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ECサイトへの不正アクセスで情報漏えい、利用者側が気を付ける点は?

こちらのnoteは、セキュリティ専門家松野によるニュース解説ラジオ「今日の10分セキュリティラジオ」8月26日の放送内容を一部抜粋しご紹介します

・今回の解説ニュース
・購入者のクレジットカード情報漏えい、原因は?
・利用者側での対策がしづらいECサイトからの情報漏えいに対して

今回の解説ニュース

ECサイトへの不正アクセスで、クレジットカード情報を含む個人情報が漏洩した可能性があるということです。今回は、インターネットでクレジットカードを使う際に気を付けるべきポイントについて説明します。

ECサイトなどではお買い物以外にも、動画のサブスクリプションとか、オンライン決済でクレジットカードを使う機会が増えているかと思います。そんな皆さんにも関連する内容かもしれません。

今回のインシデントでは、所轄警察署のサイバー対策課からECサイトより不正に情報が送信されている可能性があるとの連絡があり、購入者のクレジットカード情報が漏えいし、一部が不正利用された可能性が確認されています。

購入者のクレジットカード情報漏えい、原因は?

原因として、当該サイトのシステムの一部の脆弱性を突いたことによる第三者の不正アクセスでペイメントアプリケーションの改ざんが行われたことが挙げられています。

対策として、不正プログラムを除去するとともに、当該サイトでのクレジットカード決済を停止しています。また、再発防止策として、システムのセキュリティ対策と監視体制の強化を行うということです。

カードの高額利用時に即時決済を保留とするなど、各クレジットカード会社でも不正利用を検知する仕組みを導入していて、不正利用を早期に発見できる体制を整えているようです。ただし、すべての不正利用を事前に防止できるわけではないので、皆さんも、インターネットでクレジットカードを使う際は、ある程度は自分で気を付ける必要があります。

その他のトピック

利用者側での対策がしづらいECサイトからの情報漏えいに対して
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