![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45937020/rectangle_large_type_2_a72de5945697c69b753c34bd212ba159.jpg?width=800)
1日でいちばん考え事をする時間は「入浴中」かもしれないね。
オフロに入っているときは、思考がとても深く、広くなる。
オフロは、適度に脳と身体を動かしつつのルーチンワークだから、思考の枠に余裕が生まれる。
「今日のnoteはアレを書こう」
「明日の仕事やだな」
「ほめられて、うれしかったな」
「失礼な言い方をしてしまったかな」
などなど良くも悪くも、1日の振り返り、なやみごと、後悔、インスピレーション、計画、さまざまな思考が脳を巡る。
たぶん、おそらく、毎日過ごすサラリーマンな1日のなかで、いちばん自分と向き合あえている瞬間だと思う。
なんでこんなに集中できるのか。
「集中できる」というか「してしまう」のほうが近い気もする。
なぜなのか、かんがえてみた。(もちろんこれもオフロで)
・オフロは入ったら後戻りができない。洗いはじめたら途中でやめることは許されない。
・しかも裸。このファクターはでかい。だって逃げられない。
・そして目の前は壁。ひたすら壁。
・もちろんスマホやテレビなど他に情報もない。
・個室だが、部屋と違って誰にもじゃまされない。
こうかんがえると、オフロってけっこう強制力があるのね。究極の閉ざされた空間。オフロを途中でやめられる人は0人説。お湯は気持ちいいけど、行動の制限がすごいな。
自分の部屋とか、車内とか、ホテルに缶詰めとか、そういうレベルじゃない。一度入ったらあがるまでは途中でやめられないし、その間は考えることしか許されない。こんなに外界と情報からシャットアウトされて、なおかつ逃げ場のない場所って、作ろうと思ってもそうそう作れないよね。
あれ?
これって山にこもって滝行しているのと、状況が一緒じゃない?
そんな非日常を切りとったかのような時間を、あたり前のように毎日行っていたんだね。
そりゃあ、インスピレーションも湧きますよねー。
このスーパー思考空間を、意図的に作りだすことができたとしたら、もっともっと知らない自分に出会えそうですね。
わたしはオフロで読書する!スマホみる!って人は、いまさらですが、このはなし、スルーしてください。
皆さんからいただくサポートはとても励みになっています! ---いつもありがとうございます!---