本気で毎晩デイトレしてみた結果、生活が犠牲になり病気になった件
久しぶりの更新ですね。シバイヌおやびんやで。
年初から二ヶ月間、本気で米国株価指数CFDのデイトレードに取り組んでみた。
当記事では、そのトレード生活の結果についてシェアしたいと思います。
要するに本気で米国株デイトレ生活したらこうなったよ、という記事です。
デイトレード結果
自分なりのトレード手法が固まってきて、なんかいけそうな予感がしたので、本気で取り組んで記録を取り、検証したいと思ったのです。
途中、旅行で休んだ時期もあったのですが、結果から先に言うと二ヶ月間で+1136万円でした。
トレードの詳細
中長期で保有してる指数ETFや個別株などとは別枠で、CFDの短期トレードのみの結果です。
毎日、深夜23時半から朝6時までのトレードです。ほぼ専業生活と言ってよいでしょう。
基本的にほぼ持ち越しはせず、時間外はトレードしません。でも例外の日はけっこうあったと思います。ルールゆるい感じです。
銘柄は主にナスダック100CFDとラッセル2000CFDです。
時々S&P500やダウもやりましたし、 $MARA や $SMCI といった投機的な個別株CFDを遊びでデイトレしたりもしました。
証券会社はナス・S&P・ダウの三指数CFDはGMOクリック証券、ラッセル2000CFDと個別株CFDはIG証券です。
CFD口座資金はだいたいトータルで2000万円スタートです。
パフォーマンスは、二ヶ月間で+56.8%ということになりました。
月別で見ると、1月+21%、2月+35%になります。
ちなみに$QQQ（ナス100ETF）のパフォーマンスは1月+1.82%、2月+5.28%でした。
$IWM（ラッセル2000ETF）は1月 -3.9% 2月 +5.63%でした。
結果として、ナス100・ラッセル2000のパフォーマンスを大きく上回ることができました。
2月になると慣れてきたのか、驚くべきことにトータルマイナスで終わった日は一日も無かったです。
トレード益はこつこつ出金してましたので、資金は増やしてません。だから複利効果はありません。
タイミング的に個別株買いたかったので、最終的な口座資金は1800万までむしろ落としてます。
もちろん年初からの株式市場が上げ相場だったのも、好パフォーマンスに影響してると思いますが、それでも陰線の日はそれなりにありました。
QQQ日足で見ると、１～２月で、陽線21日、陰線20日でした。
つまり「どうせ上げ相場だろう」という予想に基づいたものではなく、毎日相場に向き合い、寄りから上がるか下がるか見て相場に合わせる、という勝負です。
トレード手法は、基本的にはすでに当note記事で紹介したやり方だけです。
あまり展開を予想せず、VWAPやボラティリティトレードシグナルを見て分割エントリーし、短期的にレバレッジをかけ、トレンド消失で利食う、という感じです。
ロング・ショート比率は、8割くらいロングだったと思います。
陰線デーでも超短期ロングで利食い逃げすることが多かったかと。
トレード手法については、興味あったら以下の記事あたりを見てください。あまり難しいことはしてないと思います。
【これだけ覚えろ②】予想するな。見て、買え｜トレード教育のシバイヌおやびん (note.com)
シバイヌ流デイトレードについて書く①｜トレード教育のシバイヌおやびん (note.com)
シバイヌ流デイトレード②トレードイメージを一枚の図にしてみた｜トレード教育のシバイヌおやびん (note.com)
シバイヌ流デイトレード③VWAPとピラミッディング｜トレード教育のシバイヌおやびん (note.com)
深夜のデイトレ生活は辛いよ
当たり前ですが、米株デイトレ生活では昼夜逆転にならざるを得ません。
自分の場合、トレード明けの朝は神経が高ぶっていて、すぐ寝付けなくなりました。
寝付けても、すぐ目が覚めてしまいます。
例としては、午前9時ころにやっと寝付けて、14時ころ起きてしまい、また夕方に寝て、NY時間前にアラームで起こされる、ていう感じでした。（実際はもっと不規則です。）
重要指標がある日は22時半前には起きる。
そんなサイクルの壊れた生活でした。
あまり他人と関わらない生活にもなります。
時間はなくもないのですが、神経の張り詰めるトレードで消耗してエネルギーがなくなってるんですよね。
それよりも、睡眠不足で集中力を欠いた状態でトレードしたくない。
深夜に頭をシャッキリさせるべく、なんとか寝付けるように努力する、というトレード中心の生活になりました。
運動不足・不眠・肥満・そして病人に…
神経が高ぶり、不眠がちになり、土日もせいぜい散歩・散らかった部屋の掃除や洗濯、寝ること中心で他のことはあまり手につかない感じ。
そしてなんとか眠るために、就寝前に何か口に入れる回数が自然と増えていきました。
そりゃ太ります。運動もあまりできないし。
あまり日光を浴びれない生活も、すごくイヤでした。
身体が時々、昼型に戻りたがっているような感じがします。週末だけ昼型に自然と戻ったりもしました。
そして次第に体調に不安を感じ、内科で血液検査を受けた結果、糖尿病の数値が出ている、とお医者さんに言われました。
今では毎日薬をいっぱい飲んでる病人生活です。あーあ。
全く、人生が犠牲になってますよね。。
もうラーメンも牛丼も控えなければならない生活です。
まぁデイトレ生活だけでなく、それまでの長期的な不摂生が祟ってるんだと思いますけども。
まったく、さんざんな目に遭ってます。
でも……。
基本的には楽しかった
楽しかったんです。
辛いことばかりでもないんですよ。
Xでぎゃあぎゃあわめきながら、少しずつ資金が増えてますからね。
トレードがうまくなってきてるな、という実感もあります。
スキルアップの喜びがあるんですよ。
自分はきっと、デイトレ生活は決して不可能なものではない、という事例を示したかったのだと思います。
特別な才能が必要だとはあまり思わないかな。
株価が上がってるのを見て、買って、利食うだけなので。
毎日プラスで終えることも、慣れればそんなに難しいことでもないな、と思いました。
むしろ早く資産形成できます。
大事なのは、トレードに集中し、研究し、楽しむことだと思います。
ま、そんなに生き急ぐ必要もないんですけどネ。
普通の勤め人にとっては、積み立てNISAやiDeCoによるインデックス投資が正解だと思います。
数十年こつこつ積み立てれば、誰でもリタイア時には不労所得で生活できるようになるでしょう。
ハイレバのCFD取引では、負ける時は一日数百万単位で負ける事も過去何度も経験してます。
そしていずれ下げ相場が来た場合、同じパフォーマンスを維持できるのかも不明です。
でも慣れてきたら、長期的にはデイトレードでもかなり勝てるな、という感触も得ることができました。
これも一つの実験ということで、皆様の参考になれば幸いです。
自分としては、この不健康な生き急ぎをもう少し続けてみようかなと思っています。
まぁ実際ビョーキなんだと思います。トレード中毒。
だって稼げるなら楽しいからね。てへ。
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