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無理なく着実にゴールに向かう!「習慣化」のコツ

目標達成のために何か新しいことを始めるのは、とてもよいことです。ただ、「努力あるのみ」と気負うばかりでは、ただの苦行になってしまいがち。そんなときにおすすめなのが「習慣化」。なぜなら習慣は「無意識に行われる」ものだからです。習慣になってしまえば、無理をせずに目標達成に近づける可能性がぐんと高くなりますよ。

今回の記事では、目標達成の第一歩となる「習慣化」のコツをご紹介。がむしゃらにやるだけではない、バランス感のある努力がカギです。お父さん・お母さんだけでなく、お子さんが何かをはじめるときにもきっと役立ちますよ。

●コツをおさえて上手に習慣化

■最初の三日を超える

なにかを習慣化するには最初の三日をまずは超えることがコツ。「ここでやめてはもったいない」「明日もできるはずだ」と自分を奮い立たせる気持ちにつながります。そうして心も体も慣れてくると、「辛い、大変」というマイナスの気持ちも和らいで、「まだいける」「今日もできる」と前向きな気持ちに切り替えることができるのです。

■甘さも厳しさもバランスよく

続けることを最優先にし過ぎて自分を追い込み過ぎればストレスになるだけ。「今日は無理。明日でいいや!」と気楽に構える日があっていいのです。自分に対する「甘い」「厳しい」の基準は自分で決めてOK。線引きは人それぞれで、どちらを選んだから良い・悪いということではありません。

そして、自分に甘くするも厳しくするも、大事なのはバランス。根拠もなく「何とかなるだろう」「ダメなら〇〇という手を使おう」と逃げ道ばかり用意していると、本気で向き合わない姿勢が癖づいてしまいます。退路を絶って事に臨む覚悟と、その姿勢を長続きさせるためにいかに息抜きを設けるか。自分なりのバランスを見つけることが大切です。

 ■「できた」を積み重ねる工夫

スモールステップとして小さな目標を設定し、1段1段クリアしていくことも習慣化の秘訣です。手の届く目標なら取りかかりやすく、すぐに達成感・充実感を味わうことができます。ゆっくりコツコツと経過を見ながら取り組み、「できた」を積み重ねていくことは、やる気を持続させるのです。

■「踊り場の時期」を受け入れよう

新しいこと始めると、一定の時期までは順調に手応えを感じられますが、ある時やってくるのが「踊り場の時期」。階段と階段の間に設けられた踊り場のように、自分の成長や進歩が感じられなくなるときのことです。踊り場の期間が長くなるとモチベーションが下がり、「これ以上は無理」と諦めたくなってしまいます。

そんな「踊り場の時期」を乗り越えるポイントが、踊り場でアンテナを張ること。そのときにできることを焦らずに精一杯取り組むことが、いざ巡ってきたチャンスを取り逃がさないための準備だと考えるのです。

●自分の「好き」が習慣化への近道

あらゆるシーンで応用することができる「習慣化」のコツ、いかがでしたか?自分の信念や決めたゴールに重点を置き、そこに至るまでのプロセスで努力を続けるのは大変なこと。これらのコツを取り入れれば、目標達成に向けて無理なく着実に進んでいくことができます。

しかしながら、「何かに頑張りたいけど、目標がない。特にやりたいことも見つからない‥」「わが子が何をやりたいのかわからない」そんな方もいるかもしれません。そんなときは、長所や得意なことを定期的に確認するのが大切。ちょっと気になる、これなら少しできる。そんな小さな心の動きを見逃さず、自分の「好き」を見つけていく。物事を無理なく継続させたいのなら、そのことを好きになる、得意になるのが一番なのです