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人間関係で悩む必要がなくなるたった一つの方法

よくある悩みの代表格とも言える【人間関係】

私は割と円滑に関係構築が出来るほうです。
昔は気を遣い過ぎてぐったりしてしまう事や、上手くいかなくて悩む事もありました。
何が変わったのかなぁ…と振り返ってみると、至極簡単なことだったので、昔の自分に言ってあげたいです。
「そんなに頑張らなくていいんだよ」って。

他人は絶対に変えられない

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人間関係がギクシャクしたり、誰かのせいで辛い思いをしたりする時、その原因は【価値観の違い】が大きく関係します。
自分は「正しい」と思うことが、相手にとっては「間違っている」もしくは「どうでもいい」と感じている…
そういう事象が起こると、理解されない苦しみや、行動してくれないことによる怒りが生まれてしまいます。

それはごく自然なことで、それ自体は全く間違いではないと私は思います。
ですが、そのせいでずっと苦しんだり、相手を憎んだりするのは無意味なことです。
なぜならば、そこから何も進展しないからです。
いくら相手に理解させようとしても、相手は相手の【価値観】でしか動きませんから、自分の【価値観】と違うのであれば理解するのは難しいのです。
逆も然りです。
あなたはあなたの【価値観】が大切なので、誰かが押し付けてきた【価値観】に変えるというのはとても難しいし、続けるのは困難でしょう。
もし、変われたのであれば、誰かの【価値観】を受けてそれを「良い」と感じて、自分の【価値観】へと受け入れることができたから変われたのです。
つまり、相手に変化させられたのではなく、自分が変えたことになります。

他人を変える為には、自分の【価値観】の良さを伝え、相手の【価値観】へと変化させなければいけません。
それはものすごく大変な作業です。

しかし、自分の《考え方》であればどうでしょう。
今までの経験から信じてきたことを変えるのは容易ではありません。
ただ、他人を変える労力よりはるかに簡単です。
ここで大切なのは、【価値観】を変えるのではなく、《考え方》を変えるということです。

分かりやすく説明するために、1つの事例でお話ししましょう。

あなたが学生だとしましょう。
あなたは校則とはとても大切で、それは守るべきものであると考えています。
理不尽だと感じたり、変だなと思う決まりがあったりしたとしても、その学校に属している以上は守るべきものなのです。
一方で、A子さんはA子さんが「おかしい」と感じた校則には一切従いません。
注意しても「納得できない」と拒否をします。
あなたはどうしても守ってほしいので何度もA子さんに注意しますが、一向に理解してもらえないばかりか、受け入れられない理由を伝え、あなたに理解させようとしてきます。

例えば、校則では「化粧をしてはいけない」と決まっているのに、A子さんは毎日化粧をしてきます。
あなたは「校則に従って化粧を落とすべき」と伝えると、A子さんは「卒業して就職したら毎日化粧しなければいけないのだから、今から練習して慣れておく必要がある」と言います。

はたしてどちらが正しいのでしょうか。

どちらも「正しい」のです。
お互いに自分の【価値観】を信じてそれに見合う行動をしているのです。

さて、あなたはA子さんを変える必要があるでしょうか?
どうしても変えなければ命の危険がある場合や、明らかにマイナスの事象が発生してしまう場合などを除いて、変える必要はないです。

例え、A子さんの行動によって、A子さんの進路が困難になったとしても、それはA子さんの選んだことであってあなたには関係のないことです。

つまり、あなたはあなたの《考え方》を、”A子さんの校則違反を直させる”から、”A子さんのことは気にしない”に変えるだけです。
あなたの【価値観】である”校則は守るべきもの”は変えなくていいのです。
あなた自身は校則を守っているので全く問題ありません。
A子さんの行動は関係のないことだと割り切るだけです。

他人は別だと認識する

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あなたが今気に病んでいる相手は本当に《気にすべき》相手ですか?
一定の距離を保ち、相手の言動は自分とは関係のない事だと見切りをつけても良いのです。

そうすることで自分でも驚くほど冷静になり、気に病んでいた事が嘘のようにどうでもよくなります。するとどうでしょう。相手への接し方そのものが変わり、ギクシャクしていた事などなかったようになります。または、執着がなくなることできちんと距離を置くことができ、関係を絶つことができるかもしれません。

ただし、物理的攻撃で命の危険がある時や、執拗な嫌がらせによって実害が出ている時などは、一刻も早く第三者に相談報告してください。
誰かに相談しても何も変わらない、もしくは状況が悪化する場合は、別の第三者に相談してください。
決して諦めないでSOSを発信してください。
誰1人として、あなたを傷付けてはいけないですし、あなたにも誰かを傷つけて良い権利は一切ありません。

その人の事を考えると憂鬱になり、他のことまでが嫌になる毎日を過ごしているとしたら、たった一つだけ変えてみてください。
それはあなたの《考え方》です。
その腹が立つ相手は、あなたが気にしてあげる価値がありません
すぐにでもあなたの心のフィールドから追い出してしまいましょう。

さぁ、一緒に笑っていきましょう!

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