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合意形成を目指せ!ディスカッション会を実施してみた

はじめに

こんにちは。QAエンジニアの松本です。

私が所属するチームでは、生産性の高いスタイリッシュなチームを目指すためのさまざまな取り組みを「#目指せスタイリッシュチーム」というハッシュタグを付けてブログで発信しています。

今回の記事で8本目となりますので、他の記事についても是非「#目指せスタイリッシュチーム」で検索してみてください!

今回は、チームで「ディスカッション会」を行ったときのことについてまとめていきます。

執筆者プロフィール:松本 夏穂
新卒で人材会社に入社し営業として従事。2021年にSHIFTに第二新卒で入社。そのタイミングで関西から上京し、大都会東京での生活に揉まれている。現在は、QAエンジニアとしての成長や、スクラムの知識を取得できるよう日々精進中。

ディスカッション会の目的

今回のディスカッション会は、ディベートを応用して実施しました。

ディベートのように対立の立場を設定して議論しますが、最終的に相手を論破するのではなく合意形成を図ることを目的としています。

合意形成とは、「表面的な賛成・反対の奥にある真意をメンバーから引き出し利害関係者の納得を促す提案を創り上げていくプロセス」とされています。

そのプロセスで、異なる意見の情報を収集したり、相手が納得するように言語化したりといったことの訓練も兼ねて行いました。

タイムテーブルは以下の通りです。

- 流れ説明(5分)
- 議題選定・ペア決め(5分)
- 議題について調べる(15分)
- ディスカッション・合意形成(20分)
- 各チームの意見共有(10分)
- ふりかえり(30分)

ここからは、具体的な進め方についてまとめていきます。

議題選定・ペア決め

まず、ディスカッション実施前に議題をいくつか用意します。今回は以下のような候補を用意しました。

この中から、どの議題を、誰がどの立場でディスカッションするのかあみだくじで決定しました。

あみだくじで決めることで、本来の自分の意見とは逆の立場になる人も出てきます。

例えば、本来は賛成派だけど反対派としてディスカッションすることになった、という場合ですが、反対派の人が何を懸念しているのか、なぜ反対なのか、自分とは逆の立場になって考え情報を集めてもらいます。

意見が割れた場合は、逆の立場の人がなぜそう思うのか自身で考え、どんな懸念を払しょくできれば良いのかなどを検討することも必要になってくるため、今回は自分で選ぶのではなくあみだくじで決めることにしました。

議題について調べる

議題とペアが決まったら、各自で議題について調べる時間を取ります。

今回のディスカッション会は4名で実施し、2ペアに分かれて 「メタバース」「マイナンバーカード」 が議題となりました。

議題となっているものがそもそもどんなものなのか?

どういう使われ方をしているのか?

世間からの評判はどうか?など、ディスカッションの材料となる情報を収集します。

ディスカッション・合意形成

各自での情報収集が終わったら、それぞれの立場でディスカッションをしていきます。

賛成派の意見にはどんなものがあるのか、一方反対派にはどんな意見があるのかをお互いに共有します。

お互いが共有した情報を踏まえ、議題となったものをどう使うのが良いのか?そもそも使うのか?合意形成を図ります。

さまざまな意見が飛び交いましたが、マイナンバーカードが議題のチームでは以下のような意見に着地しました。

物理的に紛失するリスクを踏まえ、マイナンバーカードをデジタル化して使いたい。(ただし、デジタル化した場合のセキュリティ対策は必須…!)

各チームの意見共有・ふりかえり

それぞれのチームでのディスカッションが終わったら、各チームでどう議論を進めたか、最終的にどんな意見に着地したのかを共有します。

共有後、以下3つの項目でふりかえりを実施しました。

- 上手くできたこと
- 難しかったこと
- 業務に活かせそうなこと
- もっとこうしたらやりやすかったな~と思うこと

今回は 「業務に活かせそうなこと」 から抜粋して出た意見をまとめます。

  • 聞くだけじゃなくって、自分で調べる姿勢が大事

  • メリットを考える時に、その裏にどんなデメリットがあるかというのも合わせて仮説を立てる

  • 世間でよく聞くけどあんまり知らないことについて興味をもって調べておくと何かで使えそう

  • あえて難しい議題に取り組むことで、その議題の知識も深まり、調べる行動が身につく効果がありそう

それぞれワークを通して業務で活かせそうな点を見つけていました。

まとめ

今回は議題に対して特に目的を置いていなかったので、次回は目的を決めた上で、合意形成の結果が適切かどうかが考えられるようにしたいと思いました。

例えば「普段の生活を便利にする」ことを目的とした議題をピックアップし、最終的に合意形成した内容が、生活が便利にできるものなっているか?というところまで考えたいです。

  • 言語化するのが苦手でうまく意見が伝えられない

  • 意見が対立した時にどうまとめたら良いかわからない

こんなお悩みがある方は、最低でも2名いれば実施できるので、是非ディスカッション会を試してみてはいかがでしょうか?



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PHOTO: UnsplashFelicia Buitenwerf

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