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【春木ゼミ】「幸せな未来」研究プロジェクト」課題① 10年後の未来予測 ~これからの10年~

こんにちは。
このブログでは「自分の人生を自分らしく生きるために」をテーマに教育、子育て、転職、投資などの話題や情報をお届けします。

春木ゼミの課題について考えていきたいと思います。

https://note.com/sheepherder/n/n19c2164b6c98

随分と前置きが長くなりましたが、今日は10年後の未来に私が所属している業界、そして仕事がどうなっているかを考えたいと思います。


車載部品のEMC試験というニッチな仕事


まず、私の働いている業界及び仕事内容について書きたいと思います。


私は車載部品のEMC試験という非常にニッチな仕事をしております。

EMC試験とは不要な電磁波を出さない、かつ、不要な電磁波を受けても誤動作しないということを評価する試験です。

非常にニッチなので競合や経験者は少なく競争は少ないのですが、転職する際に転職先が限られてしまいます。

日本及び先進国の人口は減少する

10年というスパンで見た場合、日本の人口が減少するのは過去の出生数から明らかです。それを補う数の外国人を受け入れない限り日本の人口は減少します。それが良い、悪いという判断はおいておいて日本の人口が減少するということはすでに決まっている事実です。

同様に先進国の人口も減少していくことが考えられます。これから人口が増えていくのは発展途上国や新興国と言えるでしょう。

車載部品の試験という分野に限れば、その市場の多くは海外に依存することになるので日本の人口減少は私の仕事的にはそれほど影響は少ないだろうと思います。

AIは4年ごとに1000倍の進化をする

あらゆる業界、業種において10年後を考える場合、まずはAI抜きでは考えられないでしょう。医療、農業、遺伝子工学と様々な分野で変革が起きるでしょうが、それらのもとになるのはAIでしょう。

先日、孫正義さんがTVで4年でAIの発展1000倍になり、さらに次の4年で1000倍になり、12年後には今の10億倍になると発言されていました。

この発言はムーアの法則を意識したものだと思われます。

ムーアの法則
ムーアの法則とは、コンピュータの性能が2年ごとに約2倍になるとする予測です。例えば、2年前に買ったスマートフォンの性能が100だった場合、2年後には200になるとされています。これは、コンピュータのチップがどんどん小さくなり、処理速度が上がっていくことで実現されます。つまり、次々と新しい技術が開発されてコンピュータが進化していくことを表しています。

AIによる用語説明


ムーアの法則が2年ごとに倍になるというのに対して、孫さんは4年で1000倍なので進化の桁が違います。

孫さんは以前イギリスの半導体設計会社を買収しており、大げさな嘘だとは一概に言えません。10年後にAIの進化が10億倍になっていると考えて未来設計した方が良さそうです。


私の仕事はどうなるか

それでは私が働いている自動車業界とEMC試験という仕事はどうでしょうか。

自動車業界の10年後

私は今後、自動車自体は売れなくなっていくと考えています。

自動車というものがなくなることはないでしょうが、1人1台所有する時代は終わっていくのではないでしょうか。

今後、自動車と人をマッチングすることができ、自動運転で目的地まで行けるとしたら車を所有する意味はなくなり、環境負荷的にも金銭的にも1人1台所有するという需要は維持できないでしょう。

トヨタが掲げるモビリティカンパニーもそうした前提になっているように思います。

とは言え、私は少なくとも10年はそれほど変わらないのではないかと思っています。車の需要が減るとは言え、車自体はなくならずむしろモビリティ化に向けて開発自体は続いていくでしょう。


EMC試験という分野はなくなるのか

EMC試験という仕事はどうなるでしょうか。

Iotで身の回りのモノが次々とインターネットに繋がっていく時代。

量子もつれによる通信がより安価かつ便利に出来るようになる、通信に使用する電磁波が著しい健康被害に繋がるなどの様なことでもない限り、電磁波を使った通信は増えることはあっても減ることはないでしょう。

電磁波を使った通信が増えるということは、EMCの需要も増えるということを意味します。この分野自体は今後も伸び続けることになるでしょう。

AIに私の仕事は奪われるのか

私が現在、携わっているEMC試験についてはしばらくはAIに置き換えられることはないと考えています。

私の仕事は頭も動かし、身体も動かすことを求められます。さらに製品ごとに異なる点や製品の特性等も考慮した臨機応変な判断が求められます。そこにさらにサービス業的な要素も求められます。

それにAIが対応する為には、それぞれ特化したロボットの導入かすべてに対応出来る人型ロボットが必要になります。

補助としてのAIにより人員は減ることはあっても、人がまったくいなくなることはないでしょう。


未来予測をしてみて

私たちは誰でも普段から未来予測をして生きています。

就職や転職、結婚、出産。
それこそ、日常の仕事や生活でも未来を予測し、それに従って判断をし生活しています。

将棋においてはアマチュアは3手先まで読めれば十分という一方で、藤井聡太 竜王・名人は40手先まで読むこともあると言います。


私も今まで未来を予測し、それをもとに判断することで生きてきました。しかし、それを文章にまとめたことは今回が初めてです。


今まで頭の中でのみ漠然とした不安や希望という形でしていた未来予測を、文章にすることでより考えが深まり明確化されたと感じています。

さらに、文章にすることで10年後に答え合わせをする楽しみも出来ました。

未来予測を文章化することが思いのほか楽しく学びになったので
今後、自分の仕事に直接関係のないAIや人口などについても文章化してみたいと思いました。

こうした機会をくれた春木ゼミに感謝したいです。


これを読んで下さった方にも10年後や50年後の未来を予測し、文章などの形で残してみることをお勧めします。

意外と漠然と思っていた未来と違う形が見えてくるかもしれません。

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