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靴下は履いているときより、脱ぐときの気持ちよさのほうが異常。

いまさら5本指ソックスのことを書いても誰も喜ばないのは分かっているんだけど。

人生でようやく5本指ソックスを履きました。きっかけは会社の同僚が履いていたこと。まさに冬のいま、暖かくなるには最高のようで「いちど履いたらやめられないよ」という、ありきたりだけど抜群に興味をそそるひとことで買う気になりました。

しまむら、アベイル、ネット通販と選択肢はさまざまですが、どうせ買うならバリバリに機能性を求めたいと思い、ワークマンで購入。5足で千円のモノもありましたが、ここはVIPに2足で千円の強めの商品を購入。

さっそく家で履いてみると、5つに別れた先っぽが思うように指に入っていかない。足の指と指の間に、ひとつひとつ手の指を差しこみながら、なんとか履きました。

すると・・・なんとなく違和感。いつもならフリーダムな5本指が頭から厚手の布をかぶってるわけですから、窮屈な感覚はぬぐえない。

・・・と思ったのも最初だけで、1時間も履いていればその安定感にワクワク。
5本指全員がすっぽりセーターを着ているようなものですから暖かいのはもちろんです。なにより、手汗をかく一族は足にも汗をかく一族なのだが、そこらへんも吸水速乾効果があるのかムレない感じ。

これは快適、と喜んでいたのだけど、本当の快適、いや快楽はここからだった。

会社にも履いていった。
1日働いて家に帰ってくると、ソファに座ってしばしくつろぐ。そこからのルーティンは、だいたいが風呂。

そこでいちばん初めに脱ぐのが靴下。
このときに、1日靴下に締めつけられた足から、靴下がスポッと抜ける瞬間がたまらない。まるで夏場に生ビールを飲み干すような「くー!」という気持ちよさ。

それがどうでしょう。
5本指ソックスの場合。
おわかりですね。

指の一本一本で、スポッ、スポッ、スポポポポとその快楽を感じることができるのです。小気味よく、指たちすべてが抜けきったあとは、お待ちかね、大靴下様もスッポーンと離脱していくのです。
これは控えめに言っても普通の丸型靴下の5倍はキモチヨイ。

5本指ソックスの魅力は、こんなところにもありましたよ。

※脱げたあとは、指の部分が凹んでしまうため、1本1本戻してあげないといけません。(いちおうデメリットも)

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