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褒めるって?
こんしばわん、しばみかんです。
虐待を受けた私。
実は褒めることもできなかったのです。
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褒めるって?
突然ですが、あなたは褒め上手でしょうか?
一方で褒められた時は、どう返答していますか?
実は、私は褒め下手。
褒められた時の返答は「すみません」だった。
なぜかというと
母親から否定され続けてきたから。
否定され続けると
「自分はダメ人間なんだ」
「自分なんていないほうがいい」
と自己否定の気持ちを持つからだ。
そのため(これは私の経験談ですが)
「今日の服、かわいいですね!」
「髪型、ステキですね☆」
と容姿を褒められても、急な返答ができなく
「あ…(頭ぺこぺこ下げる)」
「あ、いや、えっと、すみません」
となったり
「えぇ!?(この人、頭おかしいのかな)」
と違う方向を考えてしまったり
などあった。
あとは
「〇〇の対応、よかったよ!」
「〇〇という言葉、よいね!」
と行動を褒められると
「すみません、すみません」
となぜか謝罪の言葉を並べていた。
このように褒められた時の返答で歯切れが悪い感じだったので、褒めた本人も「なんだか褒めてよかったのか?」という不安な気持ちになったり、または、その場の雰囲気が少し居心地悪い感じになってしまった。
褒められる一方で、褒めることもよくわからずにいた。
よく「自分を褒めましょう」という話を聞くかもしれない。特に自己肯定感を高める本には、「自分を自分で褒める」という言葉がよく使われると思う。
自分で自分を褒めるってなんだ?
褒めるってなになになに!?!?
大学生の頃までよくわからずにいました。
しかし大学生の時にしていたアルバイトをきっかけに「褒める大切さ」に気がついた。
大学生の時、こどもと一緒に理科の実験をするという体験型の教室を運営しているところで先生として、アルバイトをしていた。
対象は幼稚園児から小学6年生まで、学年ごとにクラスが3個ほどあった。(理科実験の授業をイメージしてください)
授業は90分なので、預かっているこどもを怪我させないようになど配慮する。さらに授業を進めてくれる先生が別にいるので、その先生に話を聞く時には手遊びしないで聞くことなどのマナーも誘導する。
学年が上がるごとに自分でやってくれるので、基本的には見守るだけだが、小さいこどもはあっちゃこっちゃな感じなので、もう大変!
アルバイトをやっている中で、いまだに覚えている出来事がある。
低学年のクラスを受け持っていた時のこと。
とっってもやんちゃな男の子がひとりいて、その子の対応に毎回毎回、追われていた。
当時の私は「厳しくしなきゃ!」という気持ちがあったのだろう。毎回、毎回、毎回、怒っていました。
(怒ると言っても、怒鳴る大声を出すという行動ではなく、他の子よりも厳しい口調で注意するというイメージ)
ただ厳しくすると、やんちゃ度が増すばかり。
教室の外には保護者席があったので、男の子のお母さんが毎回見学していた。
私はその子の対応に追われながらも、たまにそのお母さんにガンを飛ばしたり、など「感じの悪い先生」になっていた。
やんちゃな男の子に対応したあとは、顔が鬼の形相に近い感じになっていた。
そのためよく他の先生から
「しばみかんさん、笑顔笑顔」とよく言われるほど、怖い顔になっていた。
そして桜が咲く頃の時期。
やんちゃな男の子は約1年、通ってやめていきました。
私は一安心した。
なぜならその男の子の対応をしなくてよくなったのです。
一安心したのはいいのですが、その教室にとっては収入が減ってしまった。
アルバイトの立場なのに、そんなことをふと考えた。
さらにふと思ったことがあった。それは
「褒めるって?」
だった。
そういえば、私は人生で褒められた経験がない…?
いや、褒められたことはあるのかもしれない。学校の先生や友達といった第3者からは。
ただ、母親から褒められた覚えがない。
おそらく一度も。
褒めるってどう褒めればいいの?
確かにあのやんちゃな男の子には手を焼いたけど、いいところはあったのでは?
そう思い始めた。
・・・
さて、どんな行動に出たのでしょうか?
続きは近日中に〜。
ではでは。
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