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【お知らせ】宮台真司さんとの対談イベント「クソフェミへの退場勧告」の第4回を実施します

<対談イベント概要>

社会学者・宮台真司氏と、現代美術作家にして文筆家そしてフェミニストである柴田英里氏が、現代フェミニズムの全貌と問題点について徹底に対談する大好評のイベント第4回をオンラインでライブ配信します。(予約はこちらから)

こちら、当初は昨年12月に予定されていたイベントですが、開催直前に宮台さんが襲撃され、やむなく中止となっておりました。今回、ようやく開催の準備が整い開催できることを、個人的には大変嬉しく思っております。

「クソフェミ」とはどのような現象なのか?

このイベントでは、「クソフェミ」と、宮台さん発明の言葉を使用しておりますが、「クソフェミ」とは、女性の自由や男女平等を求める本来のフェミニズムと、昨今の、とりわけオンラインで活発な、公正さがなく他罰的で、「被害者女性/加害者男性」という単純な男女二元論と女性被害者モデルを採用し、女性の自由や自己決定を認めず、セックスワーカーなど性産業に従事する女性を蔑み女性に貞淑さを求めるかのような「フェミニズム的なもの」を区別するために使用しているものであり、差別用語ではありません

また、日本では1980年代以降、在野の運動・学問であった「フェミニズム」は、アカデミックの世界で確固たる地位を獲得し、国家や地方自治にも組み込まれるようになりました。千葉のご当地VTuberを非難した「全国フェミニスト議員連盟」や、オープンレター問題、草津町「セカンドレイプの町」発言騒動、公金の不正使用が疑われた「Colabo問題」、埼玉県営プール水着撮影会に抗議した「共産党埼玉県議会議員団」などが象徴的ですが、批判される「フェミニスト」を自認する人々が公的で権威性を持つ立場である事例が増えており、「フェミニズム」に投げかけられる疑問や批判自体が、「弱い立場の人々への蔑視や差別」ではなくなっていることが現状ではないでしょうか。

このイベントでは、女性の自由や男女平等を求める「フェミニズム」と、他者の自由や権利を鑑みず、自分が思う「正義」によって他者を罰しようとする「クソフェミ」の関係、様々な社会問題との接点を網羅的に見ていくことで、現在の「フェミニズム」を俯瞰的に捉えてまいります

今回(第4回)で一旦イベントとしての「クソフェミへの退場勧告」は終了となりますが、イベントでの対談内容を書き起こし(大幅に)加筆したものを、1冊の書籍にまとめていく想定です。

現在の「フェミニズム的なもの」をとりまく環境にご興味あります方は、
ぜひご参加ください。
よろしくお願い致します。

〈おまけ〉

「クソフェミ」について、ChatGPT(無料版)に聞いてみたら、完全に「触れてはいけない因習村の禁忌」みたいになっている件。

その言葉を口にしたとたん、ChatGPTの目つきが変わった……
気さくで饒舌であったChatGPTは、その言葉を聞いた途端に豹変したのだ……

最後まで読んでくださりどうもありがとうございます。
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