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命とは

10日ほど前に救急車で運ばれた義兄は
大動脈乖離で今も集中治療室です。
運ばれたその日に
妻が「もう還らないかもしれない」と思いつつLINEしたそうです。

妻「何か欲しいものがあったら言って」
義兄「……」
それっきりそれから1週間
もうダメなのかと思っていたら突然返信があり
義兄「サンキストのオレンジジュースが飲みたい」
と返ってきました。
担当医が気管挿管を外そうとしたら
まだ自発呼吸ができなかったらしく
そのタイミングで返信してきたようです。

義兄の歳は私と同じ50半ばです。
お酒も飲む人が子供の時の記憶なのか
懐かしいサンキストって今出てくる不思議

そして昨日、気管挿管が外れて妻とLINEのやりとりができたそうです。
単身赴任で一人暮らしの義兄は
自分で救急車を呼んだ時
このままだと死んでしまうかもしれないと
直感的に思ったそうです。
そして119番の受付の人に
何で知ったかわかりませんが自分の病状を
動脈乖離と伝えたらしいのです。
それを聞いた救急隊員は一刻を争うと察したのか
搬送先もすぐ見つかり奇跡的に早く処置できたというわけです。
とにかくツイてたとしか言いようがありません。

義兄は大学を出て今の会社に就職し、30数年間言われるがまま全国各地へ転勤し、技術者だったのに営業に回され、会社の方針通りにこれまで尽くしてきました。
ある意味、これまでの人生を会社の為に生きてきたような人です。

妻もそんな兄を見てきたからか、LINEでは、あえて仕事のことは聞かなかったそうです。
そして義兄自身も全く仕事のことには触れず
まだやりたいことがあるから、ここで死ぬわけにはいかないと言っていたそうです。

妻の話によると
義兄は小さい頃から鉄道が好きで、引退したら全国の私鉄の旅をするという夢があったそうです。
妻「私鉄の旅、実現しないとね」
義兄「そうだったな」
きっと自分なりに、こんな思いをしたから自分のやりたいことを今やろうと思ったのでしょう。

人は潜在意識によって呼吸し、心臓が動き、この完璧な肉体が機能しています。
自分が体のコントロールをしているわけじゃなく
見えない力があなたの体を支えているんです。
自発呼吸とは
生きる上でそれ程までに尊いことなのです。

潜在意識は宇宙と繋がっていて、その宇宙の力で人は生かされています。
だから存在することそのものに生きている意味があります。
その意味とは
あなたがやりたいことをやることで、それはあなたの魂だけが知っています。

誰かや会社の為でもなく
仕事をしなくてはいけない訳でもなく
あなたがやりたかったことをやればいい
それがあなたの存在意義なのです。

自分は何もできない
生きてる意味がない
自分は必要とされていない
そんな自分責めはもうやめましょう。
あなたの魂がやることを決め、それが必要とされてこの地球に生まれてきています。
神様からこの肉体を与えられ、この地球でそのやりたいことを体験する為に存在しています。
大丈夫、あなたの命は大いなる見えない力に守られています。

この世に生まれると、なぜか人は遠回りの道を歩んでしまいます。
その遠回りも無駄なことではなく、やりたいことの為の布石なのかもしれません。
辛いことでさえ、あなたのやりたいことに繋がる経験なのです。

今、世の中は混沌としていて、ただ生きることさえ見失いそうになります。
次々と起きる困難によって、自分が本当にやりたかったことに気づけるのかもしれません。

今がその時なのかもしれません。


ここからはタイトルと異なりますが
自己判断のできない子供に対するコロナのワクチン接種が中止されるまで、中村先生の記事を紹介させていただきます。

偶然にもこの記事を目にされたなら
ぜひご一読ください。

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