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瞑想の適切な時間って?

瞑想こぼれ話三話目。


坐禅や瞑想アプリが、コロナによりダウンロードが伸びたとききます。
心の安定には瞑想がいいっていうのは、ヨガや仏教を学んでいる人でなくてももはや、実感としてみんなの中にある時代なんでしょうね。

先日も仕事で、瞑想の達人約20人に話しを聞く機会がありました。
その中からこぼれ話的な小ネタを忘備録的として書いておこうと思います。

瞑想って何分するのがいいの?

瞑想をはじめるにあたって、何分間すればいいの?っていう疑問、ありますよね。もし師匠がいるなら、その流派やスタイルのルールに沿ってやるのがベストだと思います。坐禅は修行、気が遠くなるほど座るとも聞きますし、クンダリーニヨガでは11分とされているようです。11分はエネルギーが活性化する時間であり、内なるバランスを整えるのに適した時間だそうです。

特にフォローしているスタイルのない場合(わたしのように自主練系)、かつ初心者ならば、ずばり、何分でもいい!というのが結論です。ポイントは
・ストレスに感じない
・毎日続けられる

ことにフォーカスをおくといいようです。義務感から「座らないと…」となってしまうのは、どうも脳に効果的ではないようです。何はさておき”習慣化”から始めることが、長い瞑想ライフの第一歩のようです。

ある程度瞑想を続けて習慣化できたら目指したいのが20分。
(わたしはまだ10〜15分をさまよっています😆)
科学的アプローチで瞑想を研究している達人も、精神的かつ感覚的につかんでいる達人も、共通して、瞑想で「脳が変容するのがだいたい20分から」と言っています。

そして、20分が馴染んできたら30分
20分で変容した脳の状態を、プラス10分間で定着させるのです。瞑想からぬけると、脳の状態ももとに戻るのですが、積み重ねることによって段々と形状記憶されるそうです。瞑想の達人たちは、何年も続けていると、だんだんと脳が変わってくるといいます。科学的にも脳内セロトニン神経は変化できると言われています。ちなみに達人になると5分くらいで脳の変容がはじまるみたいです。

そして、どんなに長くても40分までとしている人も多いです。なぜかというと、「気持ちよすぎて、ずっと座っていたくなってしまうから」。たしかに山に一人でこもって悠悠自適な生活をしてい無い限り、社会生活に支障が出てきそうです。

一日たったの30分。まったくの自分自身に戻って、どっぷり安心&リラックスができるだけで、心身ともに健康になりそうです。1年後には30分気持ちよく座れるようになっていることを祈りつつ。

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