日銀がマイナス金利を解除か?2016年に導入されたマイナス金利政策とは
日銀がマイナス金利を解除する見通しと報道がありました。
今回は、マイナス金利とは何か解説したいと思います。
マイナス金利とは?利子はどうなる
通常、お金を預金すると、預金に利子(金利)が付いてお金が増えます。
マイナス金利となる場合、預金をすると逆に利子を取られ、お金が減ってしまいます。
日銀(日本銀行)では、2016年1月にマイナス金利を導入していました。
今回、このマイナス金利政策を8年ぶりに解除するのでは?と報道に出たのです。
マイナス金利と銀行預金
これまで8年間マイナス金利が続いていたのですが、私たちが銀行に預けた預金が減ったことはありませんでした。
マイナス金利となっているのは、銀行が日銀に預けているお金の一部だけだからです。
銀行が日銀に余分なお金を預けると、マイナス金利でお金が減ってしまうため、その余分なお金を投資や融資で市場に回してもらう。それによりデフレ脱却、景気を刺激する効果を狙って、マイナス金利が設定されたとのことです。
海外のマイナス金利政策は
マイナス金利は日本独自の政策ではなく、ヨーロッパのユーロ圏、デンマーク、スイス、スウェーデンなどで導入されていました。
その後、ヨーロッパ各国のマイナス金利は順次解除されていき、2023年1月には日本を残すのみとなりました。
日本は長らく景気刺激策が必要だったこともあり、マイナス金利が維持されてきたと思われます。
今後の金利はどうなるでしょうか?また機会があったら調べてみたいと思います。ここまで読んで頂きありがとうございました。
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