「期待」なんかしないほうが、人は幸せに生きていけるのに、なぜか期待をしたい生き物が人。
まずはこの4コマ漫画を読んでね。
これは、漫画家の曽山一寿(@soyamanga)さんがTwitterに投稿した漫画。ネットニュースに「ギャップあるある」として取り上げられていた。
期待してそうでもなかった → 3うまい下がる。
期待してないけど旨かった → 4うまい上がる。
この「〇うまい」という数値は、まんま「しあわせ度」と言っても過言ではないよね。
いわゆる「いい意味で期待を裏切られた」というパターンに、「しあわせ度」の高さでは軍配が上がる。
他にも、なにげなく深夜にテレビを観ていて流れ始めた、なんのゆかりもない映画に見ごたえがあったりすると、好きな俳優が出てたいまいちな映画よりよっぽど楽しかったりするよね。
いつの時代も、「ギャップ」が人のこころに与える影響ってのは珍妙で、期待なんかしないほうが、人はしあわせに生きていけるのに、なぜか期待をしたい生き物が人。
これはもう、人間の業(ごう)、欲深さだよね。
世の中の頭の切れる御仁たちは、なにかあるたびに口をそろえて「期待なんかするもんじゃない」という。
それは、決して世捨て人のように未来をあきらめているのではなく、期待をしてしまう人間の業(ごう)を、理性的に司らんとする人生のノウハウなのだね。
わたしなんかは、おのれの思うがままに期待しては落胆をループする人生なので、あらためておのれの業(ごう)を省みなければならないね。
そして、人間の「期待」をコントロールして、お金をかせぐ分野がまさに「広告、CM」といえる。
CMといえば、このネッコのCM。
猫のごはんなのに、商品名が「シーバ」。
テレビから「欲しいのさ~、しーばー(柴)♪」と流れたときは、秒で画面を確認しました。柴犬のCMかと思いました。まぎらわすい。
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