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製作総指揮はあのフランシス・コッポラ!国民的クリーチャーになれなかった怪物「ジーパーズ・クリーパーズ」【ホラー映画を毎日観る人】(396日目)

「ジーパーズ・クリーパーズ」(2001)
ヴィクター・サルヴァ監督

◆あらすじ
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春休みを利用して実家に帰省中のトリッシュと弟のダリー。田舎道で不審なトラックに追い回され、パニックになりながらもなんとかトラックは通り過ぎる。そこでトリッシュは20年以上前にこの地で行方不明になったカップルのことを思い出す。しばらくすると廃教会のそばにあのトラックが停車しており、運転手であろう男が毛布に包んだ何かを排水用の巨大パイプに捨てるところを目撃する。あれが何かを確かめるためにダリーはパイプの中を覗き込むがそのまま落下してしまう。
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製作総指揮は「ゴッドファーザー」、「地獄の黙示録」で御馴染みのフランシス•フォード・コッポラ御大です。

2001年に発表された今作を含め、現在までに下記の3作が公開されています。

•「ジーパーズ・クリーパーズ」(2001)

•「ヒューマン•キャッチャー/JEEPERS CREEPERS2」(2003)

•「リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ」(2017)

その後、2022年にはリブート映画として「ジーパーズ・クリーパーズ∶リボーン」が公開されています。

•23年毎の春に23日間に渡って人を食べ続ける怪物

•人間の肺を食べれば呼吸が出来るようになる、目を食べれば目が見えるようになる等、機能を失ってもすぐに回復できる

•人間の心臓を食べた分だけ命が増えるので倒すのが困難等など
見所であるクリーパーにかなり魅力的な設定があってとても良かったです。

大きな羽や牙があり、ゴツい吸血鬼のような見た目です。

冒頭のあおり運転シーンの疾走感から、二転三転する中盤のサスペンス要素多めの展開をじっくり見せ、終盤は誰もが好きそうなスラッシャー映画として怪物の“クリーパー”をしっかり見せてくれる構成で飽きが来ず、非常に面白かったです。

トリッシュ役のジーナ・フィリップスは華があってとても
キレイでした。

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クリーパーがもっとインパクトのある見た目だったり華があれば今頃ジェイソンやフレディ、エイリアンのような国民的クリーチャーになっていたかもしれません。それだけのポテンシャルは秘めているのではないでしょうか。
1作目は興行的にはヒットしましたが評論家からあまり良い評価は貰えず、2作目以降は興行的にもイマイチでかなり不遇な怪物です。

2022年にはリブート映画も公開されていますし、ここからもう一花咲かせる可能性も大いにあるので今後もこのクリーパーシリーズは追って行きたいと思います。

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