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私の弱点

お立ち寄り頂きありがとうございます。
今回は、私の弱点、と言いますか、苦手なことについて書いてみたいと思います。

生きていくために不可欠なことなのに、決定的に苦手でダメージを受けやすいことが、ずばり人間関係です。人付き合いが致命的に苦手です。
一時在籍した会社の適性検査でも、「とにかく他人と群れない。徹底して自省的で内向的」という結果が出たとか出なかったとか。それくらいに人間関係に対してストレスを抱きがちです。その癖とても寂しがり屋でもあります。訳が分かりません。

恐らくこれも、根っこを辿っていくと、機能不全家庭で育ったことが関係してくると思います。が、生まれ持った性格も大きいでしょう。

人に対してなるべく丁寧に優しく接したい、という気持ちはありますし、実際、表面上はそれをある程度まで達成できていると思います。
ただ、とにかくあれこれ気を遣いすぎて疲れます。その上、一人になった瞬間に「あの言い方で傷つけていないかな、あのときちょっと相槌を間違えたんじゃないかな」などと盛大に脳内反省会を開いてしまいます。結果的に自分の体調を崩します。致命的です……。

現実世界での人間関係は、例えば同級生とは一切連絡を取っていません。平たく言うと友達はいません。いじめを受けたりもしていたので、とにかく解放されたくて仕方がなかったです。当時も、何でも話せる友達、というのはいませんでした。どのグループにも属さない・属せない女子だったので、標的にするにはちょうど良かったのだと思います。

そうしている内に病を得て、引きこもりがちになりました。
現在はごく限られた人間関係の中で、時々息苦しくなりながらも、どうにか社会生活の真似事をしています。
人と話すことはあまり得意ではありません。それこそある程度心を許せた人には、自分の悩みも話すことができますが、心を開くことがそもそも難しいです。ひどく傷付いた過去を沢山持っているので、臆病になってしまっているのですね。そして中々傷は癒えません。
過去が簡単に切り取って捨てられるようなものであれば、どんなに楽だろう、などと空想してしまいます。

数年前までは今よりもっと硬い殻に閉じこもっていたのですが、それでも、亀の歩みのごとく(と言うと亀さんに失礼なほどゆっくりと)、心を開ける人をわずかにみつけて今に至ります。

最近になって、noteを書き始めてみたり、作った俳句や短歌をTwitterで発信し始めたり、再び自分を表現する場を作ろう、と思えてきました。喋ることは苦手ですが、書くことはとても好きだったんだなぁ、と再認識している今日この頃です。
ちなみに昔は、詩や小説を書いていました。その感覚はまだ取り戻せません。

人間社会で生きていく上で、人との関わりと無縁であることはできません。
そこに苦手を持っているというのは、それだけ足りない人間だということなのだと自分では思っているのですが、簡単に変われるものでもありません。
折り合いを付けつつ、喜びを見つけつつ、これからもゆっくり苦手と付き合っていくしかなさそうです。
疲れたときには深呼吸して、足元に咲く野の花を探してみたいと思います。

私の弱点に関するお話でした。
ここまでお付き合い頂き、どうもありがとうございました。

いただいたご支援は、心の糧とさせて頂きます。