七味唐辛子

■書く内容: ①読書感想文/映画感想文/ドラマ感想文といった各インプットに対するアウト…

七味唐辛子

■書く内容: ①読書感想文/映画感想文/ドラマ感想文といった各インプットに対するアウトプット ②言葉、文章、文学、広告、マーケティング、認知心理学、社会心理学に関する自己研究レポート ③日常生活における発見等について書いた随筆。

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人はなぜ、古典に行く着くのか?私は何故「カラマーゾフの兄弟」を読むのか。いや、読まねばならぬのか。【カラマーゾフの兄弟との格闘日記①】

これは村上春樹さんの言葉です。 また、私が私淑している、明治大学文学部教授の齋藤孝さんは「カラマーゾフの兄弟」についてこんなふうに評しています。 齋藤先生は他の多くの著書の中でも「カラマーゾフの兄弟」を推しまくっています。 更に、私は最近三島由紀夫に興味があって、いくつか著書を読んでいく中で読んだ「仮面の告白」の序文では「カラマーゾフの兄弟」の一節が引用されていました。 更に更に、私は北野武さんの映画が好きなのですが、その北野武さんが本の中で戦後の代表的な映画監督3人

    • 「ひとり打ち上げ」をやる

      皆さま、毎日お疲れ様です。 日々緊張感やプレッシャーを感じながら生活されていることと思います。 そこで最近私が編み出した技、「ひとり打ち上げ」をご紹介致します。 手順①:夕食の時とか・・・例えば金曜日の夜とかにビールとか自分へのご褒美を用意して、「えー今週もお疲れさまでした。今週は○○を無事終えることができましたこれもひとえに・・・」みたいに一人でスピーチをして自分をねぎらいます。 手順②:そして最後に「ではグラスを持って・・・乾杯!」と言います。(一人ですが。。。)

      • 仕事では、遠慮なんかしてらんない。

        私は相手に気を遣いすぎてしまうところがある気がする。 (それは自分でそう思っているだけかもしれないが。) 特に取引先や上司などに、いま話しかけていいかな? でも、今機嫌悪そうだな・・・。 電話しすぎても仕事の邪魔かな? はっきり意見を言ったり、質問をしたら怒られるかな ・・・とか。躊躇してしまう。 でも最近思うのは仕事に遠慮なんて要らないんじゃないかということだ。 遠慮している時って、突き詰めれば自分がイヤな想いをしたくないということなんじゃないかとも思う。 電話一本で済

        • 大人なんて存在しない。

          学生時代、社会では立派な大人がいると思っていた。 でも、実際に社会で過ごしてきて思うことは「大人なんていないんじゃん」ということだ。 45歳~50歳くらいの所謂オトナたちと接してきても、はっきり言って器の大きいオトナなんていうのはほとんどいなかった。 それはディスっているんじゃない。 馬鹿にしている訳でも無い。 尾崎豊的なメッセージを述べたい訳でも無い。 みんな自分が生き残ることに必死なのだ。 必死にならざるを得ないのだ。 あと、「歳をとれば、人格や器が育つ」訳ではな

        • 固定された記事

        人はなぜ、古典に行く着くのか?私は何故「カラマーゾフの兄弟」を読むのか。いや、読まねばならぬのか。【カラマーゾフの兄弟との格闘日記①】

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        記事

          心と脳の疲れは違うんじゃないか。

          仕事の疲れって、8割くらいは心と脳(神経)の疲れなんじゃないかと思う。 肉体的な疲れはあるけど、それは今の時代、比較的少なくなってると思う。 何が疲れるのかというと、心と脳だと思う。 心=脳ではあるけど、心の疲れ=脳の疲れという訳ではない気がする。 脳は、神経的な疲れ、情報処理をした疲れ・・・そういう、パソコンで言えばCPUの疲れだと思う。 一方、心の疲れというのは「意味の処理」がキャパオーバーしていることによって起こると思う。 人間は意味の生き物だと思う。 意味に

          心と脳の疲れは違うんじゃないか。

          「丸くなるな、星になれ。」の意味について誤解してた。

          サッポロビールのキャッチコピーで、「丸くなるな、星になれ。」というコピーがある。 この「星」を「スター」だと誤解していた。 だって、TVCMで起用されているのはスターばかりだから。 だから、あんまり共感できなかった。 スターになれるのはほんの一握りであって、 スターなんて成れるなら誰だって成りたい。 「スターになれ!」 「いや、言われなくても頑張っとるわい!」 と・・・。 けど、最近違う意味なのでは?と気づいた。 図形を見ていた気づいた。 ○ ではなくて、★ になれ

          「丸くなるな、星になれ。」の意味について誤解してた。

          働くって、やっぱ素敵だなぁ。

          社畜とか、ブラック企業とか、サラリーマンとか。 いまの日本では働くという言葉にネガティブな印象を持つ人が多い気がする。 かくいう私も、月曜日は憂鬱で金曜日はウキウキとした気分になる。 だけどやっぱり働くって素敵だなぁとも思う。 ①仕事は喜ばせ業 漫画「ザ・ファブル」を読んでいて、感動したシーンがある。 (以下、ネタバレ含むので読んでない人はご注意を。) 主人公の佐藤は殺し屋。 だが、一年間殺し屋を休業してフツーの生活をすることになる。 そのフツーの生活を終えた後、佐藤

          働くって、やっぱ素敵だなぁ。

          優先順位という概念の奥深さ

          仕事をする際に優先順位という考え方は非常に役立つと感じている。 例えば朝。 今日すべきことに優先順位をつけて仕事に取り組むと、一日が終わる時に「大事な仕事が終わらなかった」という事態を防げる。 タスクが増えた時についやってしまいがちなのが、「やり方が分かることからやってしまうこと」「片付けられそうなことからやってしまうこと」などだ。 救急医療の現場でトリアージという概念がある。 傷病者の緊急度や重要度を基準にして、処置する順番をつけながら治療にあたることらしい。 ブラッ

          優先順位という概念の奥深さ

          24時間テレビで。ヒロミさんが昨年のマラソンを振り返って、「辛い時間は2日目の朝。肉体的に辛いのもあるけど、(朝は人がいないから)沿道からの応援が無いから辛い。やっぱ応援のチカラは大きい」的なこと言ってた。 へぇ〜と思ったし、何よりヒロミさんが言うと真実味あって説得力あった。

          24時間テレビで。ヒロミさんが昨年のマラソンを振り返って、「辛い時間は2日目の朝。肉体的に辛いのもあるけど、(朝は人がいないから)沿道からの応援が無いから辛い。やっぱ応援のチカラは大きい」的なこと言ってた。 へぇ〜と思ったし、何よりヒロミさんが言うと真実味あって説得力あった。

          哲学が無いと、判断できない。

          科学の時代というか・・・いまは科学が王者の時代だと思う。 科学というのは技術だけではなく、論理的思考や、データに基づく思考など「科学的な」手法も含めて。科学的なものを絶対とする風潮。 科学は現代人にとっての宗教だと思う。 私もその一人で、科学的な解釈が好きだし、信じている。 だけど最近感じるのは、結局哲学が無いと何も判断できないし、科学を活用することもできないし、人を幸せにすることはできないんじゃないかということ。 例えばグーグルの使命は以下のようなものだ。 この使命

          哲学が無いと、判断できない。

          自分のツボを知る。自分のツボはコンパスになると思う。

          人生は「自分が納得するかどうか」がすべてなのではないかと最近思います。 世間にはあらゆる価値観や言説で溢れています。 「金がすべてだ」という言葉もあれば、「金がすべてではない」という言葉もあります。 「仕事がすべてだ」という人もいれば、「仕事なんて生活費を稼ぐ為の手段にすぎない」という人もいます。 一社に永く務めることを「腰が据わっている」「考え方がブレていない」「ストレス耐性がある」と評価する見方もあれば、 転職する人を「チャレンジ精神がある」「キャリアアップしている」

          自分のツボを知る。自分のツボはコンパスになると思う。

          腸の健康を意識した食生活・生活習慣を一年近く続けてからの変化まとめ

          私はもともとお腹を下しやすい体質でした。 そんな中、腸の健康の重要性を感じ始め、食生活や生活習慣を直近の約1年ほどの期間改善してきました。 どのような改善を行い、どのような変化が起き、どのような効果を感じているかについてまとめてみます。 <改善点> 改善点①:食生活 腸内の健康を実現する上で、腸内フローラを改善する必要があると下記の動画で学びました。特に、食物繊維や発酵食品を摂取することが重要だと。 そこで以下の改善を行いました。 ■食物繊維をとる。(1.5日に1食

          腸の健康を意識した食生活・生活習慣を一年近く続けてからの変化まとめ

          お世話になった人の顔を思い浮かべて頑張る。

          よく、「あなたは一人じゃない」みたいな励ましの言葉がある。 いままでいまいちピンとこなかった。 けど、最近なんとなくその意味が分かる気もする。 自分のなんてことない人生でも、振り返ってみるとやっぱりなんだかんだで、いろんな人にお世話になったことが思い出される。 自分を厳しく指導してくれた先輩、辛い時に寄り添ってくれた先輩、ふさぎこんでいた時に支えてくれた友人、一緒に仕事をやり遂げた顧客の方、一緒に遊んだ友人、部活動の時の顧問や担任だった先生、そして家族や親族・・・。 味

          お世話になった人の顔を思い浮かべて頑張る。

          人生は経営だし、誰もが自分という会社の社長だ。

          人生は経営だ。 人生は経営だと思う。そしてそう理解するといろんなことが理解しやすくなると思う。 まず、会社経営と人生経営の共通項を整理してみたい。 ■経営ビジョン =夢、やりたいこと、成し遂げたいこと、目標、計画 ■経営理念 =信念、こうあるべきなどの哲学や美学、価値観 ■経営資源 =時間、お金、労力 ■事業領域 =自分のやりたいこと、道、専門分野 ■中期経営計画 =5~10年後の計画 ■SWOT分析 =自分の強み、弱み、得意、苦手、好き、嫌いなどの分析 こ

          人生は経営だし、誰もが自分という会社の社長だ。

          人生は、やるべきことと、やりたいことと、休むことの3つで出来ている

          人生の時間は3つに分類できる 人生の時間を分類するとしたら、突き詰めれば下記の3つに分類されるのではないだろうか。 ①やるべきこと(をする時間) ②やりたいこと(をする時間) ③(①②をする為に)休む時間 ①やるべきことの具体例 仕事、家事、事務手続き ②やりたいことの具体例 友達と遊ぶ、飲みに行く、温泉に行く、ゴルフをする、映画をみる、ドライブをする・・・etc ③休む時間の具体例 睡眠、家でダラダラする時間、仕事の休憩時間・・・etc なぜこの分類が必要

          人生は、やるべきことと、やりたいことと、休むことの3つで出来ている

          目的を変えてみる。すると例えば移動が散歩になる。

          移動と散歩の違いは何でしょう。 それは歩く人間の認識ではないでしょうか。 何の為に歩くのか?という目的(=認識)が違うだけ。 何故なら物理的には移動と散歩はあまり変わりません。 同じフォームで同じ身体運動を行います。 移動という目的のもとに歩くと、面倒くさかったり、不要な時間だと感じます。 ですが、散歩という趣旨で歩くと、適度な運動だと感じたり、気分転換になったと感じたりします。 それだけ、認識は人間にとっての価値判断に影響を与えると思います。 だから、認識をうまくコン

          目的を変えてみる。すると例えば移動が散歩になる。