AIによって変わる未来を考える
こんにちは。
このブログでは「自分の人生を自分らしく生きるために」をテーマに教育、子育て、転職、投資などの話題や情報をお届けします。
今日はAIによって12年後に未来がどのように変わっているかについて考えたいと思います。
12年後という意味
12年後というと孫さんがAIの発展が10億倍になると言われた年月です。
そして、ちょうど私の息子が大学を出て就職する頃の年齢です。
もちろん、私と息子は別々の人格を持つ個人であり、好きなように生きてもらえば良いのですが、好きなように生きる為にも、その頃の未来を予測し準備しておくことは決して無駄ではないはずです。
AIが10億倍発展したらどうなるか
AIが10億倍発展したらどうなるか。
AIが10億倍発展するということがどのような意味を持つのかは、具体的にはわかりませんが10億倍とがいう小学生が言いそうなすごいでかい数ということで、大抵のことがAIで出来るようになると考えても差し支えないでしょう。
少なくとも現在のAIのように望む結果を出力する為にコツがいるようなプロンプトエンジニアリングは必要なくなりそうです。
しかし、社会変化にはテクノロジーの発展だけではなく、3つの要素が必要です。
この中でテクノロジーはAIが10億倍発展するということで条件を満たすとして、あとはマーケットと社会基盤です。
AI発展のスピードに人はついてこれるでしょうか。
私は恐らく、AI発展のスピードについていくのは難しいと思います。マーケットはともかく、社会基盤の方はAIの発展についていくのは難しいでしょう。
このギャップがより顕著になるのは自動運転になると思います。
・事故を起こしたときの責任の所在はどこか
・トロッコ問題のような状況が発生したときどのような判断を下すべきか
技術的に可能でも、こうした各人により正解が異なる倫理的な問題が障壁となり、実用化されるのは事故を完全に防げるインフラが整備された高速道路など限られたものになるでしょう。
AIは仕事を奪うのか
AIが発展したの12年後の未来を考えた場合、私が特に気になるのはAIが大学を卒業したであろう息子の仕事を奪うか否かです。
私はAIが人間の仕事を奪うということに関しては懐疑的です。
人間を使った方が効率的な仕事は残る
まずAIが発展しても代替出来ないであろう仕事が多くあります。
外での土木や建設作業は完全にAIに代替することは難しいでしょう。
それらを完全にAIとロボットで稼働させるとなると、まずそれぞれの場所で巨大スキャン、もしくはドローンで各場所での状況を3D的にスキャンする必要があります。
要は出来なくはないが、それぞれの場所に合わせた大掛かりな設備とロボットが必要となり、コスト的にも能力的にも人間がベストな選択になるのではないかということです。
人はパンのみにて生きるにあらず
AIの方が効率良く多くの仕事をこなしたとしても、人間は仕事をするでしょう。
人間は経済的理由のみで仕事をするわけではなく、仕事そのものを楽しみ、仕事からやりがいやアイデンティティを得ている人も多いと思います。
金銭的報酬が少なくても仕事をしている人が多くいると思います。
その場合、生活費は別の手段で得る必要があり、ベーシックインカムといった制度が必要となるかもしれません。しかし、すぐに制度が対応出来るとは思えず副業などで対応する必要があるかもしれません。
自分の息子にアドバイスするとしたら
私が息子にアドバイスするとしたら、自分の好きなことをするのが一番だと伝えます。
これからは生涯安心と言い切れる企業や仕事は存在しないと思います。逆にAIによってすべての仕事がなくなるということもないでしょう。
つまり、おそらく常に何かしらの仕事はあるが、その時に経済的な理由で仕事や会社を選んだとしても、その仕事や会社が続いていける保証はなく、10年ごとあるいは数年ごとに仕事や会社を選ぶ判断を迫られるようになるでしょう。
であるならば、社会や自分が変化することを前提にした対応が求められます。
変化に合わせて主体的に学びスキルを身に付けるには好きなことを軸にする必要があります。
誰でも嫌いなことを自分で進んで学ぶことは難しいでしょう。
今の給料が低くても、プライベートな時間を使ってでも、自ら進んで学びたいと思えるような仕事を見つける必要があります。
そうしたことを続けていくうちに、点と点とが繋がり結果的に高収入を得ることに繋がるかもしれません。
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