岸田首相襲撃事件の不可解な点まとめ

木村容疑者、現行政治に不満か 
統一教会の組織票で当選」と訴訟で主張

https://www.sankei.com/article/20230418-N7B2MPHRLFNYVEM2ZABNVDC6BI/

産経新聞 2023/4/18

組織票といえば、創価学会なのに ヘンですねぇ。

テレビだとかで全国放送されるわけですから、
創価学会」とは書けなかったみたいですね。↓

「被選挙権年齢・選挙供託金違憲訴訟」広報
@hisenkyoken
普通の国民が政治家になれる民主主義国を目指します。
2022年6月からTwitterを利用しています

https://twitter.com/hisenkyoken

そして、創価学会と仲のいい文春のこんな報道。↓

爆弾で岸田首相襲撃 
木村隆二容疑者が依頼しようとした弁護人は宇都宮健児氏だった
https://bunshun.jp/articles/-/62251

週刊文春 2023年4月27日号

この犯人が、本当に共産党系なら、
共産党系の弁護士として有名な宇都宮さんを指名はしませんね。

統一地方選挙の期間中に、テロリストの弁護人として
宇都宮さんが並んで出てくる光景が全国放送で流れるんです。

これがどういう結果を招くのかは、
考えなくてもわかることだと思いますね。

それから、彼が起こした供託金の裁判で、
宇都宮さんが代理人を引き受けられていたそうなんですが、

選挙の供託金「世界一高くても合憲」 男性の請求棄却、東京地裁https://www.bengo4.com/c_23/n_9682/

元々、この供託金廃止運動というのは、
日本共産党系の人たちが主張していたことでしたから、
この時は快く引き受けられたんだと思います。

それから、この宇都宮さんですが、
創価学会とも少し縁がある人みたいですね。↓
https://livedoor.blogimg.jp/sheltem3/imgs/6/7/67dd2649.png


岸田首相を襲撃した犯人ですが、
twitterをしていたそうで、
それによれば、
選挙の供託金をなくそうとしてたみたいですね。

しかし、供託金制度を廃止にしても、
選挙に立候補するには
そこそこのお金はかかるんですけどねぇ。

町議会の選挙だと、
供託金は30万円らしいんですが、
その他にも、ポスター代であるだとか、
いろんな経費がかかってきます。

国政選挙であれば、
ネットを活用して、
そのあたりを安く上げるということは
できるのかも知れませんが、
地方の選挙では、
有権者の目に留まる確率は低いでしょうから、
都市部であっても難しいでしょうね。

彼のtwitterには、
選挙制度について 克明に記されていますから、
「え!必要なお金は供託金だけじゃないの?知らなかった!」
ということは、まずありえないことですね。

そもそも、町議会選挙に出るあたりから
順当に始めるのであれば、
お金の問題は大した問題ではないんですよ。

ともかく、こうした事件を起こすということは、
確実に人生を棒に振るわけですから、
それに見合う結果が約束されていなければ
やる意味がないですね。

安倍首相が襲われた時は、
創価学会と仲のいい紀藤弁護士らが
ワイドショーなどに連日出演をして、
あまり明るみになっていなかった統一教会の問題を
大々的に宣伝することになりましたから、
そういう効果が期待できたと思うんですね。

もちろん、この事件後の展開が
あらかじめわかっていればの話ですが。

統一教会が政治的な圧力でもって
実態が報道されるのを潰してきたのであれば、
あまり期待できなかったと思うんですけどね。

しかし、今回、宣伝されることになるのは、
「供託金が高くて選挙に出にくい」という
おそらく誰もが知っているようなことで、
しかも、世間の反応というのは、
同情的になる人はおそらく皆無ですから、
逆効果になることが容易に想像できるんですね。

想定問答の通りの反応がこちら。↓
http://blog.esuteru.com/archives/10035070.html

今回の事件によって、
犯人の人生と主張は
すべて無に帰する訳なんですが、

それと引き換えに
期待できる効果としては、
同様の主張をする小市民が出てきても
同じようにみなされてしまい、
世間から信用されなくなる、ということです。

これで得をするのは
彼が批判していた
宗教などの組織票」の人たちです。

日本の選挙制度については、
「鉛筆で書くことになっているのは何故?」とか、
いろいろとおかしな点があって、

供託金の廃止についても、
これは日本共産党だとかの人たちが
以前から主張していたことなんですね。

不正選挙が発覚した事例についてはこちら。↓
https://note.com/sheltem/n/nd36c75499007

それでこういう話をすると、
「テロリストの思うツボだ!」
とおっしゃる方がおられるんですが、
これは話がごっちゃ混ぜになってると思うんですね。

例えばの話、
考えてみていただきたいんですが、

「反ワクチン派の人が襲われた!」
「ネオナチの人が襲われた!」

だから、

「被害者の主張は正しく、
加害者の主張は間違っている!

被害者の主張を批判してはならない!」

これが通るのであれば、
偽旗作戦というのは、
やはり有効な手段であって、
気をつけないといけないことだと思うんですよ。

そして世の中には、
カルト宗教であったり、
原発利権であったりと、
いろんなタブーがあるんですが、
こういう
反論できないような批判について
言論統制をしいていく上で
この偽旗作戦というのは
使わない手はないわけなんですね。

判決文のような言い回しで言えば、
合理的ではないということです。

こういう場合、重要なのは、
テロリストに惑わされないことだと思います。

今回のように、
犯人が明らかに主張と矛盾する行動を取っている場合は、

しかも、計画犯であり、
キチガイによる犯行でない場合は、

偽旗も念頭に置いて
慎重に考えないといけません。

事件と選挙制度改革とをごっちゃにして
大衆の考えを変えさせようとしている人がいますが、
とんでもないことですね。

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