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痴呆版ROC感想 30日昼


はじめに


Revo’s Orchestra Concert に
行って参りました



志田でございます

皆さん
記憶はありますか、、、、?

志田はありません



なので


今回の記事は
二千字...若しくは...二万字 あります








先にお伝えしておきたいのは
「成人してるのに何も熱狂したことがなかった小娘が
初めて好きになったコンテンツのコンサートに行く」という
極めて主観的に狂い散らかしている
トンチキ感想文であり

真剣に生Revoの生態に迫まった
研究結果でもある


志田の話やお粗相は
ぶっちゃけどうでもいいので

Revoさんの話の割合を😎で
音楽鑑賞的な感想の割合を🎻で
志田の話を🐮で示したので
よしなに
飛ばしながらお読みください





志田はRevo音楽に出会うまで

コンテンツにはまったこともなく
誰かのファンになったこともなく
推したこともなかった

志田は約20年間
一等好きだ といえるものが
今まで一つもなかった


世の中は
多くの人が熱狂する
素敵なコンテンツで溢れているのに

志田に熱狂できるものがないのは
志田に見る目がないからだと
アンテナが壊れているからだと

猛烈な劣等感とコンプレックスを抱えていた志田は
とにかく「すきなものがあること」
「推すものがあること」が憧れだった

という話が一番無駄に長いので
「Revo音楽との出会いと衝撃」の詳細は以下の記事


志田がこんなに文字数を使って
大して面白みもない身の上話をするのは

「Revo音楽の亜新規」である前に
(俗に言う)「推し活のド新規」である


人生で初めて好きになったものが
よりによってRevo音楽な小娘

なので
そこでそうはならんやろ みたいな奇行が

推し事上級者
あるいは
ローラン諸先輩方には
大変愚かしく見えるかも知れない


が、大正解&無問題


志田は志田なりに
自分を実験動物だと思って楽しんでいるので
そこを一種のエンターテイメントとして

あなたが
志田の駄文で笑ってくれるなら
僥倖の暁光


迫り来る生Revoと音楽
消えゆく理性と記憶
負った傷と確かなぬくもりを

今回は 
生Revoに至るそれまでに
書き留めていた文章と共に
遅報版感想を
志田の軌跡に残していきたい



と言うか
第一部はほとんど記憶がないので
痴呆版 志田のちきちき生Revo日記 です


志田の生Revo攻略作戦

志田、国歌を拝聴🎻😎🎻

生Revoと邂逅するまであと一週間

志田は生Revoに相対するまでには
絶対に国歌を歌えるようにしておきたかったので
一週間、まだ見ぬRevoとローラン方を想像しながら
何度も聞いた

以下はもはや初聴でもない感想

(楽譜がほしいと調べ、振り付け動画なら
公式で拝聴できると有力な情報を得た、、、、、
待て、国歌に振り付けとは)

志田、今頃SHKが移動王国だと知る
SHKって浮いてるんだ、、、、、ラピュタみたいに
エレキから始まるイントロ、
ドラムロールと金管とかから始まるんじゃないんだ
国歌にしてはロック でもそこがいい 
オーケストラ調×ロック調というところが激味する
前奏の短さとかはやっぱり国歌感あるが
土台にはしっかりストリングスがあってドラムの勇ましさよ
ちゃんと分厚い、、、、、SHKだ

振り付けだッッッッッ

す、、、、すごい
合唱団音源じゃない

素敵な言葉で言えないのが悔しいが
恐らくプロの合唱団が歌っている音源ではなくて
国民の斉唱というか
いやプロの斉唱かも知れないけど

志田は歌詞よりもまず
この大勢のお声を聞き入ってしまった

いいな、、、、、
淑女のお声が多いけど しっかり紳士のお声も聞えて
あえてチューニングをしないというか
そろえすぎない厚みがあって

、、、、なんか上手いな
言葉の一文字目とか くしゃっとなってないし
なんだろうこれは
合唱が上手い と言うより 
国歌斉唱が上手い というジャンルのプロ集団かも知れない

どなた方が歌ってらっしゃるんだろう
国民の皆さん なのか プロの国歌斉唱団なのか
メロディーもきれいな音を響かせよう と言うより
声を合わせよう という感じなのに
でもラストグロリアは響かせるという

4~5周したので
今度は歌詞を見てみよう

近衛兵の心臓は決して
右にあるわけではありません、、、、、

うん ルビがエグいね?
グラサンの味がする


なんだろうな
それぞれの個が
一つの故郷の故郷と呼べる同じ場所がここであり
ここからまた
それぞれの未来を
過去の暗闇を照らすのが音楽だという
ね!
過去も未来もバラバラでいいんです
いま一緒にここで歌っているでしょう というか

志田は最近
文章にするとどえらい文字数を消費してしまうので
図にしました
これです

伝われ
現在への収束と未来への拡散

Revoさんは円環の次くらいに
砂時計構造と言うか
パスタと帯 構造がお好き、、、、なのかな
こ、、、、、これを
志田も歌うのか歌えるのか、、、、、
楽譜がほしかったが
あえて楽譜の縛りから
解き放たれてみるのもいいじゃない 
と思える歌詞
むしろ耳で聞いて覚えるから
志田のフィルターを通って
志田の中で熟成された旋律になって
他ローラン方と混ざるという物語性
と言いつつ国歌が
自分のものになったあとでいいので
楽譜がほしい

ください

志田、「ローラン 服」で検索🐮



未知との遭遇5日前

志田、服に困る

そもそも
ファンが集まるイベントに
ファン当事者として参加したことが一度もない

おめかしするのが吉か
普段の志田で行くのが吉か
むしろRevoと殴り合うんだから
動きやすい方がいいのか、、、、、

オーケストラコンサートという
絶妙な気品があるし、、、、

Revoの眷属が集まるなら黒一択

いや、、、、
SHKの冠位十二階だと恐らく
黒は高貴な色だから

志田は、、、、、、あえての白か

Twitter「ローラン 服」検索



ローランは黒いという証言と自供の数々


黒一択ッッッッ 


ありがとう 先人たち

ちょいおめかし志田ブラックで
絶妙に溶け込みに行きます

お仕事の帰りに
アクセサリー屋さんに寄って
何か買おう


ルンルン



志田、Revoの予防接種😎😎😎😎😎🎻


生Revo決戦前夜
突きつけられる現実

志田はRevoの「ちゃお」から
未だ立ち直れずに居る

何度読み返しても意味が分からない

Revoって何なんだ、、、、、
ちゃおってなんなんだ

救いを求めたのは
Dream Portのブックレットと付属DVD

Dream Portの総括記事内で

志田は2度死んでます

予防接種なのにね

決戦の日

志田のチキチキ珍道中🐮

ほとんど眠れず迎えた朝
すでに緊張しすぎて 
全ての欲が失せた



ジャムみたいなやつを入れることさえ忘れ
すっぺえヨーグルトを
とにかく胃に流し込み

父から拝借した双眼鏡と
ドアに掛けてあった
うしくんをひっつかんで

家を出た

Theme of LH を
車内で聴いていたことだけは覚えているが

どうやって 
たどり着いたのか わからない


気づけば 三軒茶屋 だった

電車を降りると
外はジメッと暑くて

都会の匂いがした

このときにはもう
知能が初期化されていて
志田は地図を見ても自分が何処へ行けばいいのか
どちらを向いているのかも分からず
前後不覚で

駅前で迷子という状況に
毛穴という毛穴から
体水分の20%を失っていた

そんなとき
薔薇のコサージュを付けた
絶対そうじゃん という
黒いワンピースのお姉さんの
後ろ姿を見つけたときは
すごい安心して

こっそりついて行った


横断歩道の信号待ちで
お姉さんと引き離され


お姉さんの姿はもう
何処にもなくて

絶望してうつむきかけたとき


足下に点字ブロックが続いていて
志田はひたすらその上を歩いた

何故か分からないけど

点字ブロックを踏み外したら
もう帰ってこれないから

あのお姉さんが石畳の上に
この点字ブロックを敷いてくれたんだ

なんて馬鹿げたことが腑に落ちて
なんとか独りで歩き出せた


ふと帽子のひさしから見上げれば
すでに志田は門の前で
たくさんの方々がいた

志田はもう大分限界で
校門の右に
壁に沿った人気のない小道を見つけて
逃げ込んだ先で
しばらく立ち尽くしていた

震える手で
自由の翼を再生し

聞き終わった頃には
なんか「乗り込んでやるッッッ」
みたいな気持ちになっていて

帽子を目深に被り直し
校門をくぐった


守衛のお姉さんに
「学生ですか」と声を掛けられ

「ヒンッッッ」

と、お行儀のいいお返事をして
小走りで立ち去ると


「そこ車道です」と注意され


何故神様は
志田に車輪を付けてくれなかったんだ
と思った



志田、現着🐮

10時過ぎ
志田は当初の予定より30分ほど遅れて
会場の前に到着

人が多い

黒い

ローランは黒い という情報は本当だった


ミッション1:先行販売🐮


最初のミッションは物販の先行販売

志田はコサージュがほしかった

はずが
建物の軒下で一歩も動けずに居た




志田は生Revoも初めてだが

よく考えたら
生ローランも初めてで



生ローランが
目の前にいっぱいいらっしゃって

目の前に生Revo決戦の地があって

よく分からないが
本当に来てしまったんだ、、と

志田は急速に怖くなって
ここには居てはいけない気がしはじめた


語弊がないように書いておきたいのは
ローラン方が怖かったのではなくて
極個人的な問題で

人生初にあふれすぎて
どうすればいいのかわからなかったというか



あの渡ってはいけない車道の川幅が
途方もなく遠くなってきて
どんどん渡れなくなってきて
気づいたら軒下に引き返していた


あのお姉さんについて行ってみようとか
あのお兄さんの次に並ぼう とか
意気込んでは 足がすくんでを繰り返し

勇気を振り絞って
おしゃれな横断歩道を渡った頃にはすでに
先行販売分のコサージュは売り切れていた

それに気づいたのは
お会計のお姉さんの目の前で
頭が真っ白になった志田は

何か言わなければッッッときょどり

スタバに初めて来た中学生みたいに
写真を指さして「これ、、、」しか言えなかった

お財布を開くと
何故か一万円札しかなくて
お姉さんに平謝りし

逃げ帰った軒下

手には見知らぬでかいタオルがあった


\志田はタオルを手に入れた/

ミッション2:入場し薔薇を入手せよ🐮


志田は事前に
早めに入場して
お手洗いに行ってスタンプを押せ と
アドバイスを受けていたが

知らぬ間にすでに入場列ができていた

志田はまた
数分掛けて車道を渡り

なんとか列に並ぶと

ローランがいっぱい居るなかで
いよいよ生音楽を浴び
生Revoと対峙する
という現実に

ますます恐怖し

志田は限界を迎える

志田は極度に緊張したり
集中したりすると
息をするのを忘れる というか
空嚥下を繰り返してしまうという
若干めんどくさい生態があるのだが

はじめての路上教習 以来 2年ぶり
誰かを轢き殺すなんて杞憂もないのに

息の仕方を忘れた

吸気が気管に入らず
食道に入るのだ

止まらぬ呑気

何故かって????


ローランから
Revoの霊圧を
感じるからに決まってるだろッッ

部分的に眷属すぎるぞッッッッッッッ

Revoはローランを
分霊箱にしている


脳裏に浮かぶ漆黒のグラサン

呑気に鈍器

志田は内臓が出そ、、、、出た





記憶はありませんが
コサージュも買えて
入国印も押せていました



何故



ROC 30日昼


1)序曲🐮🐮🎻

志田のお座席は20列目真ん中より上手寄り

お恥ずかしいが
部分的に鮮明に覚えていて
そこ以外ほとんど記憶がない

座席に着いた頃には
MAXどうにかなりそうだった

アナウンスが流れて
客席の照明が落とされて

心の準備もできぬままに

奏者の皆様が入場されて
コンマスのお兄さんも挨拶されて
栗田先生がいらっしゃって

序曲が始まる
あの夜明けのような導入が
志田は好きでブワアアっと鳥肌が立って
弦楽器の一糸乱れぬ弓引きとか
金管の低音の震えとか
生の音圧に圧倒された

音楽を浴びている、、、、、、


生Revoと邂逅😎😎😎😎😎🐮


そして序曲が終わると

遂にRevo現る

ヒイイイ


何でRevoが居るんだ

なんで、、、、なんで目の前に

黒い


黒くて白い



サングラス、、、、本当にサングラスだ



お、、、、おおきい

圧倒的質量

本当に大きい

舞台脇にある
スピーカーと見まがうくらい
おっきい

横1m×高さ2mはあった 絶対

手に何か持っている

本、、、、MCカンペかな


ひ、、、、開かない

本は開かない、、、

本を持ったまま動く右手、、、
何で持ってきた

なんだこの人

めちゃめちゃ喋るではないか



多分Revo音楽の歴史みたいな
大事なお話をされていたのに

志田は生Revoの情報処理に
脳みその8割を使っているので
所々本当に何言っているのか分からなくて

なんの話かわからないうちに
次の文章が始まって

止まった、、、と思ったら
今度はRevoさんにエラーが発生していて

エラーコードを吐いていた
「み、、、、みを?、、、みみ、、、」


Revoさんは
とりあえず「み」って言ってた

でもローランに即
レスキューされていた

何故分かる、ローラン

なぜ、、、、、、


志田は
生Revoの威力を見誤っていた


エラーが起こるなんて
全く想定していなかった

Revoエラーによって
志田エラーが誘発され
記憶媒体を損傷した


断言しよう

志田はRevoのせいで
記憶がない

志田は思い知った
生Revoの情報量が多すぎる
黒すぎる
でかすぎる


そして
そのお姿からは
想像できぬほど
想定外の動きをする


気をつけろ 人類


あのお姿の全てが罠だ


薄れゆく意識の中

舞台袖に戻っていくRevoさんの背中を見て
漸く尻尾があることに気づき

前日にRevoの古の尻尾伝説を
知ったばかりだった志田は
多分2分くらい失神していた




記憶なし🎻🐮😎


オーケストラによって
奏でられるRevo音楽の
描写の濃さというか
東フィルの皆様が奏でられる
音の鮮やかさに
SEがあるわけでもないのに
風が吹いたり 雪山だったり
脳を情景が駆け巡っていた




気づいたら再びRevoが現れ

なにかレコード会社のお話をされていて
活動を作品じゃなくて
レコード会社で区切りるんだ、、、、
なんて不思議に思ったりしていたのに

今はもう
何も覚えてはいない

Revoが独自のイントネーションを操るせいで

思考は緊急停止する

お恥ずかしい


ここからさらに
記憶が断片的になって

暁光の唄の終盤
下手から真っ黒なRevoがゆっくり出てきて

ヒイイイイイイイ していた頃


生ひかり あったかいね を食らい

直後の楽譜めくりに

志田は鳥肌が止まらなかった


再び記憶を失う

トークコーナー😎


このときにはもう
志田の脳みその皺は
サングラスによって
綺麗さっぱりアイロンがけされていたので

志田は本当に昭和女子大の教授を
お招きしていると信じた

生冨田さんだった


え、、、、、冨田さんを
コンサートにお呼びしているって
どういうこと、、、、
冨田さんて、、、、音楽評論家というか
プロデューサーというか
ラボ研究員ではあるけれど、、、、え?

と思っているうちに
こっちが照れるくらい冨田さんが
Revoさんにタジタジしながら登壇して


生でRevoの掌でコロコロされている人を見た



なんだその
にんまりは、、、、、


このグラサンは掌コロコロに
快楽を得ている、、、、、、



志田はRevoが何言っているか
情報処理をしているうちに
話が次に進んでいて

Revo独自の
イントネーションが
再び気になり始めて

4割くらいしか分からなかった


古典音楽と現代音楽の話、、、、、だった気がする
そんなの絶対に憶えておかなきゃじゃん、、、志田

気づいたら冨田さんはお帰りになり
チューニングが始まり

弦楽の響きに酔いしれていたら
一曲が終わっていた

ゲストのお姉さん登場🎻🎻🎻


海のような青いドレスのお姉さん

お姉さんの一曲目

志田が味わったことのない
直接的な歌詞で思考が停止

幻想じゃなかった この曲は一体何

二曲目は
不穏な始まり方で
エグめな変拍子があって
台詞があって
お姉さんのソプラノが
曇天を貫くように響いていた

お姉さんのお声はよく憶えていて
地声帯のお声は力強くてエネルギーがある
何かを守るように頼もしくて
ぬくもりがあるのに
高音域はその守護が
刃となって相手の方向に向いている鋭さ
彼女が言ったことは真実になるような
言霊のような念のような、、、
なにか重さのあるお声なんだけれども
ふと急に軽くなって
凸レンズで日光を集めて
己の闇を焼き払おうとするような
強烈な光が見えることがある

なんかもっと
素敵な日本語にできたら良かったのだが

そんな感じでした

紅蓮の弓矢😎😎😎😎😎😎😎🎻🎻🐮🐮


直前のMCで何かおっしゃてて
ローラン方にウケていて

RevoさんのMCの
SHの歴史とか音楽家たるみたいな
アカデミックな話と
突然力が抜けるようなゆるさとで
志田は風邪を引いていたので

彼が何を言っていたか
全く分からなかった

でも志田にとって
初Revo生歌で

すごかった

本当にすごかった

まず思ったのは
CDで拝聴するより
数十倍 後先考えない
刹那的な歌い方をされるな と

紅蓮の弓矢だからそうなのかも知れないが
この人この一曲だけ歌って帰るんじゃないか
このあと 声でなくなるんじゃないか
と心配になるくらい本域で全力で、、、

叫びに近いというか
魂をぶつけているというか

映像で見るより
動きもお声も激しくて


舞台上が血まみれになる勢いで
濁点で

暗愚の想定のあたりとか
アクセントと濁点がエグくて

ア””””””nそうてい””

に合わせて
拳を振り下ろしていた気がする

進撃の軌跡で拝見した振り付けと
同じ振り付けだけど

ブーツで踏みしめる勢いが
床をぶち抜きそうだった





本物だった



魅入ってしまって
一緒にイェーガーできなかった


志田は興奮しすぎて
息も絶え絶え


紅蓮の弓矢が終わったあたりから
志田は本格的に酸欠で
息をするのがやっとだった

とんでもなく速い曲があって
何を言ってるか
本当に分からなくて
気づいたらその曲が終わっていた

ローランの皆さんが
前振りもないのに
一斉に叫んでいたことは憶えている

何だったんだ、、、、

アンコール 😎😎🐮🎻🎻🎻

アンコールの曲が大問題で
「SHには”飛ぶ曲”があります」のあとに
皆さん「おおおおお」と興奮し始めて
座席に座り直したり 明らかにそわそわしていて



隣のお姉さんは
お膝に置いていたタオルを仕舞いはじめた

なんだその、、、臨戦態勢は、、、、

一体何が始まるんだ


簡単なレクチャーがあったけど
何が何だかで

気づいたらまた
Revoさんにエラーが発生していて

Revoのエラーで
志田もエラーが発生し

呆けていたら
曲が始まっていて

謎の歌詞に志田の脳内は
???????????????でいっぱい


な、、、、、なんだそれは


なんだこの歌は



皆さんが着地したときに
志田はまだ空中に居ました




国歌🐮🐮🎻


とにかく
歌詞を間違えないようにしなきゃ
と必死だった

突然皆さんが腕を上げ始めて

志田は二度見しました
それは知らなかった、、、、、、、

とにかく歌うのに必死でした


でも
栗田先生の指揮がとても分かりやすくて
合唱なんて高校生以来の志田も
ちゃんと歌えて

なんかだんだん
生Revoの前で
生ローランの皆さんと一緒に
生オケで国歌を歌っていることに
キャパオーバーになって


2番の記憶はない


気づいたら
コンサートは終わっていた





昼夕間🐮🐮🐮🐮

酸素を求めるように
ホールを出て
しばらく鼻息が止まらなかった

周りにはたくさんのローランがいらっしゃって
ヒイイイイイイイしながら
なんとか外に出れば雨が降っていて

ながされるように会場を離れた

志田はとにかく
動悸を治めたくて
誰も見ていないのに
こんな姿をさらすわけにはいかない
と思い始め
一人になりたくて
またあの小道に逃げ込んだ

しばらく呆然と立ち尽くしていたら
無性におなかが空いてきて

駅までの道の途中でないか食べようと
お店を覗けど
何処もいっぱいで

やっと入れた珈琲店で
アイスコーヒーとサンドイッチを買って

端っこの席で
おっきいサンドイッチを頬張りながら
ほとんどの記憶がないことを知る

クソッ
Revoにアイロンがけされた

いろんな感情がぐちゃぐちゃになって
よく分からないけど
情けなくて涙が出てきて

サンドイッチもぐちゃぐちゃにした

ブラック珈琲なんて飲めないのに
何で珈琲なんて買ってしまったんだと
何故か惨めになってきて
余計に珈琲が苦かった


十中八九ローランの黒いお姉さんたちが
志田のテーブルの椅子を借りたいと
とても丁寧に声を掛けてくださって

このお姉さんが
志田が初めてお話ししたローランになった

そこでハッと現実に戻って
おそらく口の周りにパン粉を
たくさん付けたまま
お返事をして

そこで漸く
お店が混んでいることに気づく

こんなところでぐしゃぐしゃになっているのが
恥ずかしくなって
残ったサンドイッチを
アイスコーヒーで流し込んだ

声を掛けてくださったお姉さん方が
一人用の机を3~4人で使っていて

志田はここで
このお姉さんに話しかけなければ
せっかく来たのに
誰ともお話しできずに終わる気がして

勇気を振り絞って
志田が使っていた幾ばくか広い机を
もし良かったらいかがかと
声を掛けたが

そのお姉さんは
「店が混んでいるから他の方に」と

素敵なお姉さんだった

とすぐに志田は己の顔が
今ぐちゃぐちゃであることを思いだして
めちゃくちゃ恥ずかしくなって
逃げるようにお店を飛び出しかけたとき


隣の席のお兄さんに
帽子を忘れていると教えられ


志田は己の動揺ぶりに
絶句した



でも志田は
素敵なお姉さんとちょこっとお話しできた
そのうれしさと成功体験に
励まされて


何故か
Revoにアイロンがけされた脳の皺が
再び寄ったのだ

脳皺寄せお姉さん
大感謝

志田が記憶を取り戻したのは
お姉さんのおかげ

急に覚醒した

若干やけくそになりながら
「コンサートを楽しむ」と決意

お手洗いで顔面をどうにかして

行きしなに志田を導いてくれた
お姉さんが敷いた点字ブロックを
再びすすむ

今度は前を向いて
Revoに復讐を誓う


あ、、、、、今回二万字です

まだあと一万字あります、、、、、、、

次回
志田の超回復 からの逆襲
30日夕編に続く、、、


ここまで読んでんでくださったあなたに
心から感謝を

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