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1.17に思うこと

◎1月17日に思うことあと2日で1月17日になる。 1月17日は私の誕生日でもあり、阪神・淡路大震災が起きた日でもある。 明後日は、私の25歳の誕生日であり、震災から25年目という"節目"の年でもある。 1月17日が近づくと、心がざわざわすることが多くなる。 心をざわざわさせながら、ぐるぐると考えて、結局いつも「日々を大切に一生懸命に生きることが、今の自分にできること」という、とても大切だけどもふわふわ掴みどころのない思いに至る。 毎年やっぱりこの思いに行き着き、納得し、ま

    • 初めての獣害

      「畑したいんですよね〜」の言葉が大家さんの耳に入り、大家さんより畑をお借りすることができて、「しふぉ畑」と名付けて畑を始めてから、今年の-月で1年が経過した。 しふぉ畑を始めて思ったこと、考えたこと、感じたことは本当にたくさんある。 早くnoteにまとめたいと思いながらできていないのだけれど、それは追って書くことにして、このnoteでは「初めての獣害」について書きたいと思う。 ◎しふぉ畑の夏の様子今年の春、たくさんの夏野菜を収穫することを妄想して、雪解けた大地を前に畑の準備

      • 九州の漁師さんから届いたSOS

        先日、たまたまデパートに行く機会があり、とても久しぶりにデパ地下に行きました。 デパ地下のお魚コーナーを覗くと、お刺身やお寿司が綺麗に並べられていました。 ここ数年、ポケマルで働き始めてからは特に、ポケマル生産者さんや知り合いの漁師さんから、「海が変化している」という声を聞くことが多くあります。 でも、久しぶりに訪れたデパ地下で、綺麗に陳列されたお刺身やお寿司からは、海の変化なんて全く感じることができなかったし、魚介類ひとつひとつが異なる生命であるなんて全く感じることができ

        • 苦悩と希望を抱き、ゆっくりいそげ

          ◎はじめに先月頭のことだった。 私の勤める会社「ポケットマルシェ」の代表である博之さんと話していた時のこと、クルミドコーヒー店主の影山知明さんの著書「ゆっくり、いそげ」をおすすめいただいた。 おすすめいただいた後、友人が店主を勤めるアカゲラブックスにて、早速「ゆっくり、いそげ」を購入した。 博之さんで勧めてもらったこともあり、「ポケマルだったらどだろう?」を考えながらこの本を読んだ。 このnoteには、「ゆっくり、いそげ」を読んで印象に残っていることを、ポケマルの苦悩と希

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        1.17に思うこと

          「世界」のぜんたい幸福

          1年ぶりにコラムを書いた。 途中からファンタジー感強めなのだけれど、今のわたしが思っていることにきっと違いない。 せっかくなので、noteにも残しておこう。 *** 会員のみなさまへ お久しぶりです。 会員のみなさん、いかがお過ごしでしょうか? メールを辿ってみると、前回は、ちょうど1年ほど前にコラムを書いたみたいです。 1年前の今頃は、とにかく社会と自分に絶望していた時期でした。 前回コラムを書いた時は神戸の実家にいましたが、今は宮城県川崎町で暮らしています。 コラ

          「世界」のぜんたい幸福

          ちょうど1年前のコラム

          わたしが学生時代インドで活動していた団体の代表から声をかけてもらって、1年ぶりにコラムを書くことになった。 コラムを書くにあたり、ちょうど1年前に書いたコラムをその時以来に読み返して、「ああ、なるほど、こんなこと思っていたなぁ」と思い出した。 せっかくなので、noteにも残しておこう。 *** 会員のみなさまへ お久しぶりです。 コロナによって世界や世間が大きく変わっていますが、みなさまいかがお過ごしですか。 わたしは、コロナを含む非常事態のしわ寄せを受けるのは社会的に

          ちょうど1年前のコラム

          想いを込めた買いものから幸せが連鎖した

          想いを込めて贈りものをしたら、思った以上に幸せが連鎖した。 幸せの連鎖があまりにも嬉しかったので、せっかくだから、noteに書き留めたいと思う。 ◎マザーハウスのチョコレート「途上国から世界に通用するブランドをつくる。」という理念のもと、途上国でかばんやジュエリーなどものづくりをしているマザーハウスというブランドがある。 その理念も大好きだし、その理念に関わらず、マザーハウスのひとつひとつのプロダクトも大好きだ。 そんなものづくり屋さんのマザーハウスが、チョコレート屋さんの

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          明日世界が滅びるとしても、私は今日、りんごの木を植える

          2月13日土曜日の深夜、一心不乱にnoteを書いた。 深夜2時にnoteを書き終えた後もなかなか寝付けなかったけれど、さすがに身体は疲れていて、布団に入って気がついたら眠っていた。 ◎日曜日のできごと2月14日日曜日の朝は遅めの起床だった。 「寝坊したなぁ」と思いながら外に出ると、外は春みたいなぽかぽか陽気で驚いた。 そのあたたかさに、励まされたし、鼓舞された気持ちになった。 つい数時間前に起きた地震の後にでも、いつものような朝、ましてや、あたたかくてウキウキするような

          明日世界が滅びるとしても、私は今日、りんごの木を植える

          震度6弱を体験して

          今、2021年2月13日土曜日23時46分です。 23時8分頃に、宮城県川崎町にて、震度6弱を体験しました。 地震が発生してから約40分が経過しようとしていますが、今でもドキドキと震えがおさまりません。 断続的に余震も来ています。 役に立つのか立たないのか、意味があるのか、不適切な行動なのか、そんなこと分かりませんが、自分の安心と安全を確保した上で、備忘録として、とりあえずnoteを書くことにしました。 ◎その時のこと家でひとりで「もう寝ようかなぁ」と思っていた時、地震が

          震度6弱を体験して

          市場流通を知り見えたこと、考えたこと

          私は現在、「ポケットマルシェ(通称ポケマル)」という会社で働いている。 ポケマルは、生産者と消費者が直接つながり生産物を直接買うことができるプラットフォームで、ポケマルでの買い物は、八百屋さんやスーパーなど市場を介しての買い物とは異なるため、一般的には「市場外流通」にあたる。 市場流通があるからこそ市場外流通があるのだけれど、いわゆる市場外流通にあたる会社で働きながら、私は市場流通についても市場外流通についても全くの無知だった。 そもそも、無知だということにも気づていなかっ

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          美しいと思える心と、感謝の心

          ◎いつもの道が紅葉した10月末から11月頭にかけて、1週間ほど川崎町を不在にしていた。 10月末はちょうど葉っぱが色づきかけていた時期だったので、「紅葉が綺麗な時期を逃しちゃうかなぁ」と少し心配しながら、川崎町を発った。 11月頭に1週間ぶりに川崎町に帰ってきたら、1週間前よりも冬の気配は濃くなっていたけれど、「明日の朝は温泉へ行った方がいい、なぜなら紅葉が最高に綺麗だから」という友達の言葉から、シーズンは逃さずに済んだことが分かって、少しほっとした。 翌日、友達に言われた

          美しいと思える心と、感謝の心

          玄米と虫

          ◎白米から玄米へ私は今まで、何も考えずに、本当に文字通り何も考えたり思いを馳せたりすることなく、お米を食べていた。 実家でお米と言えば白米で、だからわたしも何の迷いもなくスーパーで白米を買うことが普通だったし、白米を食べることが普通だったし、そのわたしの「普通」に対して何か思ったり考えたりしたことは一度もなかった。 川崎町に来てから、玄米を食べる機会が多くなった。 というのも、よく一緒に食事をする利奈ちゃんの家のお米は玄米だからだ。 だけど、「利奈ちゃんの家はなんで玄米なん

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          雑草を初めて食べた日

          ◎雑草という草はないわたしの好きな小説「植物図鑑」には、「雑草という草はない、すべての草には名前がある」という言葉が出てくる。 わたしはこの言葉を初めて目にした時、この言葉から、ひとつひとつの草に対する敬意を感じた。 わたしは草を草としか捉えたいなかったから、この言葉には何だか衝撃を受けて、小説を読んだのは随分前のことなのに、今でもずっとこの言葉を覚えている。 ◎草を抜く今日の午後、数十分の短い時間だったけれども、利奈ちゃんと重雄さんと一緒ににんじんの芽の周りの草抜きをした

          雑草を初めて食べた日

          植物のしたたかさ

          ◎つわぶき3月中旬、祝島からつわぶきが送られてきた。 つわぶきは山菜の一種で、海辺に生えているらしい。 ダンボールを開けた瞬間、野生感というか地球感というか、都会の道端ではお目にかかれなさそうな空気を纏うつわぶきを見て、東京のアパートで「うわぁ」と呟いたのを覚えている。 大地から切り離されてもまだ溢れる力強さに、なんだか少しひるんだけれど、なんだか少し心が踊った瞬間だった。 (ダンボールいっぱいに届いたつわぶき) つわぶきは、食べるまでの下処理がとっても大変だった。 調理

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          ただ思うこと

          ◎ここ2か月の出来事人生は、なにが起きるか分からないなぁと思う。 25年しか生きてない小娘がなにを偉そうに!って感じだけれど、わたしは本気でそう思っている。 いや、正確には、そう思っていた。 3月末にコロナの影響で神戸に帰ってきた。 いや、正確には、コロナは単なるきっかけでしかなくて、わたしは東京を離れたかったし、神戸に帰りたかったのだと思う。 神戸に帰ってから1か月とちょっとの期間、会社に籍はあったけれどコロナで休業していたこともあって、ほぼ無職だった。 いや、正確には、

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          不可思議/wonderboy

          久しぶりに不可思議の曲をきいた。 不可思議/wonderboy 「生きる」 https://youtu.be/X9t0wZS-8zk インドに行くとよくきいていたなぁ。 いつの間にか、インドでもきかなくなったなぁ。 あっしーのnoteに不可思議が出てきて、久しぶりに思い出した。 久しぶりにきいたら、なんだかすごい圧倒されちゃって、この気持ちはなんと言えばいいのだろう。 今までになく、1番ずしんと届いてきたような。 不可思議を知ることができる時代に生きていて幸運だなぁ。

          不可思議/wonderboy