見出し画像

1. ここにすべてを置いていく

今、人生で一番荒れています

大切な人達に見捨てられたら、今すぐ海へ飛び込めそうです。
岬へ向かうドライブが楽しみです。
仕事中、そんなことが頭をよぎっては涙が溢れそうになって、バレないようにハンカチで顔を覆って眼精疲労を鎮めるふりをしていました。

一応、夫や友人達や同僚達との仲は良好です。しかし「もし急に嫌われたらどうしよう」と意味のない不安に襲われたり、その妄想で頭がいっぱいになって死にたくなる時があります。
これが「不安障害」です。全然体質に合ってない低用量ピルの偽薬のせいもありそうですが、もともと心療内科に通院中の身なので、原因なんて最早何がなんだか分かりません。
ちなみに、今は私が不調で1人だけ定時退勤しているので、同僚から嫌われ始めているのではないかと思っています。これは多分ガチだと思います。

もちろん自殺は良くないことで、見知らぬ沢山の人達や国民の税金に迷惑をかけることだと頭では分かっています。

どうしたら良いか考えた結果、選択肢は「休職」「転職」「退職」など、
仕事から遠ざかって体を休めることでした。
しかし、そもそも心身不調の原因は前職へのトラウマや、私の過去に起因するPTSD、親族達への恨みからくるものだと分かっています。
十分に体を休めて、再び働きはじめたところで、同じ状態が起きることはなんとなく察しがついています。

それで最近、毎日「過去と現在の自分を切り離したい」と考えるようになりました。

なので、ここに私が断ち切りたい過去を少しずつ置いていきます。
ついでに愛すべき過去も置いておきます。それは愛すべき思い出を文字にすることで、好きなときに思い出せるようにするためです。

◆ ◆ ◆

これまでの経緯を述べます

私はプログラマーをしていました。
孫請会社の下っ端です。
7年目の在籍で、老齢だったペットの看病と死を機に、今までペットの存在で救われていたストレスが爆発しました。

当時、会社に対するストレスが非常に溜まっていました。
毎日偏頭痛や下痢が止まらなくて、夫が掛ける掃除機の音が異常にうるさく感じるようになったり、食器洗いの音が耐えきれないほど耳に響くようになったり、白い光が異様に眩しく感じるようになりました。

洞窟に暮らしている中世のドワーフが、突然21世紀に召喚されたらこんな感じなのか…?…と思いました。
嘘です。そんな冗談考える余裕なんか全然ありません。毎日自分がおかしいことには気づきつつ、何もできずに外食ばかりの日々が続いていました。

リモートワークを何回も繰り返すのが当たり前になった頃、
友人に勧められて心療内科に通い始めました。結果は不安障害とパニック障害、脳過敏症疑いなどでした。
長期休職……も医師と相談して考えましたが、復職を考えるのが嫌で嫌でしかたなくて、1ヶ月の休職を経て退職・転職をしました。
さらに付き合っていた彼氏と入籍・同棲したり、保護猫を譲り受けたりしています。

そして転職後、今までとは全く違う事務のパートをしているのが今です。
転職、退職に至るまで、最初私のなかにあるストレスは仕事に対するものだけだと思っていました。仕事を変えたらストレスはましになる筈だと思っていましたが、全然違いました。

ストレスのきっかけは些細なことです。
それが少しずつ自分の中で大きくなり、愚痴になり、毎日の不愉快な出来事になります。
最初は「前の職場に比べたら楽」だと思っていたのに、今では「またIT系の仕事に戻ろうかな」とIndeedを毎日寝る前に眺めている始末で、
今日に至っては冒頭のように、仕事中にふと涙があふれてしまいました。

(最初の)最後に

ストレスで一度頭を壊すと、もう元には戻れないのだと感じました。
元には戻れないけれど、今まで溜め込んでいた原因をここに書くことで頭から切り離すことはできるのかもしれない、と信じています。

誰がこのブログを読んでくださるかは分かりませんが、もし同じことに悩んでいる方がいたら、言葉少なく穏やかに交流できることを願っています。
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?