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大切にしたい人生論!素敵な言葉が詰まっている本。

カッコいい男を見つけた。

自分を飾らず、自分の人生を自分の足で楽しんでいる。
人を信頼し、チームで何かを成し遂げる。
成果を見せびらかすことをせず、出生に興味なし。
ただただ夢中になるものを追いかける。

私はその人の大事にする価値観に共感し、
一瞬で虜になった。

そういう生き方をしたい。
マジで、かっけぇと思った。

私はその人を、本を通じてしか知らない。
本の中のその人しか知らない。

だからこそ本から吸収できる思想を
全力で吸収して、
一つでも自分の行動を変えていきたいと思う。

読んだのは、こちらの本。
カッコいいなと思ったのは、中野善壽さんという方だ。

Kindle Unlimitedで気軽にダウンロードできるため、
事前情報無しにこの本を開き始めた。

タイトルから、「ミニマリスト関連」もしくは「モノへの執着をなくせば楽になる関連」の本かと思っていたが・・

とんでもない。もっともっと「人生」「生きる」といった壮大な内容が書かれている。

読み始めてまもなく、自分の異変に気づいた。
一つ一つの言葉が、心にギュインと、ジワァと響いてくる。

恐らく、私は中野さんの表現が好きだ。伝え方が好きだ。使う言葉が好きだ。

最近コミュニケーションについてよく考えるが、
伝えたい内容を、どの言葉を使って、どのように文章とするかは
人それぞれ異なる。

だからこそ、同じ内容だとしても
チョイスした言葉や文章によって心へ届くかが決まる。
わたしは、中野さんの表現の感性がとても好きだった。

ちなみに、どんなに内容が優れていても、
「アホたちが」「馬鹿な人達が」といった言葉をチョイスする人は嫌いだ。
そこで読むのをやめる。

さて、どの言葉も素敵な文章であり、素敵な人間性だったが、
今回は特にいいなぁと思った表現をいくつか紹介する。

準備万端の日は一生来ない。
何も考えず、思いきればいい。


「準備万端の日」は一生やって来ないと思ったほうがいい。上には上がいるんだから。(中略)何かを気にするよりも大事にすべきなのは、自分に嘘をついていないか。できることは精一杯やってきたよな?と自分に問いかけて、嘘がなければ、思いきればいい。大丈夫、また打席はやってくる。

わたしは中々自信を持てないタイプだ。仕事の時とくに。
わからないことを聞かれたとき答えられないことが不安だから、わかるまで、万全となるまで調べようとする。
ただ、そんなの時間と労力的に無理だ。そうなると不安になる。時に自分を責めることもある。

そんなわたしの心に届いた言葉。
上には上がいる。今の自分がやれることをやり、それでうまくいかなかったら仕方ないよ、また次頑張ろう。と受け取った。

スキルも大事だけど、「自分に嘘をついていないか」「自分は納得しているか」という軸を大事にする、まずはそこから始めたい。

とにかく進め、だけでは危険。
いつでもやめられる勇気を持って。


車にアクセルとブレーキがあるから安全に走れるのと同じように、人間も「進む」と「止まる」をバランスよく使い分けないといけない。進んだら進みっぱなしというのもよくない。常に周りに吹く風の変化を感じながら、「あれ?」と思ったら立ち止まる。迷わずブレーキを踏むのが大事。「進みなさい」と「いつでも止まっていい」はセットであると考えてみる。

かっけぇという感想が溢れる気持ちわかりますか・・
言うことめっちゃかっこいいやん・・

なんでも挑戦してみなさい、試してみなさいという教えがある一方、
努力では変えられない変数がある。環境が変わることもある。

進みながら客観的に自体を観察すること、その上で続けるべきかを判断し、いつでもやめていいということ。過去の自分が言ったからとか気にしなくていい。やめたきゃ、やめればいい。

頑張ってもうまくいかないときこそ、止まって冷静に考えようと思った、そんな言葉でした。

📙

意図的に止めようとしないと溢れんばかりに
引用が続きそうですが・・

もしもっと読みたいなぁと思った方はぜひ本を読んでみてください〜!心に響く言葉が一つくらいあるかもです。

一つに収まらず、多くの言葉が響いたわたしは
Kindle Unlimitedにとどまらず、単行本を購入しました

手元において、大切にしようと思います

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