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#534 熏習
お香の匂いが染み渡り、焚いていなくてもよい匂いがするようになります。一種の刷り込みといえますが、これを「熏習」と呼びます。意識の高い人たちがそれぞれ人に学び、感性を養い、さらにその学びを実践し、周りに伝える。日常生活で繰り返し取り入れれば、各個人の修養は進んで、まさしく「熏習」となるでしょう。
熏習(くんじゅう)
仏教用語。
香料と衣服を一緒に置くと、その香りが衣服に移り、衣服にもともとなかった香りが残るように、あるものの性質が他のものに移行することをいう。
「すぐれた人に親しんでいると、気がつかないうちに、自分もすぐれた人になれる。」
憧れの先輩の仕草、口癖、口調などを
知らず知らずのうちに真似をしている自分がいる。
誰といるかで、自分は決まる。
コミュニティ選びが自分を決める。
「熏習」という言葉を大切にしたい。
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