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中国・横店影視城に個人旅行で行ってみた。その2



旅行2日目:秦王宮と梦幻谷、そして業務スーパー

ホテルで朝ごはん
実はこの旅行中はほぼ全日雨予報だったのにもかかわらず、目覚めるとなぜか晴天! そんなに行い良くないんだけどな! うきうきしつつ朝食会場へ。
朝食会場は1階ロビー横。
こじんまりとしたビュッフェと麺カウンターがありました。

1階ロビーのカフェスペース。きれい。
朝食ビュッフェは日本と変わらない感じ。
麺カウンター。目玉焼きもトッピングOK。
朝食の残骸。ワンタンはたっぷり盛り。


中国のホテル朝ビュッフェあるある? の蒸しさつまいもと蒸し長芋。
長芋のほうは特に気に入って、日本に帰っても自分で作るように。小腹が減った時にちょうどいい。
麺はワンタンをチョイス。簡体字の「ワンタン(馄饨)」はうどんに見える。薬味(ネギ、パクチー、四川辣油、中国漬物など)が入れ放題なのが嬉しい (^o^)。
何度も言うけど、1泊4,000円でこれなら大満足。

ところで、中国ではレストランの各テーブルにポットがあって冬はお湯が飲めました。夏もお湯なのかしら。
ふだん日本でもお湯ばっかり飲んでいて中国にもマイポット持参の私は大喜び。ところが、このお湯がすごーくカルキ? 浄水剤? 臭い…。10歳歳上の同志は許容範囲(80年代の東京の水道水みたいとのこと)と言うけど、私はどうしても受け付けず。ホテルで唯一無味無臭のお湯が出る蛇口(たぶん浄水器付き)を探し出して、勝手にお湯汲みしてはスタッフに怒られてました。

景区ひとつめ:秦王宮

駐車場横の道路向かいがホテル。©横店影視城HP
ホテル入り口から見た秦王宮。昨日の到着時は暗くてよく見えなかったので感慨ひとしお!

朝食後はホテルの目の前にある秦王宮に歩いてGo!
さすが横店で一番の名所なだけあって、入口から観光客が多い。旅行スケジュールは中国の祝日に重ならないように注意して決めたのだけど、団体ツアー客(お揃いの帽子もしくはベスト着用)と修学旅行? の小中高生が特にたくさんいました。日本人にとってはまあまあの混雑だったけど、中国人にはこの程度は何てことないレベルなんだろな。
さて、チケット売場の有人カウンターでパスポートを見せて3日間有効のチケットを購入(520元くらい)。3日間有効で4つの景区+梦幻谷に入場できるらしい。だけど、ひとつの景区に1度入ったら2度と入れません。いけず! 世知辛い! 秦王宮は近いんだから毎日朝晩と散歩したかったのに!
ちなみに横店の景区は主なところだけで秦王宮、明清宮苑、清明上河图、広州街・香港街の4か所で他にもあり。私たちの横店実動日数3日間で4か所全部をまわるのは不可能。結局、景区を回ったのは2日間だけだったから2日間有効チケットでもよかったのかとも思ったけど旅の予定はわからないし、まあドンマイ。

横店影視城公式サイト:

ついでにカウンターで、この旅で何がなんでも行きたい場所のひとつである春秋・唐园拍摄基地に予約なしでも入園できるか聞くと、直接行ってOKとのことで大喜び。春秋唐园のweb予約には中国の電話番号登録が必要なため、日本では予約できず入園できるかわからなかったのです。
ちなみに春秋唐园とは、『陳情令』では藍忘機が魏無羨を待っていた、『山河令』では老温が泥酔し、阿絮とパイセンが戦ったあの橋がある撮影所です! ここは団体客が来るような観光地としての景区ではないけど、ふつうに一般客が見学OKの撮影基地。ここが横店での最重要ポイントとまで思ってたくらい私にとっては思い入れの深い場所なのでした。春秋唐园には先ほど購入した3日間有効チケットでは入園できず、改めて入園料が必要とのこと。これは事前に調査済みなので問題なし。
ちなみにチケットカウンターのスタッフとの間には仕切りがあり、スタッフの声は仕切り手前にあるスピーカーから聞こえます。基本的なことは同志が中国語でやりとりしてくれたのだけれども、細かなことは翻訳アプリがないとわからないので、こちらの質問はアプリで日本語→中国語変換して画面をスタッフに見せる(スマホを仕切り向こうに渡す)、スタッフの返答はスピーカーにスマホを近づけて翻訳アプリで聞き取り・翻訳してました。便利~(^^♪

いよいよ入場!
入口近くには俳優たちの写真がプリントされた旗が吊るされていて、その中には『琅琊榜』の靖王役でおなじみ王凱が…。1日目に自販機で遭遇したのは飛竜役の呉磊くんだったし、もしやこの旅は『琅琊榜』とご縁があるのでは?

「やすし~~!!!」

おばちゃん2人は秦王宮入っただけで感極まってなかなか先に進めない (笑)。 王宮に続く道に設置された観光用のあれやこれやにいちいちひっかかる。
秦王宮については説明よりも写真でどうぞ。

やすし門(語弊)をくぐると、裏側の門壁に秦王宮で撮影した人気ドラマがずらり。
こちらは琅琊榜
陳情令
有翡
やすし門(続・語弊)をくぐると見える景色。ここらから感動でもう足が進まない…
上の写真に写る門をくぐるとここに出る。
陳情令で清河から出兵するときのシーンでおなじみ。
ジャーーーン! これが秦王宮!

秦王宮内部。
修学旅行?で記念撮影の小学生。うるさいけどかわいい。
見覚えのある渡り廊下…琅琊榜かな。
ショーの演者と思われる皆さん
中国観光地あるあるの立体アイス抹茶味。味はふつう。
横を通り過ぎる小学生に大人の財力を見せつける。
フェイク静室。
こんなんで騙されると思うなよ!と言いつつもれなく撮影。
脇にある門。
ここでワイヤーアクション体験ができるらしい。
いーぼが一緒に飛んでくれるなら考えてやってもいい。

王宮裏側には劇場があり、別料金(確か80元くらいだった記憶)を払ってショー? が見られるもよう。別料金払ってまで…と乗り気にならなかったけど、今思えば見とけばよかった!
ホテルのチェックイン時に各景区で行われるショーのタイムスケジュールがフロントに掲示されてるのを発見したのだけど、そんなに気にしてなかった我々。事前にショーについては全然調べてなかったし情報もほとんどなかったので。
この後3日目の晴明上河图で初めてショーを見ることになるわけだけど、これが本当にすごかった! 日本から横店行った人のブログやらTweetやらは相当調べたけど、ショーについて書いてた人はほとんどいなかったように記憶。日本で想像する遊園地や観光地の子ども向けショーとはレベルが違う規模と内容なので、もしまた横店に行けるなら全景区の全部のショーが見たいと思うほど! 詳しくは3日目の記事をご覧あれ。

秦王宮はとっても広かったけど、まあこんなもんかなという程度。建物は大きいけど数が多くないから見所は少ない印象。
コスプレ衣装レンタル店は宮殿内にもたくさんあったし、ワイヤーアクションの体験もできるようでした。自分にうっとりすることなどついぞなく、高所恐怖症のおばちゃんにはどちらも縁がないのでした。

昼ごはん

次は梦幻谷に行きたいのだが(秦王宮から歩いていける)、その前に腹ごしらえということで道中にあるレストランへ。
昨夜のレストランで気になってた長芋とキクラゲの炒め物がここにもあったので、それと鶏肉のスープに白飯を注文。壁貼り付けの写真メニューはどこのレストランも共通なのか。
炒め物は期待通りの美味! 長芋がしゃきしゃき、キクラゲはこりこり。鶏肉のスープには鳥さんが丸ごとこんにちは (笑)。下に写真掲載しましたが、苦手な方はさーっとスクロールして回避してくださいませ(記事アップ時にnote公式さんに丸ごと鳥さん写真をカットされました。残念)。さすがに頭と手足は食べられなかったけどこのスープも美味しかった~。日本から近いんだから、ビザとかいらないなら夕飯食べるためだけに中国に来たいと思うほど食事は美味しかった。油っこいのを想像してたけど、品を選べばあっさりしてるのもたくさんあったし。

長芋ときくらげの炒め物。あっさりで美味。
こちらが例の鳥スープ。

お会計(105元)を払って、次は梦幻谷へ!

景区ふたつめ:梦幻谷(Dream Valley)

©横店影視城HP

梦幻谷は少しの撮影所と大きな遊園地が合体した景区で開園は午後3時。入場門に着いたのが2時半ごろだったので少し待つことに。このころ雲行きがあやしくなってきて、いよいよ予報通り雨が降りだす気配。

梦幻谷の入場門。雲行きが怪しい…。
入り口付近のハロウィーンっぽい装飾

3時になったけど開園の合図も何もないので、いいのかな? と遠慮しつつ入園。いざ撮影所エリアへ! ここ梦幻谷の撮影所は、『陳情令』で姑蘇の町に夜狩に出かけた藍氏と江氏御一行(魏無羨含む)が帰途で船に乗るシーンが撮影された水郷エリア。しかし探しても探しても撮影所エリアの入口がない…。どうやらこの撮影エリアは入れないみたい (TДT)ウウ、ムネン…。
諦めきれなくて(大好きなシーンだから!!)、付近をうろうろしてたらキョンシー(ふうのメイクをした人)がいてびっくり。そういえばハロウィーンの季節はキョンシーのショーが行われるそうで、今日は夜7時から開催と入園時に案内されチケットをもらったっけ。キョンシー見たいけど時間が遅いなあとふらふら歩いていると観覧車前に。
開園してるのに観覧車はなぜかまだ動いておらず。この観覧車はけっこうな大きさで秦王宮からも見えるくらい。水郷エリアの撮影所には入れないけど、この観覧車に乗ったら内部が上から見られるのでは? と思い、ダメもとで観覧車の乗り場に行くと仕事せずのんびりしてるスタッフ女子2名を発見。身振り手振りで観覧車を動かしてもらうよう頼むと、観覧車は動きだし我々が今日最初の客に。観覧車は楽しいというより怖かったけど(高所恐怖症)、目的の水郷エリアはばっちり見えて大満足なのでした。

観覧車から見える秦王宮
ここがあの水郷!
船上で魏無羨が藍忘機にビワをパシッと投げるあのシーンですよ~。

観覧車を降りたところでポツポツと雨が降りだしたかと思ったら、いきなりのどしゃ降り。梦幻谷は早々に切り上げて、前日に目をつけておいたスーパーにタクシーで行くことに。うう、キョンシー・ショー見たかったよぅ。

スーパーは日本の業務スーパーみたいな感じで、おじゃと「レイたま」こと(私が勝手にそう呼んでるだけ)张艺兴くんの商品がいくつかあって、いーぼもちょっといてまあ満足。このへんの下調べをもっとしておけばよかった。

だいすきレイたま(张艺兴)。
おじゃ。写真撮るの下手でごめん…( TДT)ゴメンヨー。
ちょこっとだけいたいーぼ。


この日は雨がやまないし疲れていたので、ホテルで夕飯を食べて終了なのでした。

3日目に続く。
中国・横店影視城に個人旅行で行ってみた。その3








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