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映画と寄付の話

こんにちは!
今日は少し肌寒い東京ですね。
体調崩されていませんか??
今日は長いです。そして真面目です。でも、ぜひ読んでください。

映画『教育と愛国』を観てきました

まず、ほんと、これは見に行ける人は行ってくださいーーー(涙)
こんな風に、誰かに映画を薦めることって殆どないんですが、多くの人に見てほしいです。
いま何が教科書を作る現場で起きているのか、教育に、学問に、どんな風に政治が介入してきているのか、ホラー映画よりもホラーでした。
嫌だよ、そんなの観たくないよ、って思うかもしれないんですけど、わざわざ怖いものを見に行きたくないという心情はわかるんですが、私たち大人がそういうものから目を背けてきた結果が、なんか”今の日本”なんじゃないかと思うんです。

公式サイト貼っておきますので、行けない方は予告だけでもどうぞ。
これだけでもまぁまぁ怖い。

感想はTwitterに書いたのですが、こちらにも載せておきますね。

観終わって「まだこの映画が上映出来てるだけ良かったね……」って思わず夫が呟いていたけど、こういう映画が上映出来なくなったら本当の意味で“お終い”ですね。色んな意味で怖い、だけど観て良かったです。

普段は自分のツイートに反応があろうがなかろうが気にしないんだけど、これはあまりに反応なくて思わずツイートし直した。ほんと見に行ける人は見に行ってほしいです

や、ほんとこのツリーはすぐ消すけど、“自分は分かってます”って思ってる人ほどショッキングだと思う。あぁ、こんなにも教育に入り込んでるのかって。ホラーよりもホラーだったけどこれが現実なんだなって

わたしは某国会議員と某ジャーナリスト?のお茶会みたいなシーンと、某幼稚園の園児たちの運動会のシーンが一番薄ら寒かった。あれ見て何も思わないなら、何も感じないとしたらすごく怖い

あと、井浦新さんのナレーションがとっても良かった。この薄ら寒い現実を淡々と語っているのに声に暖かさがあった。もし家の近くでやっているならほんと観に行ってほしい。そして自分の頭で考えることを絶対止めないでほしい。思考停止した人の末路を見た気がするし、そのさらに末路は国を滅ぼす

ただ、映画に出てきた一橋大学、大阪大学、早稲田大学の先生方、大阪の平井先生のような方がいて下さることは本当に希望
特に平井先生、モヤモヤ本のZoomイベントでお話を聞いたことがあるので、勝手にすごく親近感だったんだけど、あんな大変なことがあったんだなって初めて知りました。それに屈せず今も色々発信して下さることの勇気は底知れないです

酔ってたので、すぐ消すつもりだったんだけど、本心だなぁと思ってそのまま残してあります。で、なんで酔ってたかというと、映画見終わってから時々行く韓国料理屋さんに行ってたからなんですけど、その時のこともツイートしました。

これが本当にわたしの本心です。

少しでも気になった方、公開劇場少ないですが、ぜひ!

女性への支援を行うNPOに寄付をしました

https://www.unwomen-nc.jp/donation/#kifu

右手のしていることを左手に知られてはならない、というのを信条にしてるので(え?初めて聞いた!って言われそうw)、人から善行ととられそうなことを自分がやってもそれを人に話したりこうやって書くことは普段全くしません。

ですが、前にキムソクジンさんがずっとユニセフに募金していたのを隠していたけど、いい影響があるからと言われて公表したことがありましたよね。
今回はそれと同じ気持ちでちょっと書いています。

というのもまず、なんで急に女性支援の寄付?ってところです。
実は今回のBTSのアルバムに収録されている曲の中に、性犯罪で現在裁判中の人が携わったものが入っています。被害者の方のご遺族からの訴え、そして同じ被害に遭われた人から訴えられています。
それについて、BTSの事務所も彼らからも今現在、特にコメントはありません。
(裁判中だからかな?とも思うのですが、加害者は一部の暴力を認めているし、もうその時点でまっくろくろだよって思うんですけど)

詳しくはこちらのブログがとっても詳しくまとめてくださっているので、読むのが辛くない方は読んでみてください。

そして、自分が購入したCDのお金が回り回って、その加害者のお財布に入るかもしれないということは、やはり気持ちの良いものではありません。
でも、彼らの音楽も好きだし、彼らも好きだし、買わないという選択肢はわたしにはなくて。
こんな風に人はあらゆる矛盾を抱えて生きる生き物なので、これはもう仕方ないし、自分を必要以上に責めることはしないんですが、ちょっとモヤる部分もありました。

で、一部のARMY(BTSファン)の方達が、そういう性被害に遭われた方とかへの寄付ができないか?ということで少しずつ行動を始めたんです。
本来ならその直接被害に遭われた方に届くような形が望ましいのでしょうが、それは難しいようで、代わりにこういう寄付先ならどうだろう?という候補を上げていました。
そのうちの一つに、わたしも少額ですが寄付をしました。

この行動も、楽しいところだけ楽しんで、寄付だけして贖罪みたいなつもりか?みたいな批判とかもあると思うんです。偽善者じゃん?ってやつですね。
実際、”シャットダウン”といって、こういう情報を入ってこないように、楽しいことだけして、それでアルバム発売を盛り上げよう!というムーブメントもあったようですし。

でも、ちょっとこの”シャットダウン”の考え方って、政治や差別に対しての”見て見ないふり”にちょっと似てるなぁとも思いました。

こういう風に声を上げたり行動したり、政治の話したりすると必ずそれを「めんどくさいよね」「ダサいよね」っていう人が出てくるんですよね。楽しんでるのに水をささないでよって。
直接そういう言葉を使わないまでも、「あぁ、そういう話するんだ」みたいな空気。
そういう人は、自分がもし助けを求めなければならなくなったり、差別されて怖い思いをしたときに初めて”自分ごと”として認識するんじゃないでしょうか。めんどくさい、じゃなかったわって。

ちょっとひるねこBOOKSさんの昨日のツイートも思い出しちゃったけど

いや、可愛いものも置くし、政治的な話もするし!です。
推しの話もするし、政治的な話もするし!です。

さっきも書いたように、人間は矛盾だらけです。
そんな自分に嫌になってしまうこともあると思う。でも、どんな側面も自分自身だし愛してあげたいです。
だから、もし(あぁ、何かしたいけど、私は寄付とかそういう行動はちょっと無理だ)という人も自分を責めたりしなくていいと思う。
あまり、あれやこれができない理由を探さなくていいと思う。

優しい人ほど、自分を責めますよね。
(ウィバスでジミンちゃんがほんと謝りがちなのも、優しい人なんだなって思って見ています。でも、構造が彼に目的語を抜かして謝らせているなら、おいこら、ちょっと会社!ってなるけど←)

さてと、長くなりました。
なんかね、他に書きたいことがあったんですが、もうお腹いっぱいでしょ。
わたしもです。

最後に、今日更新されたWeverseマガジンのリンクだけ貼りますね。

ジンくんはいつも思うけど、とても自分を客観的に見ているし、メンバーとしても今回指の怪我で俯瞰して見ることができたことで、さらにパワーアップしたんだろうなって。
いつもわたしにいいエネルギーをくれます。

あと、お衣装、どうなさいました?素敵ですね。
壁紙にしました(TMI)

ではでは、また!

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