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コロナ後の世界 閉鎖から開放、密から疎への移行

コロナ後の世の中を想像するが、どう考えてみても、以前の様な生活が戻ってくるとは思えない。イタリアは5月3日より規制を緩め、外出を許可し、一部の営業を再開する見通しで進んでいる。ただ、今まで通りに1~2mのソーシャルディスタンスは保ったまま。買い物に行こうとしても入場規制がかかり、自由な時間は限られるのは明らかであり、ワクチンが全国民に普及する期間までこの規制は続く。都市生活が今までと全く変わってしまうのは明らかだ。そうなると、大都市に住むより、人口密度低い田舎に定住したほうが、自由があるのではないだろうか。

コロナと共に生きるための討論会を見ていて、今自分が気になってい事を説明してくれていたので紹介したい。

安宅和人曰く、コロナショック後は明らかに密の空間より疎の空間にいるほうが有利である。都会にいるより田舎に居るほうが、ソーシャルディスタンスは保ちやすいという事だ。都会で3密を守るのは大変だが、田舎であれば、3密をクリアしながら経済活動が容易である。
つまり、今後は都会よりも田舎に価値が出てくる。

資本主義は基本的に一か所集中型で、都市に人を呼び集め、効率を上げることにより利益を追求していたが、コロナによってそれが裏目に出てしまった。

今後、スマートワークなどの場所を選ばない仕事が主流になれば、都会に生活する必要性は低くなる。だた、そのような生活を安定させるためにはデジタル技術(5Gの高速通信、高精度のカメラ、巨大な画面に高音質マイクなど)の向上が絶対条件であるが、現状ほぼそろえることが可能だ。 などだ。

これからは、図のようにオフィスなどの閉鎖空間から開放された空間へ、
都市などの高密度地域から、田舎の低密度地域への移行が考えられる。


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すでに、都会慣れしている人には難しい判断かもしれないが、田舎への移動もこの機会に考えてもよいかもしれない。



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