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梅シロップ

「梅仕事」という言葉を耳にしたのは10年ほど前のことでした。毎年、梅干しづくりを続けている方のドキュメントがテレビで放送されていました。それを観て、すぐには真似はできないけれど、梅仕事に憧れました。梅干しづくりには、いつかは挑戦したいなとは思いますが、まだまだハードルが高いです。そうした中で、梅シロップならばと思い、梅シロップをつくってみることにしました。

去年の6月 仕込み

去年の6月、梅1kg、きび砂糖750g、りんご酢750mlを瓶に入れて仕込みました。最初のうちは瓶をごろごろと転がして、砂糖が混ざるようにしますが、その後は置いておくだけでした。仕込んでから待つこと1年、今年の6月に梅を取り出して、液体が梅シロップとして完成しました。参考にしたレシピに、酢をりんご酢にしてつくると、よりフルーティーになると書かれていたので、りんご酢でつくってみました。

今年の6月 完成

この暑い夏、完成した梅シロップを水で割って飲むと、疲れた身体が梅の酸味でよみがえる感じがします。梅の実は、そのまま食べたりヨーグルトに入れたりしています。梅の果肉の厚さとその柔らかさに感動しました。酸っぱいのは苦手な方ですが、梅の酸っぱさに甘みが加わって、滋味深い味わいです。

梅シロップを仕込んだ去年の自分に感謝です。

梅シロップのレシピを調べると、梅1kgに対しての砂糖と酢の比率がまちまちでした。絶対にこの比率でなければならないということはなく、好みの比率でいいのだと思います。またつくる機会があったら、もう少し甘くしようかなと思っています。そして、梅干しづくりも、挑戦できそうなレシピを探すところから始めてみようと思います。

梅がスーパーに並んだり、出回るのは年に一回のこと。そうした季節のものとのつき合いをこれからも楽しみたいなと思います。


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