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10月18日、日曜日の歩行者天国大魔境

ビジネス街にある日曜のジムは相変わらず空いていて、25mコースをゆったりと泳いだ。コロナ以降、都会に住む意味を考えることもあるけれど、休日のビジネス街周辺はジムに限らず、道も駅も空いていて、街を持て余している感じがとても好きだ。あと、どうしても通勤が苦手で、これが改善されることはそうはなさそうなので、まだしばらくは都会に住んでいたいと思う。妻も、通勤が苦手である。

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ちまちまと吉田豪『スーパーサブカル・スター 鬱伝』を読み進めている。この本では、吉田豪は「文化系男子は40歳前後で鬱になる」という仮説を立て、その原因は「運動不足(あるいは運動に対する嫌悪)ではないかと、実際に鬱(あるいはパニック障害などの神経症)を経験したサブカルスターたちにインタビューをしながら答えを探っていく構成。それぞれのサブカルスター(この表現、引用として使うと何故かしっくりこない)が、葛藤のなかで鬱を受け入れ、向き合っていく様子を知ることができる、まさに教科書なのである。

その一人である菊地成孔が強迫神経症を患った際、カウンセリング(彼は精神分析と呼んでいた)を医師とすすめるなかで、フロイトの論に従ったと述べていた。気になるので、明日調べてみようと思う。

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無職になって半月が過ぎた。毎日、休むことの重要性を噛み締めている。あのまま仕事しつづけたらどうなっていたかは想像に固くない。いまの生活のルールは、気になることをやってみることと、はりきらないことと、毎日日記を書くこと(あと写真も)だけである。それを続けた先に、また見えてくるものがきっとあると思っている。しかし、文章は相変わらずまったくうまくまとまらない。

写真は、カレーを食べるついでに通りかかった秋葉原の歩行者天国。先日、『天国大魔境』を勧めた友人2人がともにハマってくれたことをふと思い出した。勧めた漫画にハマってくれるのって、うれしいよね。

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