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心身を壊すくらいなら仕事を辞めよう。

こんにちは。
このブログでは「自分の人生を自分らしく生きるために」をテーマに教育、子育て、転職、投資などの話題や情報をお届けします。

先日、仕事場でよく突発的に休む人の話になった。

以前、一緒に働いていたその人は50代で駐車場までは何とか来ることが出来るが、そこからなかな来ることが出来ないらしい。

どうやら前の職場であまりに残業が多いため精神を病んでしまったらしい。

私は精神や身体を壊すくらいなら仕事を辞めてしまった方がよっぽどマシだと思う。あくまで仕事は人生をよりよく生きる為の手段に過ぎない。ましてや、仕事や会社なんてこの国だけでもいくらでもある。


人間の身体にも降伏点がある

材料力学の世界には降伏点というものがある。

図1. 応力とひずみの関係(軟鋼の例)
ものづくりドットコム 
https://www.monodukuri.com/gihou/article/3497

降伏点の前を弾性、後を塑性と呼びます。弾性の範囲では、力を取り除くと元の形に戻りますが、降伏点を超えて塑性の範囲まで力を加えると、変形が大きくなる力はこれを取り除いても元に戻らず変形が残ります。

ものづくりドットコム 
https://www.monodukuri.com/gihou/article/3497

ばねを伸ばしていくとある地点から元に戻らなくなる。そこが降伏点である。

私は人間の身体にも降伏点があると思う。

それ以上無理をすると、その後休んでも元のようには生活できない境目があると思う。

それは材質によって異なるように人によって異なる。

ある人は月の残業100時間働けても、別の人には20時間が限界だったりするのだ。


降伏点を超えて仕事をしてはいけない

自分の降伏点を見極めて仕事をするのは難しい。

だから、もう限界だというところまで仕事をするべきではない。

そこまでして会社に身を捧げても、身体を壊したときには、ほぼ確実に会社は助けてはくれない。

自分の身を守るのは自分なのだ。

限界を超えた仕事を要求するような会社を辞めてもいくらでも企業や仕事はある。

結果的に仕事を辞めて、なかなか次の仕事が見つからなかったとしても、降伏点を超えて身体を壊すよりははるかにマシである。

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