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ボクがいつも気をつけていること

この記事は、
【マイスター・ギルド】本物の Advent Calendar 2020
18日目の記事です。

はじめに

こんにちは。マイスター・ギルドCTOの芝田です。

今日は私が普段から気をつけていることを紹介したいと思います。

「こんな考え方あったのか〜」とか「それは違う、自分の場合はこう。」とか「偉そうに書いてるけどお前、全然できてないやんけ!」とか・・・仕事や普段の生活の参考にしていただければ、と思います。

より広い範囲で考える

私はマイスター・ギルドという組織に所属していますが、マイスター・ギルドで扱っているプロジェクトは複数の会社が関わっていることが多いです。
問題が起きたときや、業務改善する必要があるときは、マイスター・ギルドだけではなく、プロジェクト全体、もっと言うと、プロジェクトに直接関わっていないエンドユーザーまで考えて最適解を考えるようにしています。
そうすることで、全体的な最適化が行われて、結果的に楽な方向に進むはずです。
ただ、一時的には負荷がかかるので、チームのメンバーからは恨まれてそう・・・?

全員で考える

私は立場上、意見を言うとそのまま採用されてしまうことが多いのですが、それは望ましくないと思っています。
一人の意見というのは、視野が狭いですし、思い込みをしている、という可能性もあります。なるべく多くの意見を聞いたほうが視野が広がり、より良い選択肢が出てくると思います。
また、それぞれの立場で考えているものや、期待するものも違っているはずです。お客様が何を期待しているか、メンバーが何を期待しているか、を汲み取って、その期待に応えられたら最高ですよね?
それに、相手が何を期待しているかって、自分にはない視点なので、とても興味深いじゃないですか?

相手には伝わっていないと考える

ありますよね?言ったことが伝わっていなくて、全然違うものが出来上がっていること。
すごく細かく伝えたつもりでも、相手にはなかなか伝わりません。
ですので、基本的には伝わっていない前提で進めるようにしています。
伝わっていない前提というのは、具体的には、作業がちょっと進んだところで結果を確認するとか、文章で依頼した内容を表現してもらうとかです。
それに加えて、別の言葉や媒体で何度も伝えるようにしています。
もしかして「ウザい人」と思われてるかも!?

相手の立場で考える

すべての人には何らかの「期待する結果」があって、それを達成するために行動をとる、と私は認識しています。
意味不明な攻撃を受けたとしても、お客様にどれだけ理不尽な要望を言われたとしても、それはきっと相手の人が何かを期待して、そういう行動をとっているのです。
相手の「期待する結果」を理解することで最良の対応が取れるんじゃないかと思っています。
ただ、これもいつも「どっちの味方やねん!」と怒られることが多いですが・・・。

嘘はつかない

これはすごく気をつけています。逆に考えるとわかるのですが、嘘をついた実績があると、それ以降その人が何を言っても嘘か本当かを判断することができなくなります。
そうなると、「本当のことを言っているんだ」ということを理解してもらうために、不要なコミュニケーションが増えてとてもコストがかかったり、神経をすり減らす結果になります。

さらに私は嘘をついた結果にならないために、以下のことに気をつけています。

約束するときは気をつける

約束を守るのはもちろんなのですが、そもそも守れない約束はしないようにしています。約束を破る、ということは結果的に嘘をついたことになる、と思っているからです。
ですので約束をするときはすごく慎重に考えることにしています。
万が一、「約束が守れない!」と分かったときは早めに伝えて、約束を変更します。

誤解を解く

誤解も嘘をついているのと同じである、と考えます。事実と異なることが伝わっている状態だからです。
そもそも誤解されていることに気づかないことも多いのですが、気づいた時には、ちゃんと説明して誤解を解くようにしています。

ルールは守る

ルールは、その規定した組織や他の人との約束です。約束を守るという自分のルールに従って、必ず守るようにしています。

メモをとる

情報をメモするのはもちろんなのですが、「気になったこと」や、「わからない言葉」が出てきたりしたら、それもメモに残しています。
メモに残すと頭に残りやすい、というのと、あとで調べたりするためです。

深く考える

メモに書いた「気になったこと」は、時間をとって深く考えるようにしています。
考えるときは白紙のA4用紙(見開きA4サイズの手帳)に向かって、全面に文字や絵を使って書いて考えます。過去や未来を想像したり、別パターンを想像したり、原因を深く追求したり、いろいろです。
深く考えることで、新しく調べたいことが増えてそれを調べることで知識が増えますし、「もやもや」がある程度すっきりします。

反応しない

これは無反応という意味ではないです。
例えば、嫌なことを言われたとき、反射的に反応しない、ということです。嫌なことを言われても「なぜその人がそんなことを言ったのか」を「その人の立場」で考えます。
そうすると不思議と怒りがおさまり(パフォーマンスとしての「怒る」は別として)、適切な対応をとることができます。

で、

ここまで書いて、自分自身がどのように価値観で動いているのか、ということの振り返りができたなぁ、と思いました。

「ここできてないな〜」とか「もっとここを伸ばそう」とか、自分で把握することができました。

最近流行の(?)この「振り返り」という行為はとても成長につながると考えています。

成長はマイスター・ギルドのテーマの1つでもあります。これは個々の成長でもあり、組織の成長でもあります。どうやったら成長できるか、どうやったら成長を手助けできるか、ということを考えつつ、マイスター・ギルド自身も成長中です。

今回のこの記事も成長をテーマに(ちょっとこじつけ感ありますが)書かせていただきました。皆様の成長の参考になれば、幸いです。

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