け、不安をかき消した。
游の快進撃は止まらない。1Qにはもはや"代名詞"となりつつあるノールックでのバックビハインドパスをハビエル・カーターに通せば、2Q終了間際には岡田泰希が自陣から運んだボールを受けるとフローター気味に相手ビッグマン2枚をかわすレイアップでブザービーター。後半も言葉通りにアグレッシブにアタックし続け、終わってみればキャリアハイの18得点9アシスト、さらに4リバウンド3スティールと新人離れしたスタッツを刻んだ。
開幕から試合を追うごとにパフォーマンスを上げ、個人ランキングはアシスト部門でリーグ9位、スティール部門では2位につける。リーグ公式SNSが毎週公開するアシストハイライトでは、常連になりそうな勢いだ。それでも「小さなミスから簡単に得点をさせてしまうところが一つの課題。自分はパスが好きなので、自分でアタックして得点できるところをパスしてしまうというところがある。常にアグレッシブにいきたい。まだまだ解決できないところが試合中にあると感じているので、そういったところを解決できるようになればもっと良くなるのではないかと個人的には思っています」と向上心を見せる。
個人の出場時間中の得失点差を示すスタッツ「+/-(プラスマイナス)」では、ここまで7試合のうち3試合でチーム最高値をマーク。頼もしさはますばかりだが、「もっともっとできるかなとは思っている」と游。レギュラーシーズンはまだ1/10を終えたばかりだが、残り53試合で台湾の次世代スター候補がどのようなLake upを遂げるか、想像するだけでも楽しみが尽きない。
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