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#528 学問とは

江戸時代の儒学者に広瀬淡窓という人物がいました。淡窓の思想は「敬天思想」といわれており、人間は正しいこと、よいことをすれば、必ず報われるというものでした。その淡窓に、「わがことのほかは少しもせぬ者は学問をしても使いようなし」という教えがあります。  学問とは世のため人のためにこそ究めるものであって、そんな意識がない者がいくら学ぼうが、何をしようが、社会で何の役にも立たないというのです。

『すぐに結果を求めない生き方』

学問とは世のため人のためにこそ究めるもの。

この意識を持って授業を受けている生徒、
授業を実施している教員がどれだけいるか。

教育基本法
第一章 教育の目的及び理念
教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

社会の形成者としての意識。
学校では以前より厳しく指導しなくなった。
知識だけを教えてればよいという雰囲気。
何を育んでいるかもわからない。

教育をする側も受ける側も
世のため、人のためにと学問に取り組む。

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