#599 何者か

多くの人は自分が何を持っているかは知っているが、自分が何者であるかを知らない。どういうレベルの人間なのか知らないでいる。あるいは、何者でもない。だから、他人が自分をどう見ているかが気になるのだ。しかし、他人の評価が正しいわけではない。自己評価もまた正しいとは限らない。もし、自分がいったい何であるか、人間としてどこまで達しているのか、自分の可能性がどこまであるのかをよく知っているのならば、その人は大きな人物であろう。

『ウィトゲンシュタイン世界が変わる言葉』

自分が何者かを知らない。
だから、他人の評価が気になる。
確かにその通りだ。

自分が何者であるかを知っていたら、
他人の評価に振り回されることはない。

自分が持っているもので
自分を評価していたら危険だ。
持っている家、車、お金。。
もし、これらがなくなったら、
自分は何者でもなくなってしまう。

絶対になくならないもの、奪われないもの。

それは在り方だ。
在り方だけは、自分で決めることができる。

在り方で勝負だ。