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1日でいちばん考え事をする時間は「入浴中」かもしれないね。

オフロに入っているときは、思考がとても深く、広くなる。

オフロは、適度に脳と身体を動かしつつのルーチンワークだから、思考の枠に余裕が生まれる。

「今日のnoteはアレを書こう」
「明日の仕事やだな」
「ほめられて、うれしかったな」
「失礼な言い方をしてしまったかな」

などなど良くも悪くも、1日の振り返り、なやみごと、後悔、インスピレーション、計画、さまざまな思考が脳を巡る。

たぶん、おそらく、毎日過ごすサラリーマンな1日のなかで、いちばん自分と向き合あえている瞬間だと思う。

なんでこんなに集中できるのか。
「集中できる」というか「してしまう」のほうが近い気もする。
なぜなのか、かんがえてみた。(もちろんこれもオフロで)

・オフロは入ったら後戻りができない。洗いはじめたら途中でやめることは許されない。
・しかも裸。このファクターはでかい。だって逃げられない。
・そして目の前は壁。ひたすら壁。
・もちろんスマホやテレビなど他に情報もない。
・個室だが、部屋と違って誰にもじゃまされない。

こうかんがえると、オフロってけっこう強制力があるのね。究極の閉ざされた空間。オフロを途中でやめられる人は0人説。お湯は気持ちいいけど、行動の制限がすごいな。

自分の部屋とか、車内とか、ホテルに缶詰めとか、そういうレベルじゃない。一度入ったらあがるまでは途中でやめられないし、その間は考えることしか許されない。こんなに外界と情報からシャットアウトされて、なおかつ逃げ場のない場所って、作ろうと思ってもそうそう作れないよね。

あれ?
これって山にこもって滝行しているのと、状況が一緒じゃない?
そんな非日常を切りとったかのような時間を、あたり前のように毎日行っていたんだね。

そりゃあ、インスピレーションも湧きますよねー。

このスーパー思考空間を、意図的に作りだすことができたとしたら、もっともっと知らない自分に出会えそうですね。

わたしはオフロで読書する!スマホみる!って人は、いまさらですが、このはなし、スルーしてください。


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