卵白が大量に余るお菓子屋さん

当店のお菓子は卵黄のみ使用する「ディアマンクッキー」シリーズが多いので、毎日大量に卵白があまります。

しばらくは、家庭で料理に使用したり、友人に分けて使ってもらっていました。しかし、卵白生活は飽きもあり、長続きしません。

やはり、お菓子屋としては料理ではなく、お菓子として卵白を使うべきですよね!

そこで、真っ先に思いつくのが・・・

「メレンゲクッキー」
「ラングドシャ」

「メレンゲクッキー」は、卵白と砂糖さえあれば簡単に作ることができます。

配合は調べればたくさん出てきますので、今回はポイントだけ説明します。

①砂糖の加え方とメレンゲの立て方

最初は卵白のみで泡立て、少し立ち上がってきたタイミングで1回目の砂糖を加え、さらに混ぜる。2回目の砂糖を加え混ぜる。3回目の砂糖を加え混ぜる。(およそ3回に分けて砂糖を加える)

最終的には、ホイッパーで持ち上げてつのがしっかりピーンと立つまでしっかり泡立てる。

②焼成

低温でじっくり焼くこと。約110℃から120℃で90分。
その後、オーブンを切って、そのまま入れたままにする。(残りかけの水分があっても、ここで最終的に乾燥させる)

焼く工程が長いのがネックですが、それ以外は材料も少ないし、作業工程も少ないので、ご家庭でもおすすめ!

また、乾燥剤を入れ密封すれば日持ちすることもいいですよね。


「ラングドシャ」も少ないシンプルな材料で作ることができます。

「バター」「砂糖」「卵白」「薄力粉」

上記の材料を上記の順番で混ぜるだけ。簡単です。

焼成だけ注意しましょう!

高温短時間がポイント。180℃から190℃ 10分程度

まわりが茶色く色づき始めたらOK。

ホワイトチョコをサンドしても美味しいです。〇〇〇恋人のように。

おそらく通常のお菓子屋さんは、当たり前のように卵白消費お菓子の販売を行っていると思います。

材料を有効利用して、新しい美味しいお菓子に生まれ変わることもお菓子屋としての腕の見せ所ですね。





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