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【近江日野商人ロボットコンテスト】事前レポート #1 「プログラミングをみんなで体験!」

8月27日、朝の必佐公民館。

会場にはたくさんの端末が。

今回のロボットコンテストは、日野町内に住む小学4年生から中学3年生を対象にしています。開催までの3ヶ月間、この必佐公民館で、ロボットのプログラミングを学び、実際にロボットを走らせるための準備を行っていきます。

今日はそのプレイベントとして、参加者のみなさん向けの「体験会」を開催しました。

今日から参加者のみなさんにロボットのプログラミングを教えてくれる先生の方々です。これから3ヶ月よろしくお願いします!

プログラミングを勉強

まずみなさんに質問。「プログラミングを習ったことがある人?」おお、いっぱいいるんですね。

身の回りにある家電・・・テレビ、洗濯機、掃除機、電子レンジなどは、コンピューターで動いています。

例えば体温計などは、「脇につけたら体温を測って」「30秒経ったら」「音で知らせて」「体温の数字を画面に表示させる」ということが行われています。コンピューターにはこのような命令がプログラミングされてるんですね。

今回のロボット操作で使う「IchigoJam」というコンピューターは、こういった命令をプログラミングすることで動いていきます。これから参加者のみなさんと、こうった命令の書き方を勉強していくことになります。

IchigoJam自体は小さな基板です。そこで命令をプログラミングするためのキーボードや、結果を表示するためのモニターを繋げます。

ではさっそく、IchigoJamに命令を書いてみましょう!まずは

LED 1

と打ち込んでみます。

打ち込んでみると・・・

お、ランプがつきました。

「LED 1」と打ち込むとランプがつき、「LED 0」と打ち込むとランプが消えます。これを連続して命令することで、ランプがつき、ランプが消えるという動きをするのです。

プログラミングに慣れていないという方は、サポーターやご家族に教えてもらいながら、入力をしていきます。

ランプをつけて、しばらくつけたままにした後、ランプを消すという命令。

LED 1: WALT 60:LED 0

あれ、ランプがすぐ消えました。よくみてみると「WAIT」が「WALT」になっていたようです。修正してEnterキーを押すと・・・よかった、無事ランプがしばらくついた後、消えました。

プログラミング、なかなか難しいですね。

ちょっと休憩しましょう。今日は最初の体験会ですから、もうちょっと触ってみると、コツが掴めるかもしれません。

休憩時間も試行錯誤して、勉強する人もちらほら。

川下りゲームをやってみよう!

前半はランプをつけたり消すというプログラミングを体験しましたが、では今度はモニターを使って川下りゲームを作ってみましょう。

まずはスクリーンに表示されたとおりに、命令を書いてみてください。

どういう意味かわからないけど、ひとまず書いてみましょう。

F5キーを押して動かしてみると・・・

おおお。

画面が動いた!操作もできる!

操作できるようになるとプログラミング用のキーボードがゲームのコントローラーに変わります。

命令の意味がわかると、いろんな工夫をすることができます。自機を「✳︎」となっているところを「(>_<)」と入力すると、自機の表示も「(>_<)」に変わります。

なるほどーと感心。

スピードも変えることができますよ。

速すぎてゲームにならない!

障害物の幅を広げることだってできます。いろんな数値を変えることで、自分ならではのゲームに変えることができるんですね。

近江日野商人ロボットコンテストの説明

と、楽しんだところで、今回のロボットコンテストの説明をさせてくださいね。

今回のロボットは、この機械を使います。詳しいことはまた追々。

このロボットは自由に装飾してOKです。こんな唐辛子のキャラクターをつけてもいいですよ。デザインも評価の対象になります。

そして、ただロボットを動かすだけではありません。日野椀(の模型)を乗せて走らせます。

走らせる途中で、俵(の模型)を拾います。こういった条件で、誰が綺麗に速く走らせられるか?を競い合いますよ。

では、ロボットの試走を見てみましょう。

どんな感じで走るのかな?

おお、動いた。センサーで方向を読み取り、走ります。テープを使って俵も取っていきます。

これ、みなさんで作って走らせるんですよ。

どうでしたか?3ヶ月後、みなさんでこのロボットをつくって、走行などを競い合います。

今日の体験会はここまで。おつかれさまでした!

お母さんに今日の内容を教える子もいたり。

残ってプログラミングで遊ぶ子もいたり。

さて、11月20日の大会では、どのようなロボットが完成するでしょうか?これから連載形式で、この子どもたちがプログラミングとロボットづくりに挑む様子をレポートします。お楽しみに!

(次回 第2回のレポートは、以下リンクからご覧ください)

11月20日(日)に「近江日野商人ロボットコンテスト」を開催します!

日野町初となる、子ども向けのロボットコンテストを令和4年11月20日(日)に開催します!

日野町内の小学校4年生から中学生の参加者が、自らプログラミングしたロボットを、中山道に見立てたコース上で動かしてスピードや正確性、独創性を競います。

当日は自由に観覧いただけます(事前申込不要です)。ぜひお越しください!
詳細は以下ホームページをご覧ください。



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