言葉にできない、そんな夜。#27[5/30放送分]
前回放送分はこちら↓
当記事ではEテレの番組「言葉にできない、そんな夜。」について書いていきたい。
この番組では、上手く言語化できない瞬間をどう言い表すか模索していくが、それに倣って私も各テーマの言語化を試みるものである。
なお、番組の詳細については公式ホームページをご覧いただきたい。
1. 人と比べて焦りを感じるとき
日中に散歩や買い物をしていて、働いている人たちを目にしたときの感情をリアルに書き起こしてみた。
番組内で紹介された文では、ゲストの松居大悟さんの文にぐさりと刺された。
初っぱなの「結局そうやって酔っているんだろ」の一文でバッサリ切られ、それでもそんな焦っている自分をどこか肯定してくれているような、ちょっと不思議な文章だった。
2. 気になる人との焼き肉。タンと上タン、どっちを頼むか迷うとき
上タンにしてかっこつけたい見栄と、懐具合を気にする自分とを天秤にかけている感じをかけてみた。
ゲストの文では、松居大悟さんの「タンか上タンかで迷うくらい大切な人なんだな」というのが温かくて好きだった。
正直どっちでもいいんだろうけど、それでも見栄を張りたいのが恋心なんだなあと思う。
3. カッコつけすぎて恥ずかしいとき
過ぎたことは考えるな、と思っても何度も何度も考えてしまう気持ちを描写してみた。
紹介された中では、アヴちゃんの文章が面白かった。
「意識の外から眺めてるわたし」=客観性が自分をおちょくっているというのがユニークだった。
この番組は言葉にしづらい場面を絶妙にチョイスしてくれるので、見応えがある。
明日の放送からはまたゲストが変わるようなので、楽しみにしたいと思う。