「私ちゃんとしなくちゃ」から卒業する本/【読書report】
読みながらまず、「痛々しい…」もしくは「イタイ」という感じが湧き起こり、でもそれが突き抜けていてある意味潔いレベルにまで行きかけているために、一般の読者も引き付けることができるのかな、と思った。
Amazonのレビューは酷評と心酔評の差がスゴイことになっている。
この人はおそらく、東畑開人さんの言うところの「野の医者」ってやつだなと思った。自分が癒された方法で人を癒そうとする、民間のヒーラーの典型。「ちゃんとしている人」を自分の経験から理解できる範囲でしか定義付けしていない