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Salesforce資格は英語で挑戦するべき?

はじめに

こんにちは。SHIFT Salesforceチームの坪内です。そして、Salesforce Pathfinder2期卒です。

SHIFTに入社して間もないですが、今日書かせていただく情報は半年強まえに欲しかった情報だったので、できるだけ早く共有したいと思いました。

その情報とはタイトル通り「Salesforce資格は英語で挑戦するべき?」です。

執筆者プロフィール:坪内リンダ
◯ ニックネーム:りんちゃん
◯ SHIFT入社:2023年4月
◯ Salesforce資格
☒アドミニストレーター
☐今月予定:Platform アプリケーションビルダー
◯ Trailheadランク:Ranger
オランダのライデン大学で日本語を勉強し、2014年に就職のために日本に来ました。1~2年ぐらい日本語での仕事の経験を積んでからまたオランダに帰るつもりで来たのですが、気付いたら10年目になりました。

3歳のときからパソコンに興味あった(MS-DOSで自分でミッキーマウスのゲームを立ち上げることができたぐらいらしい)ものの、語学も大好きだったので、今までは語学力を中心とした仕事をやってきました。産休中に(子供2人います、1歳と3歳)なにかスキルアップした方がいいと思い、簡単なプログラミングを自習で勉強しました。本格的なプログラミングブートキャンプに通いたかったのですが、お金が...なのでSalesforce Pathfinderを知人に勧められたときは「これだ!」と思い無事に卒業し、2023年4月からSHIFTに入社しました。

日本語で受験

去年の10月に日本語でSalesforce管理者の資格試験を無事に合格できました。私の場合は、日本語より英語のほうが得意ですが、日本語で受験することにしました。理由は、日本のSalesforce Pathfinderの受講者として日本の試験のみで使える割引バウチャーもありましたし、就職の時にも「これは本当に日本語でもできる仕事」と自分にも就職先の人事の方にも証明したかったからです。

入社後は後悔?!

そうです。入社が決まったときに次の資格のPlatform App Builderの勉強をしだした時に日本語の受験を後悔の原因になる情報を知りました。やはり読むスピードは英語のほうが早いので、これからの試験で読む時間のタイムロスを最低限にしたいと思いました。特に上位資格になると、早く質問の意味を理解できたほうがよさそうと思って、これからの試験は英語で受けることにしました。Webassessorで英語での予約の仕方がわからなかったので、問い合わせしてみたのですが、とんでもないことを知りました。

Webassessorが違う

日本語の資格と英語の資格のWebassessorのページが完全に別のもので、英語で受験するなら英語のWebassessorで新規アカウントを作る必要があると知りました。そちらはまだいいけど、Trailheadには一つのWebassessorアカウントしか登録できないので、Salesforce社のアメリカの本社にメールを送って、二つのWebassessorをマージ依頼をしないといけないです。少しめんどくさいけど、まぁ、これぐらいはやりますよ~と。後、日本語のバウチャーをもし持ってたら、マージ後は使えなくなる。持ってなかったので関係なし!

しかし!

日本語で取った資格が前提条件となる上位試験は日本語でしか受けれない、英語で取った資格が前提条件となる上位試験は英語でしか受けれないというルールがあります。

んーなんだと?!

上位試験で苦労しないために英語にしたかったのに?そうか...悲しいけど、それであればAdmin資格を英語で取り直すことにしました。

個人的に英語のほうが楽なんですけど、ほかにも理由が...

Salesforceは英語first

日本語で勉強をしたことある方がもう痛いほどわかっていると思いますが、Salesforceの和訳がちょっと...不自然。文言の統一感があれば問題ないかもしれませんが、そうでもないです。英語のほうはもちろんクオリティーが高いのですが、ネイティブじゃない方にとっては理解が難しい冗談だったり、だじゃれだったりは入っています。(今まで一番笑ったのはこちらです。日本語バージョンも面白かったのかな?)

現時点でSalesforceの試験は全部日本語で受験可能ですが、関連資格(Mulesoft,Slack等)は英語のみの試験もあります。日本語の試験があっても、Trailheadのモジュールやリリースノートが英語だけということもすくなくありませんので、その場合には勉強を英語でして、試験を受けるときに習った情報を頭の中で和訳しながら受けないといけないです。

コミュニティ(Trailheadのコミュニティもそうだけど、Twitter、Reddit、Discord等の英語コミュニティのほうが大きいし、フランクな話が多めという印象です。気に入らない新しい機能、愛用していた廃止機能などすぐリリースノートを1000ページ読まなくてもすぐわかります。

後、オンラインで試験の割引バウチャーを検索したら英語の試験用のバウチャーはわりとすぐ出てきます。

最後、英語受験の場合、日本の資格Webサイトにある「Salesforce認定資格保持社数 企業別一覧」に反映されなくなるらしいです。

*アクセシビリティフィーチャーとして、英語が母国語じゃない方に試験時間30分延長の申請が可能らしいですが,コミュニティで申請経験の話を読んだら、許可それとも返事がもらえない方もいます。また、日本語の試験があるので、母国語は日本語の方は許可下りないかもしれません。ちなみに日本語の試験を申し込んだときアクセシビリティについてなにも記載なかったのですが、もし経験あればコメント欄で教えてください!

英語力にまぁまぁ自信ある迷っているあなた!

正直なところ、母国語が日本語であったらすこしぐらいの不自然な文言で理解できないところは少ないと思います。私みたいに母国語じゃない方はここ要注意。

しかし資格がないとかは困りますね。

読むスピードの観点からでは、英語のレベルが小説を英語で楽しめたり、ドラマを英語字幕付きで楽しめたり、オンラインでよく英語でやり取りしてたりするような感じのであれば、英語で試験を受けてもいいかもしれません。英語がネイティブ、またはネイティブに近い方は絶対英語で受けるべきだと思います。

私みたいにすでに資格をお持ちの方は、1件だけなのであれば、今時点で英語に変えてもいいかもしれません。それ以上持ってたら、これからのキャリアを考えて決めたらいいと思います。仕事に必要な資格だけを取る方もいれば、Salesforceファンでバッジも資格を全部集めるような方もいます。フルコンプリートはやはり英語じゃないと難しいのでは...。

まだ迷っている場合は、まずTrailheadを英語で挑戦してみましょう!私のおすすめはハンズオンを英語でやって、クイズを日本語でやることです。

一緒に頑張りましょう!

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PHOTO:UnsplashElement5 Digital

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