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いのちのやくそく・目に見えない幸せな世界(その2) 172

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いのちのやくそく(池川明、上田サトシ著、2016年8月1日、センジュ出版より発売)より抜粋して、少しずつマガジン『いのちのやくそく』に書いています。
今回は、「目に見えない幸せな世界(その2)」です。

以前、池川明先生とのコラボ講演会をした時、
お客さまから「死産、流産、中絶」などを経験をされた方々のお話をお聞きする機会がありました。

それぞれに、人に言えない深い悲しみや苦しみを抱えていて、胸を引き裂かれるような思いを、言葉を紡ぐように語ってくださいました。
数十年も前の流産のお話を涙ながらにされたりと、心の傷はなかなか簡単に癒えるものではないのだと思いました。

そうして話されている方の、亡くなられた子どもに対する深い思いや愛は届くようです。
話をされている女性の方の横で、スカートの裾を引っ張って「お母さん、悲しまないで。泣かないで。僕はここにいるよ」という子供の姿が浮かび上がったりする時があります。

そんな子供たちは、明るくて楽しくて、誰かを助けて喜んでもらうのが大好きで、お母さんや兄弟が成長するのを陰ながら支えているのです。

「死んだ後の世界がよく解らない」
そう言われる方もいるかもしれませんが、仏壇の前や写真の前で手を合わせて真摯に話をするということをすると、相手の気持ちが伝わってくるような気がすると思います。

亡くなった人たちがいるから、私たちが生きて前に進むことが出来る。
そう考えると、亡くなっていても一緒に生きていると思えて、胸があったかく感じるかもしれませんね。

下記の関連情報もご覧ください。
・「23週でうまれた赤ちゃん」のお話(ユーチューブ
「いのちのやくそく」続編→「アルジャーノン・プロジェクト」

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縁というのは不思議なもので、お母さんのお腹の中で短い時間を過ごしただけの赤ちゃんであっても、そのいのちは自分の家族をわかっています。

流産や死産、そして中絶を経験されている親御さんなどからは、たいていの場合、おだやかで温かいお子さんの雰囲気を感じるのです。

流産や妊娠中絶を経験されたお母さんたちの中には、自分が悪いと責めてしまう方もいらっしゃいます。しかしほとんどの場合は、亡くなられた赤ちゃんたちは穏やかに、幸せそうにお母さんや家族を見守っているのです。

亡くなられたお子さんについて、多くの人が「死んでしまったこと」にとらわれてしまうのも、理解ができます。

僕の母も、生まれてくる予定だった僕の兄を死産させてしまった経験があります。そのことを思うと僕も複雑な気持ちになりました。

しかし兄がたましいとなって「幸せそうに近くで見守ってくれている」と思うと、以前より兄の存在を近くに感じるようになりました。

もしあなたが、身近な人を亡くされて悲しんでいるなら

「あなたの愛する人は目に見えないたましいの存在となって、あなたやご家族に助けが必要なときに、そっと気づかれないように導いいて助けてくれている」
ということを知って欲しいのです。


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