僕が戦う理由は
誰かを救うためだと思っていた
忘れていた
何を大切にしていたかなんて
腐っていた
僕にはそこに行く資格がない、と
ヒーローはどこにいる？
君を悲しませる全てから
解き放たれた先にいる
君の笑顔を取り戻すために
がむしゃらに翔ぶだけ
考えても答えが出ないなら
脇に置いて空でも見ようか
忘れていた
あの日の純粋な感覚を
消えかけてた
ただ愉しいだけだった時間を
ヒーローはここにいる
君の背負うものの全てを
放り投げた先にいる
君の感覚を取り戻すために
夢中になって翔ぶ
君は待っていた
誰かのためじゃなく
僕のために 戦う僕を
