記事は「切り口」が生命線!/Fコンテンツ(藤子レビュー)700本達成記念記事
最近はペースがすっかり落ちておりますが、藤子Fノートのメインコンテンツは藤子F作品のレビューでございまして、ようやく昨日で700本目の記事を書き上げることができました。
これまでかなりの作品を取り上げてきましたが、まだまだ扱うべき藤子作品は数多く残されており、語らねばならない「切り口」もふんだんにあります。
従いまして、今後ペースが早まることはないでしょうが、細く長くあと数百の記事を書くことになるのではないでしょうか。
今「切り口」と書きましたが、藤子Fノートでは藤子F先生の描かれた全作品を俯瞰して、その中から複数の作品に共通するテーマを見出すことに注力してきました。この「切り口」を見つける作業こそが、このnoteの生命線だと考えてきたのです。
別の言い方をすれば、色々な藤子作品に登場するモチーフを一つ取り上げて、そのモチーフを主軸に描かれた数本の作品をピックアップして一括りにするという企画を思いついたことで、重要な鉱脈を掘り当てた気がしたのです。
例えば初期の頃には、「ジャイ子の成長記録」や、「キャラクターが入れ替わる話」や、「迷探偵演じる藤子キャラ」といった「切り口」を見つけて、数本の作品を並べる企画記事を書きました。
これが非常に手応えがありまして、何かnote楽しいかも、と心から思えるようになりました。
書き手としては、切り口を考える(=編集者的作業)ことと、実際に記事を書く(=ライター的作業)ことを同時に行っている感覚になりまして、これがすこぶる楽しいのです。
そしてビュー数もこのあたりから増えていき、読者の受けも良くなったように感じました。
直近では「のび太と鏡の中の世界」ということで「ドラえもん」から4作品を選んで、それぞれ全く異なった鏡の世界を紹介する記事を書きました。これもずっと考えていたテーマをついに書き上げたという満足感があります。
このように、藤子Fノートでは、藤子作品の中からいかに多くの「切り口」を見つけていけるかが、今後の存続の鍵を握るのではないかと考えています。
では、今後どうような「切り口」を準備しているのか。
まずその前に、どうやって「切り口」を見つけているかですが、これが案外と地味で地道な作業となっています。
僕の場合は、空いた時間などで大全集をパラパラと読んだりして、「あれ、これどこかで読んだお話と似ているぞ」というようなものを見つけて、すかさずメモを取るようにしています。
そのメモはエクセルに落とし込んで一覧化し、しばらく熟成させておくのがポイントです。時間を置くことで、もう少し広がりのあるテーマに膨らませることができたり、同じ切り口の別の作品が見つかったりするからです。
今エクセルを開いてみますと、早く書いてみたいネタがいくつも目に入ってきます。これを他の記事とのバランスを鑑みながら、順番に記事化させていくのです。
ちなみに、数本だけ今後のネタを書き出してみると・・・
何ていうようなものがあります。どうでしょうか? 気になるようなものがあれば幸いです。
「切り口」別の記事の他にも、「初期作品集」「少しマイナーな児童向け作品」というような、掘り出しものに光を当てる企画もありますが、これもまだまだたくさん残っております。
・・・ということで、ネタだけは万全に残されておりますので、後は時間を作りまして、藤子レビュー(=Fコンテンツ」をひとまず1000本に向けてもうひと頑張りしてみたいと思います。
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