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【本】『ぜんぶ、すてれば』を書いた中野さんに惚れ込んだ話。

今日は中野善壽さんへの愛を語らせてください〜〜。(※本を通してしか知りません。)中野さんが書いた『ぜんぶ、すてれば』という本が大好きです。1度読んだだけでも、だいぶ惹かれて、メロメロになったことをこちらの記事でも書いてます。

そんな『ぜんぶ、すてれば』という本を久しぶりに開いて読んだら、またメロメロになったので、今回は思う存分中野さんへの愛を語りたいと思います。(※本を通してしか知りません。)

超ダサいネーミングですが、名付けて「I love Nakano!Love10選」!!!
さぁ、行きましょう。

Love No.1

人生は取るに足りないもの。宇宙の中の一瞬のまばたき。

地球のずっと外側、宇宙空間から眺めてみれば、自分の人生なんて、見えるか見えないかの取るに足りないもの。(中略)そう、自分が役に立つ存在になるなんて考えるのは奢りです。もちろん、役立とうとする努力は大切ですが、今日一日を楽しくありがたく味わって過ごしたい。仕事で失敗したって、明日死ぬわけじゃない。

このページの内容、言葉、全てが素敵で、大好きです。
飛行機に乗ると、「人って小さいな〜」「飛行機を考えた兄弟よりは自分の悩み小さいな」って思うんです。
世の中には、比べ物にならないくらい優れた人たちが沢山いる。それを考えると、私のできることってすごく限られているなって。

はじめはこのnoteも有益な情報を発信しなければ!とか構えていましたが、今は自分が書きたいことを書けたら満足だなって。それが、誰かの目に留まって、ふふっと笑ってもらえたり、ヒントになったり、共感してもらえたら、取るに足りない自分ようやったよ!ご苦労さん!という感じです笑

あと、仕事で失敗したって、明日死ぬわけじゃない。は大好きな言葉です。しゃっちょにもよく言われます。

Love No.2

捨てるセンスを磨く。好き嫌いを意識することから。

僕は「好き・嫌い」をハッキリ意識するようにしてきた。これは好きだな。こっちのやり方は好きじゃないな。理由は後付けでもいいから、直感で主観を示していく。最初は勇気がいるかもしれないけれど、それをなんとかつくりあげていかないと、自分の中の主たる軸というものができない。

世の中にいろんな人がいる以上、いろんなやり方があるし、意見がある。今まで私は、「この人あわんなー」「もっとこうすればいいのに」と思って終わってましたが、最近はこの「好き・嫌い」を自分の意見としてメモするようにしました。

例えば、「クライアントにできる/できないをハッキリ伝えられる人」は好きだけど、「全ての要求に従うことを良しとする人」は好きでない。「人を悪く言わない人」は好きだけど、「人を悪くいう人」は好きでない。これらを書き留めていくと、自分の大事にする価値観が何となく見えてくるんです。それが自分の主たる軸であり、個性なんだなって。そう考えると、みんなそれぞれ個性があるのは当たり前で、その上で合う合わないがあるのは当たり前やなーって思います。

Love No.3

人付き合いを捨てる。未来を語れる仲間だけでいい。

長生きの時代には、こまめに手放すことをしなければ、どんどん重荷が増えていく。持ち物だけでなく、人との出会いもそう。付き合い続けたいのは、明るく未来を語れる仲間。愚痴や不満を言っているばかりの人とは、自然と疎遠になります。来るもの拒まず、去るもの追わず。いつでもオープンに、社交の扉を開けるようにしています。

「好き・嫌い」を意識するの話を似てますが、人付き合いに関してのご意見、、大変共感しましたね。「未来を語れる仲間」。大切にしたい。

Love No.4

五年後なんて考えなくていい。今日を楽しく、夢中になれることに集中する。

大事なのは今日楽しく働けるかであって、自分にできそうなことがあれば一生懸命やってみる。その繰り返しなんです。将来についてはあまり具体的に描きすぎず、ぼんやりとしているくらいがスケールの大きなことができるんじゃないですか。あとは日々の小さな幸せ。
例えば、「隣の部署のあの子、かわいいなぁ。」そんな小さな楽しみを、日々のモチベーションにしていました。

特に好きなのは、最後の文章。もう、、、かわいい。。今までは、「浮気する男信じられない!」「女好きの男はロクでもないよ!」みたいなあるべき論者の私でしたが、、
最近は、好きにすればいいんじゃぁ〜と思います。もう本能的に人は異性に惹かれるし、それはそれですっごく素敵な個性だし、なぜ隠す必要があるのかとまで思えます。

今は、こうした日々の小さな楽しみを、オープンに、自由に、味わっていきたいなって、すごく共感した内容でした。

Love No.5

新しいことにチャレンジする。ダメだったら、しょうがない。

(台湾での話で)
象徴的なのが、彼らが口癖のように言う言葉。「しょうがないよ」という意味で、「やってみてダメだったものは仕方ない。諦めて次に行こう」という潔さがある。変にしがみつかない、この価値観が僕も好きなんです。

ミニマリストならではの考え方ですね。ものを持たないからこそ、執着がない。ものと同じで、経験に対してもそう考えられるのは、シンプルに素敵です。そして、そう考えられる人になりたい。

Love No.7

会社はただの箱でしかない。愛社精神なんて持たなくていい。

自分は何のために働くのか。答えは一つ。自分のため。
人が中心で、会社が道具。この関係性を間違えないようにしたいですね。

愛社精神を持ちすぎると、弊害があることを私も前職から転職した時に知りました。愛社精神を持ちすぎると、一つ不満が生じることで、一気に会社を疑ってしまう、冷めてしまうこと。100%納得のいく職場環境なんてない中で、何を許し、何を優先するのか。その折り合いがある程度ついてたら、100%の愛社精神がなくても、どんな職場でも学ぶものはありそうです。

Love No.8

自分だったらこうやる。批判精神が仕事を磨く。

振り返ってみると、僕はいつも未経験の分野にばかり縁が結ばれてきました。しかしながら、「やったことないから不安だ」と思ったことは一度もありません。それは若い頃から、先輩や軽装がやることに対して、どこか批判的な目というか、「僕だったらこうやるのにな」と考えるクセがあったからかもしれないですね。

「やったことないから不安だ」と思うのは、「自分だったらこうやるのにな」という思考に慣れていない人だと思うんです。宿題と言われたからやる、ルールを守れと言われたから守る、みたいに忠実に従うことが多い人生を歩んできました。そんな中、「答えのない世界だから自分で答えを持つように!」と言われても、最初は不安ばかりです。ただ中野さんの言葉から、日頃から「私だったらこうやる!」と思うこと、それを少しずつ増やしていけばいいんだなと思いました。

あってるなんて誰にも分からない、まずは贅沢に、貪欲に「私だったらこうやる!」という反骨精神を持ってみようと思います💪笑

Love No.9

聞けば誰かが教えてくれる。既存の組み合わせでいい。

当たり前だけど、聞けば誰かが教えてくれる。わからなければ、教わればいいんです。

分からなければ、聞けばいい。シンプルな意見ですよね。
自分でできることは限られている、世の中にはすでにすごい技術や人が溢れている。そのことを考えると、分からなければ、わかる人に聞けばいい。ごもっともです。

Love No.10

まだまだ書き留めておきたい言葉があるのですが、、
10選という区切りの良さに従い、最後は中野さんの息子さんインタビューの言葉を書き留めます。

つまり、父は決して「なんでもできる人」ではない。ある意味で潔く、自分の弱点を認め、"できることの最大化"に集中している。その結果が、「シンプルに自分の直感を信じて決める」という生き方であり、独自の武器になっているのでしょう。
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父が口癖のように言う「死ぬ直前の十秒が幸せならそれでいい」と言う言葉からは、「何度失敗しても大丈夫だ。最後に笑えれば勝ちだろう?」と言うエールを受け取っています。

No.10の中に、2つ書いてしまいました☺️
どちらも素敵な考え方で、心に留めておきたい言葉たちです。「なんでもできる人」じゃない、「できることに集中する」。「最後に自分が幸せな人生だと思えればいいじゃない」。なんて素敵な発想なのでしょう。また開きたくなるページです。

さいごに

自分の大事にする価値観と似た価値観を持っている人がいると、嬉しいですよね!「だよねだよね!」「同感!」と、本に話しかけて盛り上がってます。そして、大切にしたいなと思う価値観は、当分(私の考え方が変わるまで)大事にしていきたいです。好きな本の紹介でした!

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