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英語力を向上させた学習方法を生かして、中国語力アップを図る記事

中国語に精を出せば出すほど、英語が抜けていく…。
2つの外国語力を都合よくキープする方法はないものかと、いつも思いふけっているしぇりーです。

今日は、英国大学院を目指して英語学習に精を出した2年間の学習方法を思い出しながら、中国語力アップに寄与させるべく、振り返ってみます。

ちなみに英語は、IELTS overall 5.0、TOEIC 500点台からスタートし、2年間でIELTS overall 7.0まで行きました。

これは、TOEIC870-970、英検1級水準と一般的には換算されますが、ネイティブと仕事をするにはまだまだ苦労するレベルです。(1対1のコミュニケーションは支障ないが、複数のネイティブスピーカーがいるとなると、会話中迷子になることもある😢)

ちなみに、大学時代はスペイン語を第二外国語として学んでいて、当時はDELE B2まで行きました。英語よりスペイン語の方が話せた時期もあったので、何歳からでも、やる気次第で語学を身につけることは可能だと、体感として思っています。



①単語を覚えて語彙を増やす

しょっぱなから、暗記ですか?という感じなのですが。
語彙は増やしてなんぼだと思っています。

実際、中高時代は英語が得意科目で、文法のロジックはそれなりに頭に入っていた私でしたが、なぜ聞き取れない?読んでも理解できない?かといえば、圧倒的な語彙力不足でした。

文法の土台(*)がある程度あるならば、あとは恐れずにインプット量を増やしていくのみ。色々なトピックに対応できるようになることが大切です。

(*)賛否両論あるかもしれませんが、私は中学英語の文法が理解できていれば問題ないと思っています。

留学を目指していたときは、同じ志を持つ友人と、週一で単語テストを出し合っていました。これが本当に良かったので、勉強仲間がいる方にはおすすめです。

Amazonより拝借
たぶん7-8周はした気がする。
たくさんの参考書に手を出すよりも
一冊を身につくまでやり抜くことをおすすめしたい。


そして大切なのは、単語を覚えても使えなきゃ意味がない。ということで、例文をひたすら口に出して叩き込んでいました(発音のトレーニングにもなります)。例文がスラスラ口をついて出てくるようになると、スピーキングやライティングの試験でもふと思い浮かんだりと応用がきくのでおすすめです。


★私の中国語力★
一番耳が痛いところ。単語学習、全然やっていません。そのため、特に読解で点数が取れず…。試験対策用の本1冊に集中して、少しでも多くの単語に触れる&例文を読む、を実践します🔥


②英英辞典を駆使して英語で表現の幅を広げる

これは、トフルゼミナールのライティング講座を取っていたときに学んだのですが。

今の私の英語力は、この時の訓練にかなり助けられていると言っても過言ではありません。

宿題で毎回、簡単な単語について英語で表現する、ということを繰り返していました。例えば、犬ってなに?本ってなに?こんな感じです。

例えば、”book”をCambridge dictionary で引いてみると、こんな風に表現がされています↓

a written text や、a set of pages と表現するのかほえ〜!と興奮してしまう私はやはり、変態なのでしょうか😂

でもこんな風に、①自分が英英辞典になったつもりで作文する、②実際の英英辞典を見て改善点を考えてみる、を繰り返していくと、段々と、万人に伝わりやすい自然な言い回しがわかるようになってきます。

どんなにレベルの高い難しい単語を知っていたとしても、相手に伝わらなきゃ意味がないですもんね。

私自身、この力を鍛えたおかげで、パッと特定の単語が思い浮かばなくても、周辺の思いついた言葉を用いて会話に繋げていくことが上手になったと感じます。

ライティングはもちろん、スピーキングにも応用できる力です。

本気で英語力アップを目指す方は、英和/和英辞典だけに頼らず、英英辞典を活用していきましょう。


★私の中国語力★
この考え方は、中国語で話すときもある程度役立っていて、失敗を恐れずとりあえずアウトプットできるメンタリティはある。ただし、実力としてはまだまだ…。今はまだ中日日中辞典を手放すのはあり得ないが、HSK6級からは教材が全て中国語オンリーになるとのことで、现代汉语词典などの説明も参考にし始めてもいいのかも。


③リスニング力アップにはTED talk を活用しよう!

よく言いますよね、podcast や海外ドラマ、ニュースなど、たくさん外国語のシャワーを浴びていたとしても、なにを言っているのかちんぷんかんぷんではリスニング力はアップしないと。

そこで使えるのが、TED talk です。実際、私が英国で現地の大学院準備コースに通っていた際も、教材として使われていました。とはいえ、10年前の話なので、今はもっと色々なインターフェースがあるのかもしれません。

TED talk の良いところは、字幕なし、英語字幕、日本語字幕(動画によってはないものもある)の設定を簡単に選べることです。しかも無料。そして、最近の研究結果など、新しくて幅広いトピックが見つかります。学術的なものやビジネス寄りのものなど、学習の目的に合わせてテーマを選べるのも、汎用性があってあらゆる試験対策に向いています。

おすすめは、①まず字幕なしで観る、②英語字幕をつけてみる、③最後に日本語字幕をつけて自分の理解が正しいか確認。そして最後に余力があれば、もう一度字幕なしで、聞き取れるかを確認。

はじめの頃は、一つの動画を10回以上みていました。再生しながらシャドーイングもやりました。スピーカーのジョークまで覚えてしまうほど聴き入っていました。一つの動画をマスターしたところで何になるの?と思うかもしれませんが、聞き取れないまま別の動画に移るよりは、聞き取れるまで一つに集中することをお勧めします。

やり続けていると、突然、「あれ?わかる!」となります。聞き取れたときは本当に嬉しかったなあ。

何度もみたお気に入り動画たち↓


★私の中国語力★
・リスニングは、教材の文章を聞いて、読んで、シャドーイングをして…をひたすら繰り返し。今のところリスニングが一番点数取れる。
・中国ドラマは中国語字幕が付いているのが多いが、まだ日本語字幕がないと無理。ただ面白いのでよく観ている。TEDくらいの長さの、繰り返し見れるような面白い教材があるとよりいいかな…。


まとめ

これまで取り組んだ中で大事だと思った勉強法を3つ、紹介してみました。英語漬けだった2年間のベースにあった学習法です。(英語漬けとはいえ、英語しかやらない環境ではなかったので、もっと集中してやれる方はスピーディーにいけるかもしれません✨)

どれも真新しいものではないですし、インプットする分には自分1人で完結します。

アウトプット(ライティング&スピーキング)は、添削してくれる方がいるのが理想的ですが、なかなかそうもいかないですよね…(最も今はChatGPTもありますね)。とにかく自分1人でもできることから積み上げていくことが大事なのではないかなと思っています。


あとは、これに限らず、楽しい!と思う学習方法を取り入れるのが一番だと思います。その方が続きますので。個人的には、②③は結構楽しいのですが、①の単語暗記が一番つまらないと感じます。そのため、中国語学習でも後回しにしがち…。(改めて、今どの分野の学習が足りていないのか、明確になった気がします)

今月は、実力試しにHSK5級を受けます。当初の予定に比べ、圧倒的に学習時間が足りておらず、だんだんと逃げ出したい気持ちが無きにしも非ずなのですが…笑
年初から、6月を一つのマイルストーンとしていたので、今できる精一杯を出し切ってこようと思います💪


というわけで、引き続き英語力の維持と、中国語力アップに努めますー!外国語学習中の皆さま、共に頑張りましょう😊




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