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sound horizon/linked horizon に関する 己の記事をまとめておきます
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記事一覧

遅報版ROC感想 30日夕

遅報版ROC感想 30日夕

前回:30日昼公演

はじめに

生Revoは健康に良いと思っている皆さん
こんばんは

生Revoによって
記憶と情緒を失った

志田です

30日夕公演編は昼の反省を生かして
大幅アップデートを行い志田ver.2.0には
生Revo記憶喪失対策として
というより
気になる曲があったので
あとでどなたかに聞くために
メモ機能を搭載致しました

そして
さすがに曲名が分からないと
感想文が成り立た

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痴呆版ROC感想 30日昼

痴呆版ROC感想 30日昼

はじめに

Revo’s Orchestra Concert に
行って参りました

志田でございます

皆さん
記憶はありますか、、、、?

志田はありません

なので

今回の記事は
二千字...若しくは...二万字 あります

先にお伝えしておきたいのは
「成人してるのに何も熱狂したことがなかった小娘が
初めて好きになったコンテンツのコンサートに行く」という
極めて主観的に狂い散らかしている

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Dream Re:port

Dream Re:port

前回

はじめに

こんばんは
志田でございます

今回はRevoさんのお誕生日も
もはや関係ない

前回の記事を今読み返すと
志田のお清楚な部分が見え隠れしていたが

今回はそういうわけにはいかない

Dream Portは音楽家の臨死体験説

砂塵の彼方へ...とsand dream
この二つの音楽を
一つの物語にしてみよう という
きわめて邪道な試みをしたために

Revoさんの既知の致死力

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生鮮のイベリア(3)

生鮮のイベリア(3)

前回「石畳の緋き悪魔」

「侵略する者される者」

イントロ

焔から火の粉が飛んで
放物線を描き 落下して砕ける

まさに「火蓋が切られた」描写に聞こえる

Celt Iberosの眷属

志田には何が何だか微塵も分かりませんが
世界史受験生必見ですね

これだけで20点は取れます

Revoありがとう

赤い城塞

アルハンブラ宮殿は世界の歩きかたに載ってました

十字架、、、と言うことはキリ

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聖戦のメモリア

聖戦のメモリア

前回「侵略する者される者」

はじめに

今晩は いつもの志田です

小娘の根拠のないこじつけを
読んで頂きありがとうございます

志田はRevo音楽を拝聴したら
要素や物語を整理して
時系列に並べなおして
「全ての楽曲をつなぎ合わせて
一本のお話にしてみる」
という
極めて邪道な総括を毎度試みているのですが

志田の中で
「一つの物語にする」ことが
自己解釈の整理でもあり
円盤にちりばめられた星

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砂塵の此方より「砂塵の彼方へ...」

砂塵の此方より「砂塵の彼方へ...」



※これは2024年3月に書いた原稿を
ほぼそのまま投稿しております故
季節感がバグっています

はじめに祈りは朝靄に溶けて
風は砂を洗い
荒野に地平は現れる

ブーゲンビリアが彩る街

蓮の香油を纏った娘
誘われる先はバザール

裏路地で戯れる猫

ランタンが灯り
月の小舟が夜を滑る

太陽と古代の王が眠る場所

ここは 砂のエジプト

志田は今 エジプトにおります

私がRevoさんの音楽と

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生鮮のイベリア(2)

生鮮のイベリア(2)



石畳の緋き悪魔

イントロ

降りしきる雨が肌に刺さって
焔の爆ぜる音にピアノはしっとり濡れる 
聞き覚えのあるメロディを支えるアルペジオは
水中を気泡がポコポコ昇っていくような
暗く静かな同棲契約後の沈黙

そこに業火のようなうねりが聞えて
歌唱が始まり
新たな悪魔が目を覚ます みたいな!

残酷な「永遠」

今度は少女と一緒に歌っているッ、、、、、

覚悟を決めたから

決めたのね、、、、

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生鮮のイベリア(1)

生鮮のイベリア(1)

はじめに

こんばんは

志田です

初任給で買った

かぼちゃパンツが可愛らしい
この「聖戦のイベリア」

歯軋りしながら
このかぼちゃパンツを見つめつづけた五月が
終わろうとしています

もう耐えられぬ

今日までジャケット絵だけで己を焦らし続け
どれだけこのかぼパn、、、ジャケット絵を
舐めまわしたことか、、、、

志田にはかぼパンの声が聞える

こちら側においでと 楽になろうぜと
かぼパ

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Märchen von Märchen(X)

Märchen von Märchen(X)

前回「暁光の唄」

secret track1

志田が思うに 無音

2

カリカリ 廻る ゼンマイが巻き上がるような
鳥の声のような 虫の音のような
右から左へ

3

加わる 梟みたいな
街中にはいない深い森の夜に鳴く系の鳥の声と
警鐘か採掘か 硬質な金属音
迫り来る荒い息の獣 右から左

4

加わる 遠い争いの喧騒 刃の散らす火花
左から右
反時計回りに一周

5

さらに加わる駆ける

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Märchen von Morgen (IX)

Märchen von Morgen (IX)

前回「磔刑の聖女」

暁光の唄イントロ

虫の音
踏み鳴らす草葉
遠い風が林冠を揺らし
風も届かぬで森の中には木々の息が漂う
あたりはまだ暗く 眠りの中にある
それでも夜明けの兆しを感じる

ここからは見えぬがきっと
果ての空には土との境界が引かれて
暗闇が少し白んで青へと向かっている

沈みかけた低い月光が木々を縫い
ほつれた間から溢れた僅かな光が指す方へ
辿るかのように 唯 森を進む

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Märchen von Richiten (VIII)

Märchen von Richiten (VIII)

前回「青き伯爵の城」

「磔刑の聖女」イントロ

静寂のピアノ
でもちょっと旋律はキラキラしている

多分 黄金の装飾とか繊細な色彩とか何もない

靴音の反響は少ない 小さな教会
素朴で石造りの御像

彼女が纏う薄らとした埃は
純潔のベールにも見える

閉ざされた重い樫の扉が開かれて
冷たい外気が流れ込む

ベールがひらみ
彼女の俯く横顔が透けて見えた

埃が宙を舞い
月光の最中だけに淡く煌め

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Märchen von Zählen (VII)

Märchen von Zählen (VII)

前回「薔薇の塔で眠る姫君」

青き伯爵の城イントロ

不安定な短いピアノの和音は
メルさんの足音が消えてから
それを引き継ぐように始まって
誰かが歩いているよう
でもやっぱり
ヒールが折れているのか
片っぽだけ裸足みたいな不安定さがある

そこに並ぶ硬質で可愛らしくも物悲しい旋律は
鏡の間でシンキングタイム のよう

メルさんが「越えてしまった」と言った途端
その足音が シンキングタイムが 終

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Märchen von Wildrosen (VI)

Märchen von Wildrosen (VI)

前回「生と死を別つ境界の古井戸」

薔薇の塔で眠る姫君イントロ

ジャブジャブ
おお チェンバロ系 高貴

この「眠る姫君シリーズ」だけ
静かめなメロディーに乗せたメルさんのお言葉の後
今までのように
盛り上がるようなワンフレーズが差し込まれず
すぐにそのまま姫のお唄に入る
今までのイントロの「豪華な童話の表紙感」がない

微睡みの森

ついに七つの大罪というワードを言う者が現れたか、、、、

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Märchen von Fädchen (V)

Märchen von Fädchen (V)

前回「硝子の棺で眠る姫君」

生と死を別つ境界の古井戸

イントロ

えっ?!
メルさんが喋ってんのに
音楽こんなに盛り上がります?!?!

でも
メルさんがまだ喋ってるでしょうがっ!

とはならない
盛り上がりのまま駆け抜けるし
メルさんのテンションもちょっと高い気がする

君も落ちてしまった
奇妙な親近感、、、、、井戸友だな

井戸友だ

え?

メルツ君が落ちたことは知ってるのか メルさん

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